ページ番号1004153 更新日 平成30年2月16日

メジャーConocoPhillipsが下流分離、巨大な上流専業会社の誕生へ(短報)

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レポートID 1004153
作成日 2011-07-19 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 企業
著者
著者直接入力 市原 路子
年度 2011
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2011/7/19 石油調査部:市原 路子 メジャーConocoPhillipsが下流分離、巨大な上流専業会社の誕生へ(短報) (ConocoPhillipsホームページ, 各種報道) 7月14日、スーパーメジャー6番手の一貫操業会社ConocoPhillips(COP)が、2012年の上半期を目途に、上流部門(探鉱開発、生産)と下流部門(精製、販売)を分社化する方針を発表した。 併せて、分社化完了をもって現CEO James J. Mulva氏が引退することも発表された。 同社は、企業価値(マーケットバリュー)の最大化を図るために分割を行うと説明。分社化によって上流件は、6 月末に上下流分離した米中堅企業 本Marathon社に続く動き。ConocoPhillipsを含め一貫操業会社は探鉱開発に比較し精製販売部門の収益性が乏しい経営が続いていた。ShellやBPなど他のスーパーメジャーは製油所などの世界各地の下流資産を次々に地元企業等に売却して対応している。 参考:2011年3月 「上流と下流に分社化されるMarathon Oil -中堅一貫操業会社の終焉-」 ? 1 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 大の上流専業企業となる。 スーパーメジャーと上流専業会社の生産規模比較(ConocoPhillips資料より) 部門は生産規模170万boe/d、石油・ガス埋蔵量84億boe相当の上流事業者として、下流部門は240万b/dの精製能力を有する精製・販売事業者として再出発することとなる。 誕生する上流会社は、独立系AnadarkoやApache(60~70万boe/d)を大きく凌駕する欧米最BPChevronConocoPhillipsExxonMobilShellTotal0.01.02.03.04.05.02001200220032004200520062007200820092010石油・ガス生産量の推移(百万boe/d)各社の年次報告書より作成各社の年次報告書より作成|これまでのConocoPhillips- ConocoPhillipsは、2002年に米中堅企業であったConocoとPhillipsが合併して誕生した一貫操業会社。主に北米に上流資産(非在来型ガス、オイルサンドなど)を保有するとともに、インドネシア、豪州やナイジェリア、カタールなどのLNG開発、北海、アルジェリア、リビア、カザフなどでも上流事業を展開している。2015年までに80万b/dの新規増産計画を掲げている。下流部門はほとんどを米国内に保有してい2002年の合併後は他のスーパーメジャーを目指して上流資産の獲得を積極的に行い、生産規模200万b/dを超えるスーパーメジャー入りを果たした。2004-2007年にロシアLukoil株式20%を購入、2006年には米中堅企業のBurlington Resourcesを360億ドルで買収、さらに2008年には豪州のCBM会社Origin Energyを買収し拡大の一途を歩んだ。しかしながら、2008年の金融危機を受けて原油・ガス価格が急落、高値で取得した上流資産が評価損となり、財務が一気に悪化した。 2009年下半期以降、現CEOは当初100億ドル規模の資産売却計画に加えて追加措置を断続的に発表し、Lukoil株式(90億ドル)、Syncrudeオイルサンド(47億ドル)の大型資産の売却などを行って財務体質の改善とともに、増配などの株主還元強化に取り組んできた。2011年3月の年次計画発表時にMarathon社のような分離の可能性を問われた際、Mulva CEOは、完全否定することなく含みを残した回答を行っていた。 後、ConocoPhillipsは巨大な上流事業者として、同業のAnadarkoやApacheのように企業の強みを 今前面に押し出し年率6-10%で成長する競争力の高い企業として生まれ変わっていくのか注目される。 る。 CocnocoPhillipsの2011年投資計画 米国内精製能力の上位者(ConocoPhillips発表資料) Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 2 ?
地域1 グローバル
国1
地域2 北米
国2 米国
地域3 欧州
国3 英国
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 グローバル北米,米国欧州,英国
2011/07/19 市原 路子
Global Disclaimer(免責事項)

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