ページ番号1003148 更新日 平成30年3月5日

中国・豪州:CNOOC が Gorgon ガスプロジェクトから LNG 購入に係る包括契約に調印。さらに 12.5 %の権益取得予定(続報)

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レポートID 1003148
作成日 2003-10-29 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者 野神 隆之
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年度 2003
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ <更新日:2003/10/29> <企画調査部:野神隆之> 中国・豪州:CNOOCがGorgonガスプロジェクトからLNG購入に係る包括契約に調印。さらに12.5%の権益取得予定。(続報) (Gorgonプロジェクト報道発表、 CNOOC報道発表、Reuters、Dow Jones他) 0月24日、中国海洋石油総公司(CNOOC)の探鉱・開発子会社であるCNOOC Ltd. 1はGorgonガスプロジェクトから8000万~1億トンのLNGを25年間にわたり購入(年間320~400万トン)する包括契約に調印した。総費用は300億豪ドル(210億米ドル)となる模様。この契約は先月行われたCNOOC Ltd.とGorgonコンソーシアムとの間で調印された覚書(LA:Letter Agreement)に続くものである(E&P動向「CNOOCは豪州Gorgon プロジェクトへの上流投資参入について交渉中」参照)。また今回の基本合意はこの週に行われた中国の胡錦濤主席の豪州キャンベラ訪問にあわせて発表された。 回の基本合意により、CNOOCはGorgonプロジェクトにおける最大のLNG購入者と 今なったが、加えて同社は本プロジェクトの権益を取得する予定であり、12.5%の権益をプロジェクトの既存パートナーから取得することで暫定的に合意したと報じられている。同ガス田の既存パートナーは、ChevronTexaco(57.1%)、Shell(28.6%)、ExxonMobil(14.3%)であるが、CNOOCのプロジェクト権益取得に伴い、それぞれの権益持分を比例配分式で売却する予定である。CNOOCによる権益取得完了まで6~8ヶ月を要する模様であり、同社は275百万米ドル前後の権益取得費を支払う他、プロジェクトの総費用110億豪ドル(77億米ドル)のうち、10億豪ドル(7億米ドル)を負担する予定である。Gorgonプロジェクトは、自然環境保護区であるBarrow島におけるLNGプラント建設に関して、西オーストラリア州政府の基本承認(In-principle approval)を得ており、2008年のLNG輸出開始を目標としている。 orgonプロジェクトは、本年8月にChevronTexaco及びShellを購入者として年間400 G万トン(推定)のLNGを米国西海岸に輸出するという覚書(MoU及びLoU)を締結した。同プロジェクトは LNG販売先として米国、中国、韓国、日本といった海外市場を念頭においている他、豪州国内においても現在15の顧客(P/Lガス)と交渉中であると報じられている。また韓国の石油会社であるLG-CaltexもGorgonプロジェクトへの投資を- 1 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 沒「中であるといわれている。 中国は2020年までに自国のエネルギー需要の7-8%をLNGで賄う計画を持っているといわれており、CNOOCは東南アジア・オセアニアにおけるLNGの購入及びプロジェクト権益取得を積極的に行っている。2002年には、インドネシアで、2007年から25年間にわたって年間260万トンのLNG購入する契約を締結するとともにTangguhの権益の12.5%を取得した(E&P動向「中国・インドネシア・オーストラリア: Tangguhが福建へ LNG を供給することが確定」参照)。また同年、豪州北西大陸棚では、CNOOCは年間330万トンを2005-2006年から25年間にわたって購入する契約を締結し、同時に広東向けLNG JV(China LNG)の権益25%を取得した。 - 2 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 アジア
国1 中国
地域2 大洋州
国2 オーストラリア
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アジア,中国大洋州,オーストラリア
2003/10/29 野神 隆之
Global Disclaimer(免責事項)

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