カタール:初の米国向け長期 LNG 輸出で合意、2010 年の LNG 輸出は現状比 5 倍以上に大幅増加か?
レポートID | 1003112 |
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作成日 | 2003-08-01 01:00:00 +0900 |
更新日 | 2018-03-05 19:32:42 +0900 |
公開フラグ | 1 |
媒体 | 石油・天然ガス資源情報 1 |
分野 | 天然ガス・LNG |
著者 | 猪原 渉 |
著者直接入力 | |
年度 | 2003 |
Vol | 0 |
No | 0 |
ページ数 | |
抽出データ | <更新日:2003/8/1> 企画調査部:猪原 渉 カタール:初の米国向け長期LNG輸出で合意,2010年のLNG輸出は現状比5倍以上に大幅増加か? (MEES 6/30,7/21,AOG 7/1,7/16,PIW 7/21,Reuters 7/21,IOD 7/14,Platts 7/14) 1. QPとConocoPhillipsの米国向けLNG(750万t/y)生産・輸出に関する合意は,カタールにとって初の米国向け長期取引であり,意義深い。 2. カタールは欧米向けを中心に積極的なLNG増産を計画し,世界一のLNG供給国を目指す。2010年輸出数量は,現状比5倍以上の7700万t/yに達する可能性も。 1. QPとConocoPhillipsが米国向けLNGの生産・輸出で合意 QP(Qatar Petroleum)とConocoPhillipsは7月11日,カタールでのLNGトレーンの建設と米国向けのLNG長期売買計画(供給期間:25年間,供給量:750万t/y)の実施に関する合意書(Heads of Agreement)に調印した。合意書調印式はワシントンで開催され,Abraham米国エネルギー庁長官同席のもと,カタールのAttiyahカタール・エネルギー工業大臣(兼QP会長)とConocoPhillipsのJim Mulva CEOが調印を行った。 今回の合意は,カタールにとって,初の米国向け長期LNG輸出に関するものであり,東アジア(日本,韓国),欧州(スペイン,イタリア,英国等)向けに続く世界の天然ガス3大マーケットへの供給体制構築のための重要なマイルストーンと位置付けられる。 伝えられている今回の合意内容(一部未定項目あり)は,概略以下のとおりである。 ? QPとConocoPhillipsは,カタールでのLNGトレーン(’Qatargas 3’)建設のFSを実施。FS期間は約9ヶ月。 ? ? ? Qatargas 3は,QP(70%),ConocoPhillips(30%)のジョイントベンチャーによる統合プロジェクトとして実施。North Field産出ガスの処理・生産設備およびRas LaffanにおいてLNGトレーン(生産能力750万t/y)を建設。 LNG全量(約10億cfd相当)がConocoPhillipsに販売され米国に輸出される。 生産開始時期は2008~2009年頃,プロジェクトコストは約50億ドルと予想される。Mulva CEOによると,プロジェクトコストには,カタールでのガス液化基地に加え,LNGタンカー,米国での受け入れ基地建設費用が含まれる。 - 1 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ト国ポーション(受け入れ基地建設)の出資比率は未定であるが,Attiyah大臣は,QPが参加する可能性を示唆している。受け入れ基地(設置場所未定)は,陸上および沖合の両方の計画がある。貯蔵設備についても,従来型の地上タンクおよび岩塩空洞(salt cavern)を利用した地下貯蔵設備の両案が検討オプションとなっている。 LNGタンカーは,現状型(13.8万m3)の約1.5倍規模となる「スーパーサイズ」タンカー(20~22万m3クラス)の導入が検討されている。 図1 North Field位置図 ? ? 出所:Oil & Gas International 2. カタールの2010年LNG生産能力は7700万t/y程度に大幅拡大の可能性 (1)世界一のLNG輸出国(「天然ガスの盟主?」)を目指すカタール カタールは,巨大ガス田North Fieldでの莫大なガス埋蔵量1を背景に,積極的なガス開発計画を推進している。特にLNGに関しては,カタールは,2001年LNG輸出量が約1300万/yと中東で最大,世界ではインドネシア(約2400万t/y),アルジェリア(約2000万t/y),マレーシア(約1500万t/y)に次ぐ第4位の輸出国であるが,Attiyah大臣は,能力増強計画を推進し今後10年以内に世界第一位のLNG生産国を目指すと述べている(2002年10月「Gastech2002」での発言等)。 カタールは, Attiyah大臣がこれまでOPEC議長を通算3回も務めるなど,産油国として一定の 1 North Fieldの可採埋蔵量は従来380tcf(1997年発表)とされたが,2002年5月にカタール政府は900tcfに大幅上方修正した。この数値見直しは,OGJ等の統計資料には反映されていないが,仮に正しければ,カタールのガス埋蔵量はイラン(812tcf)を抜き,ロシア(1680tcf)に次いで世界第2位となる。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 2 - ュ治的プレゼンスを有するが,原油生産量は730千b/d(2003年5月実績)とイラクを除くOPEC10カ国で最低レベルにとどまり(今後も生産量の伸びは期待できない),原油市場での実質的な影響力は限定的といえる。カタールとしては,世界一のLNGサプライヤーになることで,世界的に急拡大が予想される天然ガス分野において,OPEC(および原油市場)におけるサウジアラビアと同様,強い影響力を行使する立場に立ちたいという思惑があるとの見方もある(PIW 2003/7/21)。 (2)2010年LNG生産能力は7700万t/yに達する可能性 図2 LNG輸出量カタールマレーシアアルジェリアインドネシア???2001年(実績)2010年(推定)02,0004,0006,0008,00010,000(単位:万t/y) 出所:天然ガス関係資料(2003年1月),MEES(2003/6/30) カタールは,現状のLNG生産能力1430万t/y(内訳:Qatargas 770万t/y,Rasgas 660万t/y)に対し,2010年時点での生産能力を4500万t/yに大幅増加させるとの計画を2002年10月に発表している(*1)。 (*1)カタールLNG生産計画発表経緯:2002年に2度にわたり上方修正された。 ? ? ? 2000年10月発表 :2008年時点のLNG生産目標2900万t/y 2002年5月発表 :2010年時点のLNG生産目標3500万t/y 2002年10月発表 :2010年時点のLNG生産目標4500万t/y しかし,今回合意したConocoPhillipsとの米国向け輸出に加え,現在IOCと交渉中の案件も含めた形で集約すれば,2010年の生産能力見通し(=輸出見込み量)は上記計画数量(4500万t/y)を大きく上回るものと推測される。交渉中と伝えられる案件の数量見通しは必ずしも明確ではないが,MEES(2003/6/30)の情報に基づき整理した場合,2010年のカタールのLNG生産能力は現状比Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 3 - 倍以上の約7700万t/yに達することになる(図2,表1参照)。MEESによれば,上記生産能力達成のため,2010年までの投資コストは約280億ドルに上るとされる。 カタールは,米国向けとして,今回のConocoPhilipsとの合意案件(カタール側サプライヤー:Qatargas)以外にも,ExxonMobilとの間で米国への約1500万t/yの長期LNG供給(カタール側サプライヤー:RasGas)について交渉中と伝えられている。ExxonMobilとは,既に,英国向け長期供給で合意している。また,Totalとの間でも,米国向け380万t/y,欧州向け600万t/yの供給に関する交渉が行われているといわれる。 なお,参考までに,現時点でのLNG売買契約(契約・合意済み分)の一覧を文末の表3に掲げる。 表1 2010年時点のカタールLNG生産能力見通し(推定ベース) 稼動予定生産能力(百万t/y)備考→表3参照(主な輸出先,進捗等) ① RasGas ・第1-2トレーン ・第3トレーン RasGas-1 RasGas-2 稼動中 6.6 Kogas(韓国)向け4.8百万t/y 他 2003年末 4.7 Petronet(インド),中国石油(台湾)向け合意。建設工事中。 ・第4トレーン 2005年 4.7 Edison Gas(イタリア)向け合意。欧州向け。 (トレーン2基) 検討中 15.0 ExxonMobilと交渉中,米国向け。 計 ② Qatargas 31.0 ・第1-3トレーン Qatargas-1 稼動中 7.7 中部電力等日本向け6百万t/y 他 ・上記の能力増強 2005年 1.5 デボトルネッキング工事により増強。 ・第4トレーン Qatargas-2 2006-7年 7.5 ExxonMobil向け合意。英国向け。 ・第5トレーン (トレーン1基) Qatargas-3 2008-9年 2009年 7.5 7.5 ConocoPhillips向け合意。米国向け。 (トレーン1基) 2005年 4.7 Repsol,Enel向け合意。欧州向け。 (トレーン1基) 検討中 3.8 Totalと交渉中(米国向け) (トレーン1基) 検討中 6.0 Totalと交渉中(欧州向け) 計 46.2 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 4 - ? 計 77.2 (出所:MEES 2003/6/30に基づき作成) 表2 カタールLNGプロジェクト出資構成 RasGas 1 RasGas 2 Qatargas 1 Qatargas 2 Qatargas 3 QP 63%, ExxonMobil 25%, 伊藤忠商事4%,日商岩井 3%,Kogas 5% QP 70%,ExxonMobil 30% QP 65%,ExxonMobil 10%,Total 10%,丸紅 7.5%,三井物産 7.5% QP 70%,ExxonMobil 30% QP 70%,ConocoPhillips 30% (3)2010年には7割が欧米向けか? カタールのLNGプロジェクトは,日本向け(1997年より)および韓国向け(1999年より)でスタートし,2001年輸出先実績で見ても日韓向けで全体の90%を占めている(図3参照)。さながら東アジア向け天然ガス供給センターと化している感があるが,カタールは,中長期的には供給先の多角化を目指しており,東アジアと並ぶ大きなガス市場である欧州および米国に対する積極的拡販戦略を策定し,欧米企業と交渉を行ってきている。LNG供給国でのライバル(インドネシア,マレーシア,アルジェリア)がそれぞれ東アジア,欧州との距離が近い場所に位置するのとは違い,カタールは,3大マーケットのどの地域からみても遠隔地であり,地理的条件から特定マーケットとの結びつきが強くなることはないという点が特徴である。また,日本,韓国に引き続いて契約を締結したインドPetronet向けプロジェクトが,インド側の事情で一向に供給が進捗しないことも,欧米向け契約交渉に拍車がかかる一因であろう。 2000年以降,カタールは,スペインやイタリア等の欧州向け供給契約(スポットおよび長期)の締結が進み(表3参照),2002年には,約20年ぶりにLNG輸入を再開する予定の英国向け長期輸出に関するMOU(対ExxonMobil)を他国に先駆けて締結した。そして,ガス供給ソース拡大のためLNG受け入れ能力の拡大方針を打ち出している米国に対しても,今回,ConocoPhillipsとの間で,いち早くLNG長期輸出契約に関する合意(従来は全てスポット契約)にこぎつけた。 2010年時点の見通し(表1)によれば,欧州向けが3040万t/y(ExxonMobil 1500万t/y,Edison Gas 470万t/y等),米国向けが2630万t/y(ConocoPhillips 750万t/y,ExxonMobil 1500万t/y等)と,合計数量(7720万t/y)の70%以上が欧米向けで占められる見込みであり,東アジア向けGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 5 - ェ圧倒的に多い現状とは様変わりとなりそうである。 図3 現状のカタールLNG輸出先国(2001年)114959合計:1,255万t/y630506日本韓国スペイン米国フランス米仏向けはスポット (単位:万t/y)出所:天然ガス関係資料(2003年1月) (4)懸念材料 プロジェクト開始当初からの長期大口需要家である中部電力などの日本企業各社は,カタールと良好なビジネス関係を維持してきた。価格交渉面でも,日本市場においてカタールのLNGはインドネシア,豪州等と競合関係にあり価格牽制が働いてきたが,今後は,カタール側供給先の拡大に伴い,相対的に日本側の価格交渉力が低下することも予想される。 一方,欧米向拡大路線を推進するカタールにとっての懸念材料としては,大口供給先として期待される米国,英国が,ともにLNG受け入れ基地が未整備(建設検討中の段階)であり,今後,下流サイドの工程ネックでプロジェクト全体の建設工程が遅延する恐れがあるという点である。 3.LNGプロジェクトへの積極姿勢を強めるConocoPhillips Qatargas 3(生産能力750万t/y)は,ConocoPhillipsにとって過去最大規模のLNGプロジェクトである。旧Phillipsは,同社独自のLNG技術(カスケード方式)を有し,アラスカでの小規模プロジェクト(生産能力58万t/y×2トレーン,1969年より生産開始)のほか,東チモール/豪州のBayu-Undanプロジェクト(生産能力300万t/y,2006年生産開始予定)とGreater Sunriseプロジェクト(生産能力500万t/y,2009年生産開始予定)に参加している。旧ConocoはLNGビジネスでの契約実績がない。 ConocoPhillipsは,2002年の合併後,天然ガス分野を事業の柱と位置付け,経営資源の半分をガス分野に投入するという思い切った新戦略を打ち出した。LNG 分野で先行する ExxonMobil やGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 6 - D/Shellなどのスーパーメジャーの活動を意識した戦略策定である。 このため,同社は,最近,LNGプロジェクトへの参入拡大姿勢を鮮明化させており,Qatargasプロジェクトでの合意に加え,ベネズエラのPlatforma Deltana LNGプロジェクト(生産能力500万t/y)への40%参加(パートナー:ChevronTexaco)を決定したほか,Gazpromと共同で,未開発のShtokmanovskoyeガス田からのガスを対象としたロシアLNG輸出プロジェクト(能力1200万t/y)の検討を行っている。 また,同社は,米国メキシコ湾岸でのLNG受け入れ基地の建設を巡り,建設業者との協議を行ったほか(結果的に,受け入れ基地建設は今回のLNGプロジェクトの対象範囲になった),El Pasoが計画変更のため調達を見送った2隻のLNGタンカーの購入を決定した。 表3 カタールの主なLNG売買契約(契約・合意済み分,スポット契約除く) 供給者 輸出先国 購入者 契約数量 (万t/年)供給開始年200825 2003/7 決定 近くSPA契約 (出所:天然ガス関係資料2003年1月,WGI,Petrostrategies等) Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 7 - Qatargas 日本 中部電力 東北電力 東京電力 関西電力 中国電力 東京ガス 大阪ガス 東邦ガス 合計 Repsol,Enel スペイン イタリア スペイン Gas Natural スペイン BP ExxonMobil ConocoPhillipsKogas Petronet Petronet 英国 米国 韓国 インド インド イタリア Edison スペイン ENI 台湾 中国石油 RasGas 40052202912353517600 480126012年間計75150075048050025035075168199719982005200120032006,20092008-200919992003?未定20052004契約期間 (年) 備考 25 24 20+5 2001年MOU 12 2000/4 SPA契約3 2002/10 SPA 契約 25 2002/6 HOA 25 2003/7 HOA 25 25 2001/4 SPA契約未定 同上 25 2001/6 SPA契約20 2002/10 SPA 契約 (参考) 図4は,表3に示したカタールの主なLNG売買契約(契約・合意分のみ,スポット契約除く)のデータを年度別(地域別)に展開したグラフである。なお2.(2)項の表1に挙げたExxonMobil(米国向け1500万t/y)およびTotal(米欧向け980万t/y)との交渉中(未契約)案件は,図4には含まれていない。 前提:①供給開始年から契約全量が売却されるとみた。 ②Petronet向け輸出(計750万t/y)の開始時期:2005年 図4 カタールLNG輸出見通し(契約・合意分のみ)万t/y6,0005,0004,0003,0002,0001,0000 参考資料 20012003200420052006200720082009米国欧州アジア 「台湾:新設LNG火力向けにカタールからの供給が決定」(E&P動向 2003年8月号) 「LNG生産計画を上方修正,2010年生産能力は4500万t/yに大幅拡大へ」(E&P動向 2002年12月号) 「North Fieldのガス埋蔵量を900tcf超に大幅上方修正,QatargasはExxonMobilと英国向けLNG供給契約調印へ」(E&P動向 2002年7月号) Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 8 - |
地域1 | 中東 |
国1 | カタール |
地域2 | 北米 |
国2 | 米国 |
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国10 | 国・地域 | 中東,カタール北米,米国 |
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