ページ番号1002847 更新日 平成30年2月16日

イラン:Lundin が Munir 探鉱鉱区にファームインし、Edison とのパートナーシップを構築

レポート属性
レポートID 1002847
作成日 2001-10-23 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 探鉱開発
著者 猪原 渉
著者直接入力
年度 2001
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ <更新日:2001/10/23> <企画調査部:猪原> (2001 MEES 10/8,AOG 10/16) 1.イランの主要探鉱鉱区のひとつMunir探鉱鉱区に,Lundin(スウェーデン)がEdison(伊) よりファームインし,40%の権益を獲得。Edisonは60%の権益とオペレーターシップを保持。2.探鉱コストは40百万ドル以上。両社は第3のパートナーを探している。 イラン:LundinがMunir探鉱鉱区にファームインし、Edisonとのパートナーシップを構築 1.Lundinのファームインに対し,NIOCが承認 Lundin Petroleum(本社:ストックホルム)は2001年9月26日,イランのMunir陸上探鉱鉱区の権益のうち,40%を同社が獲得することについて,NIOC が承認したことを明らかにした。同鉱区のライセンスは本年1月にEdison Gas(伊)が獲得していたが,その際,Edisonの親会社Montedisonは,最低40-50%の権益とオペレーターシップの保持を条件に,1社またはそれ以上のパートナーを探す考えを示していた。 Lundinは近くEdisonと正式な権益割り当てを実施する予定である。MEESによると,今回の契約は,ジョイントベンチャーへ要員を派遣する権利を与えられ,40百万ドル以上と見積もられる探鉱費用を権益比率に応じて負担することが求められるという,Ground Floor ベースのファームイン契約になるとみられる。 2.EdisonとLundinは第3のパートナーを求める EdisonとLundinは,探鉱調査が開始されていない段階ではあるが,現在3社目のパートナーを探している。もし商業生産に結びつく発見がなされた場合,Edisonなどのパートナー各社は NIOCに鉱区開発計画を提出することが義務付けられている。また,NIOCとの探鉱契約では,NIOCは他社から開発計画の見積りを取る権利を留保しており,仮にNIOCが他社と開発契約を締結した場合,探鉱パートナー各社は探鉱費用に50%上乗せした額を補償される。 9月26日のプレス発表でIan Lundin社長は「Munir鉱区の探鉱プロジェクトへの参加は,世界で十指に入る大埋蔵量を有するZagros Basinへのアクセスとなるものである。」とコメントしている。Lundinによると,Munir鉱区はKhuzestan州にあり,広さが2690km2である。現在まで1500億bbl以上の原油が発見されているZagros Basinの中に位置し,Bangestanなどの大油田にも近接しているが,Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 1 - サ在まで大半が未探鉱のまま残っているという。 3.今後の探鉱スケジュール パートナー各社は,今後4年間にわたり,地質図の作成,延長800kmの2D震探,広さ150km2の3D震探及び3坑の試掘井の掘削を実施することにしており,2D震探については2002年初頭からの開始を予定している。 4.その他の探鉱プロジェクト イランは,2000年から2001年にかけて,以下の4件の探鉱プロジェクトについて契約を締結している。なお,開発プロジェクト(South Parsガス田開発プロジェクト等)については,E&P動向記事「外国石油企業との新規契約締結が遅れるイランの石油・ガス開発プロジェクト」(2001/10)に最近の動向を掲載しているので,ご参照されたい。 概要 2000年4月に第2次バイバックの探鉱プロジェクトとして最初に調印。 探鉱費用:4700万ドル。 2001年1月にEdisonと契約調印。2001年9月,Lundinがファームイン(40%)。探鉱期間4年間。 作業予定:2D震探800km,3D震探150km2 等 2001年1月に契約調印。 作業義務:2D震探1,400km,試掘井2坑掘削 2001年4月に契約調印。2001年より2D震探,2002年から掘削を開始し,4年かけて探鉱実施予定。 油・ガス田名 西部陸上 Anaran鉱区 会社 Norsk Hydro (ノルウェー) Munir鉱区 Edison Gas(伊) 60% Lundin(スウェーデン) 40% 中部陸上 Zavareh-Kashan鉱区 Mehr鉱区 SINOPEC (中国) OMV (オーストリア) イラン探鉱鉱区図> <Anaran鉱区Zavareh-Kashan鉱区Mehr鉱区Munir鉱区Iran- 2 - Global Disclaimer(免責事項)本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 中東
国1 イラン
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 中東,イラン
2001/10/23 猪原 渉
Global Disclaimer(免責事項)

このウェブサイトに掲載されている情報はエネルギー・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、機構が作成した図表類等を引用・転載する場合は、機構資料である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。機構以外が作成した図表類等を引用・転載する場合は個別にお問い合わせください。

※Copyright (C) Japan Organization for Metals and Energy Security All Rights Reserved.

本レポートはPDFファイルでのご提供となります。

上記リンクより閲覧・ダウンロードができます。

アンケートにご協力ください
1.このレポートをどのような目的でご覧になりましたか?
2.このレポートは参考になりましたか?
3.ご意見・ご感想をお書きください。 (200文字程度)
下記にご同意ください
{{ message }}
  • {{ error.name }} {{ error.value }}
ご質問などはこちらから

アンケートの送信

送信しますか?
送信しています。
送信完了しました。
送信できませんでした、入力したデータを確認の上再度お試しください。