ページ番号1004089 更新日 平成30年2月16日

2010年のスーパーメジャーの業績発表(短報)

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レポートID 1004089
作成日 2011-02-16 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 企業
著者
著者直接入力 市原 路子
年度 2010
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2011/02/17 石油企画調査部:市原 路子 2010年のスーパーメジャーの業績発表(短報) (各社による財務実績等) ・2010年の業績は、BPを除きスーパーメジャーは前年比で増益 ・収益の7割以上は上流部門 ・2011年のスーパーメジャーの投資額は引き続き旺盛 スーパーメジャー6社から2010年の財務実績が発表された。 メキシコ湾での油流出事故によって対策費を計上したBPを除き、スーパーメジャーは前年に比べて増益であった(図1)。主因は、原油価格の回復である(図2)。BPは、409億ドルを事故対策費として計上したため、50億ドルの赤字となった。同社は、目処が付いたとして事故を受けて停止した配当を再開することも発表した。 なお、2010年の事業実績及び2011年の事業計画は、3月頃に各社から発表される。 図1.スーパーメジャーの純利益 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油企画調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 1 ? BPChevronConocoPhillipsExxonMobilShellTotal-30-20-10010203040502001200220032004200520062007200820092010(10億ドル)スーパーメジャーの純利益BPChevronConocoPhillipsExxonMobilShellTotalデータ出所:各社の年次報告書i図2)原油価格とガス価格のトレンド 上流部門の収益としては、石油生産比率が他社よりも高いBPが300億ドルをつけて最高益であったが、続いてExxonMobilが240億ドル, Chevorn180億ドル, Shell150億ドルであった。上流部門は、下流部門(精製、販売および石油化学)からの収益に比して圧倒しており、例年の傾向と変わらずスーパーメジャーにとって全体収益の7割以上を生み出している(図3)。 図3.部門別収支 ExxonMobil, Shell及びChevron, Totalは石油・ガスの生産量が前年比で増加した一方で、大規模な資産売却を敢行するBPとConocoPhillipsは前年比で減産であった(図4)。ExxonMobilは、米国のシェールガス事業者であったXTO Energy社(約50万boe/d)を昨年6月末に買収したことから前年比で約10%の大幅増であった。同社は2009年にBPに追いつかれたが、2010年に大きく突き放した。Shellは、LNG増産等により6年続いた減産状況から抜け出した。 図4.スーパーメジャーの石油・ガス生産量 ? 2 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油企画調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 -30-20-10010203040ExxonMobilBPShellChevronTotalConocoPhillips(10億ドル)2010年の部門別収益額上流部門下流部門他事業等メキシコ湾事故対策メキシコ湾事故対策費として409億ドルを計上各社の財務資料より作成。下流部門に石油化学部門も含む。他事業等には、再生エネルギー事業や金融業、あるいは調整項等が含まれるBPChevronConocoPhillipsExxonMobilShellTotal0.01.02.03.04.05.02001200220032004200520062007200820092010石油・ガス生産量の推移(百万boe/d)各社の年次報告書より作成各社の年次報告書より作成原油価格とガス価格トレンド原油価格米国ガス価格02040608010012020002001200220032004200520062007200820092010(ドル/BOE)米国原油(WTI)北海原油(Brent) 米国ガス(Henry Hub)010年の埋蔵量リプレースメント状況は正式には今後発表されるが、一部企業からの発表によると、ExxonMobilはExxonとMobilの合併以来の大型買収を行ってリプレースメント率(追加埋蔵量/2010年生産量)が200%を超え、ConocoPhillipsは探鉱作業等により9.2億Boe分(Organic Reserveとして)を増やした一方で、Lukoil株等の資産売却を進めたことで22億Boe分が減少したと発表している。 2011年の年間投資計画については、ExxonMobilが例年水準で年間250-300億ドル、BP, Shell及びChevron、Totalも表1のとおり200億ドル~300億ドル相当を計画している。前年に比べて投資意欲は全般的に高まっている。上流投資の占める割合も8割~9割に上る。 BPは、引き続き成熟資産等の売却を進めて2011年末には一旦340万b/d程度まで生産量が減少する見通しだが予定される開発事業や探鉱(試掘)活動を通じて再成長していくと強調。その一方で、下流部門については、2010年の南米等の資産売却に続いて、今後2年以内に米国の製油所2箇所(Texas City製油所 能力47万b/d, Carson製油所 26万b/d)を売却して同国内の保有製油能力を半減させていく計画。 2009年投資実績 (うち上流投資額) 2010年投資実績 (うち上流投資額) 2011年投資計画(うち上流投資額) 1.スーパーメジャーの投資実績と2011年投資計画額 表ExxonMobil BP Shell Chevron ConocoPhillips Total 271億ドル (207億ドル) 203億ドル (149億ドル) 310億ドル (240億ドル) 222億ドル (183億ドル) 120億ドル (97億ドル) 171億ドル 322億ドル (273億ドル) 230億ドル (178億ドル) 237億ドル* (212億ドル*) 218億ドル (189億ドル) 107億ドル (93億ドル) 158億ドル 250-300億ドル 200億ドル(暫定値) 250-270億ドル* 260億ドル (226億ドル) 135億ドル (120億ドル) 200億ドル (160億ドル) *Shellの2010年と2011年の投資額は資産売却分を差し引いたネットの投資額。Shellの発言によると、資産売却額は2010年が70億ドル、2011年が50億ドル(見込み)。 (各社発表資料より作成) Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油企画調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 3 ?
地域1 グローバル
国1
地域2 北米
国2 米国
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 グローバル北米,米国
2011/02/16 市原 路子
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