ページ番号1003685 更新日 平成30年3月5日

中国:PetroChina、ShellとLNG購入で合意(速報)

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レポートID 1003685
作成日 2007-09-05 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 天然ガス・LNG基礎情報
著者 竹原 美佳
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年度 2007
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 2007年9月5日 調査部 竹原 美佳 中国PetroChina、ShellとLNG購入で合意(速報) 高いLNG価格がネックとなり停滞していた感のある中国沿海部のLNG輸入プロジェクトが動き出した。 ・中国がスポットはともかく、国際価格で大量のLNG調達に走り出すと見ることはやや早計かもしれないが、同国のLNG需給動向は、太平洋LNG市場に影響を与える可能性があり、今後も注視する必要がある。 ・ 1.ShellとPetroChina、GorgonLNG購買契約に係るHOA 2007年9月4日、ShellはPetroChinaとLNGの長期購買契約に係るHOA(Hedas of Agreement)を締結したことを明らかにした。HOAの内容は、メインソースは豪州Gorgon(ゴーゴン)LNGで、長期購買契約の期間は20年で、Shellは100万トン/年(13.8億m3/年)のLNGをPetroChinaに販売するというもの。 HOAにおいて、両社は2008年12月までに契約の詳細を協議すると取り決めているが、期限はFID 決定後という条件付きの暫定的なものである。Gorgon LNG の最終投資決定(FID)はまだなされていない。Gorgon LNGは500万トン/年2トレーン計1,000万トン/年(750万トン/年2トレーンへの見直しを検討中)で、2010 年稼働開始予定であったが、環境やコスト増大などの問題により、稼働開始は当初予定より遅れる見通しである。権益比率は Chevron50%、Shell25%、ExxonMobil25%。3 社はそれぞれの権益シェアに基づいて販売先を確保する取り決めであることから、各社のLNG販売量は、Chevronが500万t/年、ShellとExxonMobilが各250万t/年となる。 表:Gorgon LNG販売契約 iRudong:ルートン)、遼寧省・大ウ東ト Shellによると、PetroChinaはShellから購入したLNGを江蘇省如ジョ連、河北省・曹妃甸ソウヒデン(Caofeidian:ツァオフェイディエン)のいずれかの受入基地に供給する計画である。 専門家は江蘇省如東受入基地(350万トン/年、2010年以降稼働開始予定)の可能性が高いとみている。同受入基地は、PetroChina が江蘇省傘下企業ならびにシンガポールのラジャ・ガルーダ・マス・インターナショナルと共同で建設を計画しており、2007 年初頭に中央政府の承認が下りている。中国では、現在稼働中の受入基地が1箇所(広東)、建設中の受入基地が2箇所(福建・出所:石油天然ガスレビュー2007年7月 2.PetroChinaの供給先 上海)ある。 3.その他 PetroChinaは、Shellとの他に、豪Woodsideと豪Browse LNG200万t/年の長期購買契約(契約のステータス等詳細は不明)を締結したという情報もある。また、価格について2007年8月に日本企業が締結した豪Pluteと同程度の“市場価格”で合意した、と見る向きもある。 確かに、2007年に入り、CNOOCが複数回にわたり、広東LNG受入基地向けにスポットLNGを市場価格で調達している。しかし、2006年7月にCNOOCがマレーシアPetronasと締結したティガLNG長期購買契約(FOB、期間は25年)は数量について、110万~300万トン/年の柔軟な引取り条件と報じられている。 Shell は業界紙のインタビューに対し、価格については決まっていないと回答しており、中国がスポットはともかく、国際価格で大量のLNG調達に走り出すと見ることはやや早計かもしれない。 主な情報源 ・Shell プレスリリース http://www.shell.com/home/PrintFramework?siteId=media-en&FC3=/home/media-en/html/iwgen/news_and_library/press_releases/2007/shell_petroChina_gorgon_lng_04092007.html・ ユーラシアグループ Ms. Cheng Sijin “LNG deals signal policy and bureaucratic breakthrough” ・ International Oil Daily 2007/9/5 ・ World Gas Intelligence 2007/9/5 ・IHT 2007/9/5 \:中国におけるLNG受入基地(中央政府承認) 建設地状況稼動開始年(見込み)受入能力(万t/年)増強後当初事業者備考2006年5月27日、初カーゴ到着、9月商業稼動EPC受注:IHI/丸紅/台湾CTCI連合FEED受注:東京ガスエンジニアリング/三井物産FEED受注:東京ガスエンジニアリング/三井物産 広東Ⅰ(深?大鵬湾)福建(?州湾)上海(小洋山)稼働中2006370620~670CNOOC33%、BP30%、広東・香港企業7社37%建設中(2008)260500CNOOC60%、福建投資開発公司40%建設中(2009)300600CNOOC49%、上海申能(Shnergy)51%供給源豪州・北西大陸棚(NWS)(SPA:330万トン/年25年、FOB)インドネシア・タングー(SPA260万トン/年25年、FOB)マレーシア・ティガ(SPA/FOB)遼寧(大連新港)中央政府承認済(2009)200400PetroChina、大連建設投資有限公司未定江蘇(南通市、洋口港)中央政府承認済(2010)350600PetroChina/江蘇国信集団/シンガポールRGM*未定山東(青島市)中央政府承認済不明300500Sinopec/華能集団他未定浙江(寧波市)中央政府承認済(2008)不明河北(唐山市、曹妃甸)中央政府承認済不明600CNOOC51%、浙江省能源集団公司29%、寧波市電力開発公司20%PetroChina51%、北京控股集団有限公司29%、河北省建設投資公司20%未定未定
地域1 アジア
国1 中国
地域2
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地域6
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国10
国・地域 アジア,中国
2007/09/05 竹原 美佳
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