ページ番号1003618 更新日 平成30年2月16日

中国/カザフスタン:中国 CITIC、カナダ Nations Energy 買収へ(続報)

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レポートID 1003618
作成日 2007-02-20 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 企業探鉱開発
著者 竹原 美佳
著者直接入力
年度 2006
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2007/2/20 石油・天然ガス調査グループ:竹原 美佳 (Woodmac、IOD、PON他) CNPCのPetrokazakhstan買収同様、カザフスタン国営Kazmunaigazの参加により、買収が成立。 ・ 中国企業のカザフスタンにおけるプレゼンスは徐々に拡大しており、同国生産量の16%を占める。 ・ カザフスタン~中国間原油パイプラインの稼働率は、2006年は4割以下であったが、ロシア原油の ・供給拡大により、2007年の稼働率は輸送能力20万バレル/日に近付く可能性がある。 中国/カザフスタン:中国CITIC、カナダNations Energy買収へ(続報) JOGMEC石油・天然ガス資源情報2005年9月、2006年6月続報) (.CITICのカザフスタン買収決着 12006年12月29日、中信集団(CITIC Group)のNations Energyの買収がついに決着した。買収価格は19億1000万ドル(現金および負債調整前価格)で、2006年に報じられていた22億ドルから若干下がった。 Nations Energyはカナダ企業だが、主要資産はカザフスタンのKarazhanbas(カラジャンバス)油田(生産中:5万バレル/日)である。Nations Energyの保有する埋蔵量は約4億バレルである。PetroChinaのPetrokazakhstan買収や露LukoilのNelson Resources買収(いずれも2005年)に比べ、買収価格は数ドル/boe下回っている。アナリストはカラジャンバス油田が成熟油田で埋蔵量成長が見込めないことや重ITIC Groupの他、印ONGC、米Chevron、露Lukoilが買収を検討していたが、2006年10月25日 CにCITIC GroupとNations Energyは買収について合意した。その後、カザフスタン政府の承認取得に時間がかかった。しかし、最終的に、カザフスタン国営Kazmunaigaz はNations Energy が94.6%を保有する子会社Karazhanbasmunai株式の47.3%を取得するオプションを得た事により、カザフスタン政府の承Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 質(API18~20°)であることが、割安の理由としている。 表1:Nations Energyの主な油田資産(生産中) カザフスタンアゼルバイジャン盆地油田名北ウスチ=ユルト南カスピクラKarazhanbasKalamaddinMishovdag備考生産中(5万バレル/日)生産中(4,000バレル/日) Fが下りた模様である。Kazmunaigazは近くオプションを行使しする可能性が高い。Kazmunaigazの取得価格はCITICの買収価格にもとづく模様である。 2.石油探鉱開発事業への進出を拡大するCITIC CITIC Groupは中国最大の国有投資会社である。1997年に子会社中信資源(CITIC Resources)を設立、CITIC Resourcesが中国や国外の石油探鉱開発事業における実働部隊である。 CITIC Resources は、2003年に中国大港油田孔南鉱区の権益を取得し、初めて探鉱開発事業に進出した。2006年にはクウェート国営KufpecからインドネシアのSeram Non-Bula鉱区(生産中:約5,000バレル/日)権益51%を約9,700万ドルで買収している。また、英企業Clivdenの買収(CNPCとCITICがClivden株式各25%保有)を通じ、チャドのPermit H(探鉱鉱区)権益50%を保有している。 2007年2月現在、CITIC ResourcesはCITIC GroupからNations Energy株式を購入するため、新株発行による資金調達を計画している。CITIC Resourcesは親会社CITIC Groupが株式の約60%を保有しており、香港で上場している。 3.中国石油企業のカザフスタンにおけるプレゼンス カザフスタンでは現在、CNPCとSINOPECが石油の探鉱開発事業を行っている。中国企業のカザフスタンにおける権益生産量は2007年には26万バレル/日(カザフスタンの原油生産量の約16%に相当)に達する模様である。権益生産量は2000年時点と比べ5倍に伸びており、プレゼンスは増大していると言える。一方、カザフスタンでは数年以内に日欧米7社連合のカシャガン油田(生産プラトー120万バレル/日)が生産を開始する予定であり、新規油田生産開始後、中国の生産シェアは縮小する可能性がある。 また、カザフスタンAtasuから中国新疆の阿拉山口向けのパイプラインが2005年12月に完成し、2006年7月に商業輸送を開始した。パイプライン総延長は約1,300km(28インチ)で、1期の輸送能力は20万バレル/日である(今後、40万バレル/日へ増強する計画がある)。同パイプラインにおける2006年(7月以降)の輸送量は170万トン(約6~7万バレル/日)であり、パイプラインの設計輸送能力の4割程度にとどまっている。CNPCは、ケンキャック、北ブザチなどで約11万バレル/日の権益生産量を保有しているが、これらの鉱区は中国向けパイプラインとつながっていないため、現在のところ、CNPCはこれらの生産原油をカザフスタン~中国原油パイプラインに供給することができない。また、CNPCが2005年に買収したPetrokazakhstanの現行生産量は約12万バレル/日である。また、クムコル油田で生Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 Yした原油の一部は、Petrokazakhstanが保有するShymkent(シムケント)製油所(処理能力14万バレル/日、ただし稼働率は5割程度の模様)に供給しなければならない。したがって、カザフスタン~中国向け原油パイプラインの輸送量はCNPCの権益原油分の7万バレル/日程度にとどまっている模様である。また、同パイプラインの輸送原油の一部にTNK-BPが生産するロシア原油がある模様である。ロシア原油はロシアからカザフスタン向けの既存の原油パイプライン(ノボシビリスクからパボロダール経由アタス)を通じ、供給されている模様である。 ちなみに、中国はカザフスタンから2006年通年で約268万トン(約5万3600バレル/日)の原油を輸入している。Rosneftから購入している原油は鉄道により輸入している模様である。現在、CNPCはTNK-BPやRosneftなどとロシア原油の購入量拡大に向けた交渉を行っており、2007年にはパイプラインの通油量は輸送能力の20万バレル/日に達する可能性がある。 図:中国企業のカザフスタンにおける主な生産地域および原油パイプラインルート 〔中国企業の主なカザフスタン参入の動き〕 1997年:CNPC、Aktobemunaigaz(ケンキャック鉱区)を買収 2003年:CNPC、北ブザチ鉱区に参加 2004年:SINOPEC、カナダ登記の中国系企業Big Sky Energy買収 SINOPEC、米First International Oilのカザフスタン保有資産買収 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 005年:CNPC、Petrokazakhstan買収(クムコル油田他) 2005年:CNPC、カザフスタン~中国原油パイプライン完成 2006年:CITIC、Nations Energy買収 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 アジア
国1 中国
地域2 旧ソ連
国2 カザフスタン
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アジア,中国旧ソ連,カザフスタン
2007/02/20 竹原 美佳
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