ページ番号1003620 更新日 平成30年2月16日

GTL 最新動向 ―ExxonMobil によるカタールの GTL プロジェクトの中止とその考察を中心に―

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レポートID 1003620
作成日 2007-02-26 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 非在来型技術
著者
著者直接入力 鈴木 信市
年度 2006
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抽出データ GTL最新動向 ‐ExxonMobilによるカタールのGTLプロジェクトの中止とその考察を中心に‐ 更新日:2007/02/26 石油・天然ガス調査グループ:鈴木 信市 要旨: ・ 2007年2月20日、ExxonMobilとQPは、 ExxonMobil がカタールで推進しようとしていたPalm GTLプロジェクトを中止することで合意した。ExxonMobilは、その代わりにNorth FieldのBarzanエリアのガス開発権を得た。Barzanエリアから将来生産されるガスは当面、国内供給に回される。今回のPalm GTLプロジェクトの中止決定は、現在の状況(現状技術によるCAPEX規模、最近のCAPEXの急上昇、エンジ会社・ベンダーのavailabilityの低さ<高CAPEX、建設期間の長期化>、投資決断のための低価格な前提油価)では、いかに大型のGTLプロジェクトの投資決断が困難であるかを物語っている。 ・ ExxonMobilは、現在の環境において、Palm GTLプロジェクトのリアリティーを上げるため、従来の燃料油中心のGTLプロジェクトから、潤滑油基油生産中心のGTLプロジェクトに転換しようとしていた。今回の決定は、このような工夫も、最終的には実を結ばなかった、という結果になったということである。 ・ Sasolがカタールで実施しているOryx1プロジェクトは、コミッショニング時の数々の障害を乗り越え、2007年1月末、GTL製品の生産を開始した。初出荷は、2007年3月末の予定である。 ・ Shellがカタールで実施しているPearl GTLプロジェクトは順調に進捗中である。ChevronによるナイジェリアのEscravos GTLプロジェクトは、建設作業中断中であり、現時点での再開見通しは立っていない。アルジェリアにおいて、Sonatrachが進めているTinrhert GTLプロジェクトは、いつ事業者選定がされるのか、不透明である。 1. 初めに 2007年2月20日、ExxonMobilとQPにより、 ExxonMobil がカタールで推進しようとしていたPalm GTLプロジェクトを中止することで合意したとの発表があった。これは、GTL関係者を驚かせるに十分な内容であった。なぜなら、つい数ヶ月前、ExxonMobilはこれまで名前のついていなかったカタールのGTLプロジェクトを’Palm GTL’と名前を付けるとともに、2007年1月にカタールで開催されたGTL Tech 2007会議でPalm GTLプロジェクトを「燃料油もできる潤滑油基油生産プロジェクト」と新しく位置づけし直し、同時に、2012 年生産開始に至る比較的具体的なスケジュールも提示していたからである。 これまでGTLプロジェクトに比較的消極的と見られていたExxonMobilが、GTL Tech 2007会議等で見せたGTLプロジェクトに対する積極的な態度は、GTL関係者に戸惑いを覚えさせ、且つ「なぜ、ExxonMobilがGTLプロジェクトへの対応を積極的なものに変えたのか」について考え込ませていた。ところが、GTL Tech 2007会議から1ヶ月もしないうちの、今回の中止発表である。 本稿は、名前を付けられてから数ヶ月の命であったPalm GTLプロジェクトの経Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 1 - ワとそのGTLプロジェクトの中心概念であった燃料油基油生産プラントとしてのGTLについて有効性を中心に論述する。また、その後、簡単に、2007年1月末GTL製品生産開始にこぎつけたSasolのOryx 1 GTLプロジェクト等、最近のGTLの動向をまとめる。 . ExxonMobilのカタールPalm GTLプロジェクト 2(1)プロジェクト中止に至るまでの最近の経緯 カタールは、北方沖合いに、埋蔵量900TCFともいわれる世界最大級のガス田であるNorth Fieldガス田を持ち、このガスを利用した、LNG、パイプライン、国内供給等の種々のガス利用計画がある。カタール政府は、「世界のGTLの中心地になる」と宣言し、表1のように、種々の会社からGTL計画が提案された。 表1. カタールのGTLプロジェクト一覧 プレーヤー プロジェクト状況 計画生生産開始時期 備考 名 産量 (千 b/d)Sasol Oryx 1 生産中 34 2007.1( 生 産GTL のみ(SasolChevron) 開始) の プロジOryx2 MOU 662009(遅 延 見ェクト ベースオイルMOU 8.52008(遅 延 見込み) 込み) Shell Pearl 建設中 140第 1 フェーズ:上流・(2フェー2010 GTL プロズ 各第 2 フェーズ:ジェクト 70)2011 ExxonMobil Palm 中 止 決 定1542012 @2007.2 上流・GTL プロジェクト SasolChevron Oryx3 MOU 130モラトリアム 上流・(当 初 計 画 :GTL プロ2010) ジェクト ConocoPhillips - 意向表明 160モラトリアム 上流・(2フェー(当初計画 GTL プロズ 各<第1フェージェクト 80)ズ>:2009) Marathon - 意向表明 120モラトリアム 上流・(当 初 計 画 :GTL プロ2008) ジェクト ところが、2005年4月、カタールは、North Fieldガス田の埋蔵量再評価が必要なことを理由に、提案されているGTLプロジェクトのうち、SasolChevronの- 2 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ryx 3、ConocoPhillips、Marathonのプロジェクトのモラトリアムを宣言した。この時点でGTLプロジェクトの推進が認められていたのは、Sasol(Chevron)のOryx1、Oryx2、ベースオイルのプロジェクト、Shell のPearl プロジェクト、ExxonMobilのプロジェクトであった。この推進が認められていたGTLプロジェクトにおいては、その後、SasolのOryx1プロジェクトに関しては建設・コミッショニング作業を実施、ShellのPearlプロジェクトに関しては最終投資判断がなされ/契約・建設準備作業を実施等プロジェクト推進に関する実質的な動きがあったが、ExxonMobil のプロジェクトに関してはなんら具体的な動きを見せていなかった。因みに、2005年12月にカタールドーハで開催されたGTL Tech2005会議においても、ExxonMobil は冒頭でプロジェクトの概要を発表したものの、その内容は表面的であり、GTLプロジェクトを推進しようとする意欲は感じられなかった。筆者はこのようなExxonMobilのGTLプロジェクトに対する熱意の薄さを2006年8月17日付け石油天然ガス動向「GTL最新動向-カタールのプロジェクトを中心に-」で報告し、その原因を「ExxonMobilは、既にカタールで上流・LNG事業で地位を築いている。彼らにGTLを早急に進める必要性はない。ExxonMobilがGTLを進めるとしても、それはShellのPearl GTLプロジェクトからGTL製品が生産され、市場でその評価がある程度確立する2012年以降であろう。」と述べた。ところが驚くべきことに、ExxonMobilは2007年に入り、同社のカタールGTLプロジェクトを’Palm GTL’と名づけ、そのプロジェクトを「燃料油も生産できる潤滑油基油生産プラント」とし、2012年生産開始までの比較的具体的な計画を示した。これは、ExxonMobilがカタールのGTLプロジェクトを真剣に取り組み始めた兆候とも感じられた。このようなExxonMobilの動きは、先に述べたような分析を行った筆者にとっては非常に意外であった。GTL Tech 2007会議から1ヶ月もしない2007年2月22日、更に驚くべきことに、ExxonMobilとQPは、 ExxonMobil がカタールで推進しようとしていたPalm GTLプロジェクトを中止することで合意したことを発表した。また、ExxonMobilにより、その代わりにNorth FieldのBarzanエリアのガス開発権を、QPより得たとの報告があった。 Barzanエリアから2012年にも生産されるガスは当面、国内供給に回されるという。 今回のPalm GTLプロジェクトの中止の決定は、現在の状況では、いかに大型のGTLプロジェクトの投資決断が困難であるかを物語っている、と考える。現在の状況とは、まず第一に、GTLは現状技術では投資金額(CAPEX)規模が非常に大きく、相対的にCAPEXが小さいLNGプラントに比べてよりCAPEXの影響を受けやすいことである。第二に、最近の炭化水素関係のビジネスが活況を呈しており、その結果、新しいプロジェクトを実施する場合にクオリティーの高いエンジ会社・ベンダーのavailabilityの低さを招いており、これが最近の材料費の高騰とともにCAPEXの急上昇や、建設期間の長期化を招いていることであ- 3 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 驕B第三に、現在のような油価$60/bblで推移している時であっても、メジャーズ等の主要石油関係者は、リスクを低減するために、投資決断のための前提油価を保守的に設定していることである。すなわち、投資決断のための前提油価を主要メジャーズ等は25-30ドル/bbl程度に設定している、といわれている。 カタールのアティアエネルギー大臣は、「プロジェクトコストが低下すれば、ExxonMobilのGTLプロジェクトは復活するかもしれない」と述べている。但し、アティアエネルギー大臣は、「カタールはGTLにおいて、世界の中心地になる」と発言したことを念頭に置いたインタビュアの「カタールはもうGTLプロジェクトをやらないのか」との質問に対して、「われわれは、コストに関して現実的にならなければいけない、ということをいい続けてきた。われわれは、経済的なプロジェクトを求めているのだ」と答えている。この発言は、カタールが、かつての「カタールはGTLにおいて、世界の中心地になる」という理念から決別し、現時点ではより収益性の高いLNGなどのプロジェクト推進に軸足を移す宣言のようにも聞こえる。こうして、ExxonMobilによる現時点での具体的な唯一のGTLプロジェクトは終わりを告げた。世界で最も良い条件下にあったGTLプロジェクト推進を断念したExxonMobilは、当面、新しいGTLプロジェクトを追求することは無いように見える。 以下では、ExxonMobilが追求しようとしていた新しいタイプのGTLプロジェクトである「燃料油もできる潤滑油基油プロジェクト」というPalm GTLについて、その内容と問題点を検討する。 (2)Palm GTLプロジェクト概要 ExxonMobilのPalm GTLプロジェクトは、ShellのPearl GTLプロジェクトと同様に、上流開発とGTL事業が一体化されたプロジェクトである。その規模は、14万bbl/Dを生産するPearl GTLプロジェクトより大きく、世界最大の15.4万bbl/Dである。生産プロセスは、ExxonMobilが開発したAGC-21 (Advanced Gas Conversion for the 21st Century) というプロセスを用いるとしていた。これは、合成ガス製造に固定床ATR、FT合成にCo系FT触媒を用いたスラリー床反応器を用いるものである。 従来、ExxonMobilは、GTL製品の留分を、ナフサその他を30%、GTL軽油を50%、潤滑油基油を20%としていた。ところが、2007年1月にカタールドーハで開催されたGTL Tech2007会議において、ExxonMobilは、Palm GTLを「燃料油よりも潤滑油基油を多く生産するプロジェクトである」と発表した。もし、これが本当であったとすれば、従来発表されていたGTL製品の留分割合は変更され、例えば、ナフサその他が30%、GTL軽油を30%程度、潤滑油基油を40%程度という比率となるものとも考えられていた。GTLプロセスからは、後で述べるように、ナフサ・燃料油とワックス・潤滑油基油のある程度の留分比率変更は可能である。しかしながら、AGC-21プロセスにおいて、本当に潤滑油基油を40%- 4 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 x生産しうるのかは、今後更なる調査が必要であろう。 上流とGTL 事業を合わせたプロジェクトの現時点での予想総投資金額に関しては、ExxonMobilは、ShellのPearl GTLと同等程度(120-180億ドル)か若干増加する程度との見込みを示していた。また、今後のスケジュールに関しては、表2のような見込みを示していた。すなわち、2007年第3Qから実施予定のFEED作業を終えれば、確度の高いプロジェクトの投資額が算出できるが、これによりFSを実施し、2008年末の最終投資判断にてプロジェクトを進めるという決断がされた場合、2009年央に建設作業を開始し、2012年第1Qに生産開始というスケジュールとなる、としていた。 2.ExxonMobilが計画していた Palm GTLプロジェクトスケジュール@2007.1 表‐2007央 FEEDコントラクター決定 ? 2007.第3Q FEED開始 ? 2008.末 FID ? 2009.央 GTLプラント建設開始 ? 2012.第1Q プラント生産スタート (3)Palm GTLプロジェクトの分析 ① ExxonMobilの潤滑油戦略 ア.潤滑油(基油) 計画されていたPalm GTLで生産主体となる潤滑油基油とはどのようなものであるかについて述べる。 潤滑油とは、工業用、自動車用、船舶用等の様々な用途に使用され、用途に応じて、潤滑油基油に種々の添加剤(酸化防止剤、減圧剤、消泡剤、防錆剤、摩擦低減剤、清浄分散剤、粘度指数向上剤等)を混合して製造される。潤滑油における潤滑油基油の割合は、70-90%程度といわれる。潤滑油基油は、大きく、鉱油系基油と合成系基油に分けられるが、鉱油系基油が供給の大部分(99%程度)を占める。鉱油系基油は、原油精製から得られる常圧残渣油を原料とし、溶剤精製、水素化分解等の工程を経て製造される。潤滑油基油の品質に関しては、酸化安定性、粘度特性(粘度指数、低温特性)、溶媒力などが重要なパラメータである。 表3に、APIによる潤滑油基油の分類を示した。グループI-IIIが鉱油系、グループIV-Vが合成系であり、また、グループI-IVがいわゆる炭化水素系の潤滑油基油である。グループI-IVに関しては、番号が増える毎に高級な潤滑油と- 5 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ネっていく。 表3. API(アメリカ石油協会)による潤滑油基油の分類 世界における潤滑油基油の生産量は、2005年では72万bbl/D程度であり、原油処理量の約1%程度である。需要全体は、世界のモータリゼーションの進展につれて増加傾向にあるが、特に高級潤滑油基油の増加傾向が大きい。2005年においては、グループIが84%、グループII-IVが16%の割合となっている。また、潤滑油基油の価格は、2005.12に、WTI原油$59.4/bblの時、グループI-IIの潤滑油基油は$105/bbl程度、グループIIIのそれは$135/bbl程度であり、この時点では、油価の2倍程度となっている。潤滑油基油の価格は、基本的には原料である原油価格にリンクするが、潤滑油基油の需給も反映したものとなっている。潤滑油基油の生産者は石油精製業者であるが、最大の生産者はExxonMobilであり、2005年においては世界全体の生産量のうち、19%の生産供給を行っている。 イ. GTLからの潤滑油基油 以上のように、従来の潤滑油基油は、鉱油系基油がその生産の大部分を占めていた。ところが、最近、GTLからの潤滑油基油が注目を集めてきている。これは、GTLからの潤滑油基油の性能が高く、製造コストも安価になる、と予想されているからである。 GTLからの潤滑油基油は、図1のように、GTL製造工程でできるワックスを水素化分解、異性化・脱ろうすることにより生産される。また、GTLプロセスにおいては、水素化分解等の条件を変更することにより、ナフサ・ディーゼル留分と、ワックス・潤滑油基油留分とを、ある程度の割合で変化させることができる。 図1. GTLからの潤滑油基油製造フロー概念図 - 6 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 表4に、GTL潤滑油基油の性状と鉱油系潤滑油基油の性状を比較したものの一例を示す。GTL潤滑油基油の性状は、グループIII以上であり、また、合成系基油であるグループIVのポリαオレフィン(PAO)と低温流動性を除きほぼ同等程度といわれている。また、製造コストに関しては、原料(原油、天然ガス)、プラント価格次第であるが、GTL潤滑油基油は、鉱油系のものより安価に製造できる、との予想もある。 表4. GTL潤滑油基油とその他の炭化水素系潤滑油基油の比較 GroupⅡGroupⅢGTL LubesGroupⅣGroupⅠ65-8515-35300-300095-10090-99<1-105-30095-120飽和炭化水素芳香族炭化水素イオウ分粘度指数流動点(出典)Syntroleum Press Release 2000.2 -15-1595-99<1-5<10-30120-140-1599+<1099+<10130-150120-150-22-60 ウ.ExxonMobilのPalm GTL推進意向の背景にあったものについての推定 ExxonMobil は、先に述べたように、カタールにおいては、上流権益、LNGで既にしかるべき地位を築いている。すなわち、ExxonMobil は、Sasol(Chevron)やShellのように、上流権益のため、あるいはガス利用で地位を確保するために、無理にGTLプロジェクトを実施する状況に置かれていない。カタールのGTLプロジェクト推進に関してあせる必要が無いExxonMobilがPalm GTL 推進するとして一旦はポジティブな姿勢を示した背景には、Sasol(Chevron)やShellとは異なり、下流の事情にその要因があったと筆者は推定している。 それは、まず第一に、同社の潤滑油基油に関する合理化戦略である。同社は世界に14の潤滑油基油のプラントを持ち、生産能力は14万bbl/Dといわれている。ところが、同社の欧州の潤滑油基油プラントは老朽化しており操業費が高く・且つ品質の低いグループIの潤滑油基油生産が中心であり、コスト削減・- 7 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 獅ツ高品質化の需要に対応するには、既存プラントのスクラップ&ビルドが必要である、といわれている。ExxonMobilは、会社全体の基油生産戦略の中で、鉱油系基油プラントの中でスクラップ&ビルドをする代わりに、GTL潤滑油基油プラントを建てて・既存の老朽化した鉱油系基油プラントをスクラップした方が合理的である、と考えていたのではないだろうか。 第二に考えられるのは、同社の潤滑油基油の世界的な販売戦略である。現在、GTLプラントからは、Shellのマレーシアビンツルプラントから、潤滑油基油の原料である粗ワックスが生産され、石油精製会社に販売されて・石油精製会社が潤滑油基油を生産している、といわれる。また、今後のGTL潤滑油基油の生産計画が目白押しである。すなわち、Shell のカタールPearlGTL、SasolChevronのカタールベースオイルプロジェクトがあり、更には、アルジェリアのSonatrachが推進するTinrhert GTLにおいても、潤滑油基油生産の可能性に言及している。GTL潤滑油基油が生産されてくれば、その性状が高いことから、鉱油系の高級な基油から順次置き換えが始まるものと考えられる。ExxonMobilは、先に述べたように、潤滑油基油生産のトップメーカーであり、この地位を維持するためには、他社のGTL潤滑油基油による市場侵害から自分の市場を守る必要がある。また、潤滑油基油市場は小さいことから、現在計画あるいは構想中のGTL潤滑油基油の市場進出が実現した場合には、GTL潤滑油基油の価格暴落を引き起こす可能性が大きい。すなわち、先行者利益を確保するには、早期の市場参入が必要である。以上により、自社の潤滑油基油市場を他社の侵害から守り、同時に先行者利益を確保するには、自ら早期にGTL潤滑油基油生産を行う必要がある、と、数ヶ月前まではExxonMobilは考えていた可能性がある。 ②経済性見通し 現在、油価は$60/bbl程度であるが、投資判断のための前提油価には、このような高い価格は使用できない。一方、プラント建設費(CAPEX)は、2003年以降、鋼材費、エンジニアリング費用等の値上がりから急上昇し、当面下がる見込みにない。このような状況において、CAPEXの影響を強く受けるGTLプロジェクトは、たとえ現在のような高油価の状況においても、従来の燃料油生産中心のプラントでは、投資判断時の経済性はなかなかポジティブな見込みにはならないということになる。GTL潤滑油基油がどの程度の価格で販売可能かは不明であるが、燃料油よりも高価であることは確かである。また、潤滑油基油生産を主体とするための追加コストは、全体のプラント費用から見れば大きくない。つまり、ExxonMobilは、GTLを燃料油中心から潤滑油基油中心に転換することにより、投資判断のための経済性確保の見通しは、よりポジティブなものとなる、との見込もあったものと考えられる。 (4)潤滑油基油生産プラントとしてのGTLの将来性 - 8 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 サれでは、ExxonMobilが一旦は考えた潤滑油基油を生産の中心に据えたGTLプロジェクトというものが今後流行するのか検討する。結論から言えば、以下により、たぶん、潤滑油基油生産プラントとしてのGTLは、当面は極めて限られると筆者は考える。 ① プロジェクト事業者の考慮すべき事項 GTL 基油生産を行うプロジェクト事業者が考慮しなければならない事項として、以下のようなことが考えられる。 (cid:190) 自社の鉱油系潤滑油基油生産に与える影響 (cid:190) 他社の鉱油系潤滑油基油生産計画の進捗状況 (cid:190) GTL潤滑油基油の市場での評価(価格、需要) まず、最低条件として、GTL 基油生産を行おうとするプロジェクト事業者は、潤滑油基油ビジネスに精通していなければならない。したがって、事業者は、基本的には、鉱油系潤滑油基油生産に携わるものであることが必要であろう。その場合、事業者は、自社の鉱油系潤滑油基油生産とのバランスを、会社全体のビジネスの中で考える必要がある。 また、潤滑油基油市場が小さいことから、1つのプラント出現によるマーケットへのインパクトは大きいので、他社の鉱油系潤滑油基油生産計画の進捗状況にも、十分注意を払う必要がある。 更に、そもそもまだGTL潤滑油基油が市場に本格的に入っていない状況であるから、GTL潤滑油基油が市場で評価され、その価格や需要が決まるのはこれからのことである。すなわち、本格的な潤滑油基油生産が予想されるShellのPearl GTLプロジェクトの動向に、事業者は注目する必要がある。また、前述のように、いくつかのGTLプラントで潤滑油基油生産が行われると、GTL潤滑油基油の価格が暴落する危険性も高いので、この点についても配慮する必要がある。 ②GTL潤滑油基油が代替しうる潤滑油基油市場 「2(3)①ア」で述べたように、潤滑油基油市場は、全体として70万bbl/D強であり、今後、モータリゼーションの普及で全体としてマーケットは拡大傾向にある。潤滑油基油市場は、工業用と自動車用でその大部分の用途を占めるが、もし、自動車用途のみがGTL潤滑油基油に代替しうるとすると、その規模は40万bbl/D程度となる。また、現在のいわゆる高級な鉱油系潤滑油基油・炭化水素系合成潤滑油基油(グループII-IV)が代替対象とした場合には、その市場規模は12万bbl/Dとなる。いま、計画されており・実現性の比較的高いGTLプロジェクトをShell Pearl GTL, SasolChevron ベースオイルGTLとして、その潤滑油基油生産量を極めて大雑把に、2.8万bbl/D、1万bbl/Dと仮定した場合、これだけでGTL潤滑油基油生産量は3.8万bbl/D程度になる。GTL潤滑油基油の生産は、鉱油系潤滑油基油の生産とバランスを取りつつ徐々に伸びていくとの前提に立てば、当面の間は、もし新たな大型のGTL潤滑油基油生産プラントが建設さ- 9 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 黷驍ニしても、その数は2-3プロジェクト程度であろう。但し、再度強調すると、GTLプラント側がそれなりの設備を持てば、ナフサ・燃料油とワックス・潤滑油基油の留分比率のある程度の変更は、比較的容易である。すなわち、GTLプラント側がある程度の潤滑油基油生産施設を持ち、製品市況に応じて、生産留分の割合変更をする、という戦略も、有力な選択肢の一つとなろう。 .SasolのOryx Iプロジェクト 2007年1月末、SasolのOryx I は製品生産を開始した。現在、製品をタンクに溜めている状況と考えられ、製品初出荷は、2007年3月末に予定されている。プロジェクト着手当初は、製品生産開始を2005年末としていたので、このスケジュールからは、約13ヶ月の遅延ということになる。このプラントからの主要な製品は、ナフサと軽油であるが、ナフサは東アジアに、軽油は欧州に販売を予定している。但し、販売先は明かされていない。 ここで、Oryx1の過去を振り返ると、2006年6月にプラントの稼働開始が宣言され、それからいわゆるコミッショニングに入ったと考えられる。この時点では、2006年9月の生産開始が予想されていた。しかしながら、コミッショニング時にスーパーヒーターの破損等のいくつかのトラブルが発生し、生産開始が遅延していたものである。 現在、Fisher Tropsch反応器2基のうち1基のみの運転で、3月にも2基目の運転が始まる、と言われている。今後は、数ヶ月というオーダーで、フルキャパシティーである3.4万bbl/Dに生産量を徐々に増加していくこととなろう。このような新規のプラントでは、コミッショニング時や運転初期時のトラブルはつきものである。トラブルにもめげずに、とにもかくにもプラントの製品生産にこぎ着けたことは、SasolのGTLに関する豊富な経験のなせる技と評価し得る。 .カタールのNorth Fieldの埋蔵量評価とモラトリアムされている・あるいは新規のGTLプロジェクトの取扱い 「2(1)」で述べたように、カタール政府は、天然ガス資源管理の観点から、2005年4月、North Fieldを用いるいくつかのガス利用プロジェクトのモラトリアムを発表した。その要因は、North Fieldの埋蔵量にあり、「25BCFDを100年間生産することは可能か?」という観点から、リザーバースタディーを実施するということであった。GTL プロジェクトについては、表1のように提案されていた3つのプロジェクトを、North Fieldのリザーバースタディー等の作業終了にあわせて、最大3年遅延させるとしている。 このNorth Fieldの埋蔵量評価作業に関して、2007年1月22日のGTL tech会議にて、アティアエネルギー大臣は、「North Fieldの埋蔵量評価は2009年には終了する。それまでは、新たなLNG、GTLプロジェクトの認定はなされない」と表 3 4- 10 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 セした。 ところが、2007年1月24日 QPのchairman & chief exec.のAl-Suwaidi氏から、「North Fieldの埋蔵量評価は、更なる井戸データが必要で2009年以降も続く。その終了時期は2012年である」との発言があった。また、氏によれば、評価作業の問題点は、埋蔵量でなく・ガス田の生産性にあり、埋蔵量が900TCFあることは確かであるが、安価なコストでガスをどの程度生産できるかが検討対象である、としている。 今回、コスト上昇を理由にExxonMobilのGTLプロジェクトが中止されたこと、さらに、「2(1)」で引いたアティアエネルギー大臣によるプロジェクト実施における経済性重視の発言は、当分の間は、North Fieldガス田を対象とした、現在モラトリアムされている・あるいは新規のGTLプロジェクトが遂行認可される可能性は少ないことを推定させる。 2006年7月にプロジェクトの最終投資判断がなされ、プロジェクトはEPCの段階に入っている。その後、プロジェクトの契約作業が進むとともに、Site preparation等プラント建設のための準備作業が順調に進んでいる。2007年には、現場の本格作業に入る見込みである。 (2)ナイジェリアのChevron Escravos GTLプロジェクト プロジェクトは、EPC段階に入っているが、地元労働者の暴動等があり、建設作業が中断している。作業再開の見通しは立っておらず、2009 年初めのプラント製品生産開始というスケジュールの達成が危ぶまれている。 (3)アルジェリアのSonatrach Tinrhert GTLプロジェクト アルジェリア政府・Sonatrachにより、2005年4月、事業者の入札が行われ、Shell, SasolChevron, Statoil/PetroSA/BHPの3社(グループ)が応札した。事業者選定は、当初の2005年12月という予定から大幅に遅延し、現在も提案内容の評価作業中であるといわれる。現在予想される最も早いスケジュールは、2007 年第1Q事業者選定、2012年GTLプラント生産開始というものである。しかしながら、2007年1月、Arab Oil & Gasとのインタビューに答えたアルジェリアエネルギー鉱山大臣Chakib Khelil氏は、「事業者決定が2007年になされるかどうか、今は不明である。」とし、CAPEXの急上昇により、プロジェクト経済性の再検討をする必要があることを示唆する発言をしている。本プロジェクトには、Sonatrach に対するGTL技術移転の要求が含まれるとも言われており、この要求に対する提案者の対応が、事業者選定に影響を与える可能性がある。また、Sonatrachは、本プロジェクトに対し、CCS(Carbon Capture&Strage:CO2捕集隔離)の適用を考えている、とも言われる。 - 11 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 .その他の実現可能性の高いGTLプロジェクトの状況 (1)カタールのShell Pearl GTLプロジェクト 5.まとめとimplication ・ ExxonMobilとQPは、2012年生産開始の計画を発表していたExxonMobilのPalm GTL プロジェクトの推進を中止することとした。これは従来の燃料油生産中心のGTLから、潤滑油基油生産中心への新しいGTLプラントの概念を提示したことでユニークなものであった。このような概念のGTL を発想した背景には、 ExxonMobilの鉱油系潤滑油基油生産を含めた同社の潤滑油基油合理化及び販売戦略、あるいは少しでも経済性をあげるための工夫があったと考えられる。最終的には、このようなGTLは成立しなかった。しかしながら、ExxonMobilのアイディアは、プロジェクト推進者の下流の状況により、GTLが有効な選択肢となる可能性もあることを示唆している。また、GTLプラントは、いくつかの製品をある程度の割合で変化させて生産しうるものである。 ExxonMobilのアイディアは、各種製品の市況に応じたフレキシビリティーをGTLプラント側が持つことの重要性を再認識させるものである。 ・ Sasol がカタールで実施しているOryx1 プロジェクトは、コミッショニング時の数々の障害を乗り越え、2007年1月末、GTL製品の生産を開始した。初出荷は、2007年3月末の予定である。プロジェクト当初の予定より13ヶ月の遅延であるが、トラブルにもめげずに、とにもかくにも製品生産を開始し得たことは、GTLに対するSasolの長年の経験がなせる技と評価し得る。 ・ カタールのNorth Fieldの埋蔵量評価作業の終了時期に関してはいくつかの発表があるが、現時点での技術や環境においては、カタールは、当分の間、North Fieldガス田を対象とした、現在モラトリアムされている・あるいは新規のGTLプロジェクトが遂行認可される可能性は少ないと考えられる。 ・ カタールのShellのPearl GTLプロジェクトは順調に進捗中である。ナイジェリアのChevron EGTLは、建設作業中断中であり、現時点での再開見通しは立っていない。アルジェリアTinrhert GTLは、いつ事業者選定がされるのか、不透明である。 以上 - 12 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油・天然ガス調査グループが信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 グローバル
国1
地域2 中東
国2 カタール
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 グローバル中東,カタール
2007/02/26 鈴木 信市
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