ページ番号1004179 更新日 平成30年2月16日

豪州のシェールガス開発の現状について

レポート属性
レポートID 1004179
作成日 2011-09-22 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 基礎情報探鉱開発
著者
著者直接入力 丸山 裕章 レイニー・ケリー
年度 2011
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2011/09/22 シドニー事務所 丸山 裕章、レイニー・ケリー 豪州のシェールガス開発の現状について (2011年9月トピックス) (連邦政府資料)では、未確認として具体的な数字は出ていない。一方2011年4月に九要旨:2011年8月に南オーストラリア州のアデレード市で“Shale Gas World”会議が開催された。筆者ら はこの会議に参加する機会があり、ここで得られた情報及び豪州国内で報道されているシェールガス 開発に係る現況について以下まとめてみた。 ①豪州のシェールガスの資源埋蔵量について、2010年に公表された”Australian Energy Resources Assessment” 表された米国のEIAでは技術的に可採可能な埋蔵量として約396tcfとなっている。 ②2011年4月の豪州石油探鉱生産協会(APPEA)では、南オーストラリア州政府からは南オーストラリア州 のCooper堆積盆には約4,000tcf以上のシェールガス等を含めたガス資源の存在の可能性が1800年 代には指摘されていたとの発表もあった。 ③シェールガスを狙った探鉱開発の波が豪州にも押し寄せている。ただその波は緒についたばかりで ある。2011年7月にBeach Energy社(アデレード市)はフローテストに成功した。同社を始め豪州企 業、外国資本企業もシェールガスを狙った探鉱事業を進めている。なお、Beach Energy社によれば探 鉱が順調に進めば2014年頃から試験生産を開始する予定。 ④現在シェールガス層があると言われているのは米国EIAによればCooper堆積盆、Canning堆積 盆、Perth堆積盆、Maryborough堆積盆である。この他にもGalilee堆積盆などでもシェールガスの存在 の可能性が言われている。 ⑤豪州では、現在在来型ガス資源の開発に加え(コールシームガス(CSG))の開発を促進しているが、更 にこれらのガス資源を補完する資源としてシェールガス等の非在来型ガス資源開発も促進して行くとし ている。 1.豪州のシェールガス等の埋蔵量について 豪州のガス資源量(豪州地質調査所) 豪州政府は 2010 年に”Australian Energy Resource Assessment”を公表した。この中では、非在来型ガス資源として、CSG(あるいはコールベットメタンガス)及びシェールガス・タイトガス(以下シェールガス等)の存在について、右図あるいは右表のような見方をしている。 経済的開発可能な在来型ガスは164tcf、非在来型のCSGは約42tcfとしている。 この他に推定埋蔵量として111tcfのCSG、20tcfのシェールガス・タイトガスを上げている。 未確認埋蔵量は在来型ガス115tcf以上、またCSG? 1 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 これに対し、2011年4月に米国エネルギー省が発表した世界のシェールガスの埋蔵量統計では、下図あるいは下表に示すように、約396tcfの技術的可採可能埋蔵量があると公表された。 この数字について、西豪州政府の石油部長は、“良い推定”であるとの見方を2011年9月にパースで開催されたLNG会議の場で発言している。豪州政府は、シェールガス等について今後の探鉱・開発に向け例えば掘削リグの移動費の補助、ロイヤルテイの免除などいくつつかのインセンテイブを準備して、これらの資源開発を推進していくと発表している。 豪州のシェールガス堆積盆位置(米国EIA) ガス資源の概念図(米国EIA) ? 2 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 は250tcfとしているがシェールガス等は不明としている。 豪州のガス資源量(在来型及び非在来型)(豪州地質調査所) 豪州のシェールガス等賦存量の大きな堆積盆は、米国EIAによれば、Canning堆積盆(西豪州)、Perth堆積盆(西豪州)、Cooper堆積盆(南オーストラリア州及びクイーンズランド州)、Maryborough堆積盆(クイーンズランド州)などである。 この他にBeetaloo堆積盆(北部準州)、Galilee堆積盆(クイーンズランド州)、Georgina堆積盆(北部準州)、Officer堆積盆などでもシェールガス等の埋蔵量が期待されることから探鉱活動が行われている。 シェールガス等を狙った探鉱事業を行っている主な企業、対象堆積盆及び探鉱状況をまとめたのが下表。 豪州におけるシェールガス探鉱事業の概要(Shale Gas Worldでの講演資料等より作成) 備考(鉱区権益保有社及び探鉱活動状況) 企業名 豪州の主要堆積盆の非在来型ガス資源量(米国EIA) .各堆積盆におけるシェールガス等の狙った探鉱活動の概要 2Adelaide Energy 権益を保有する堆積盆名 Cooper/Maryborough AWE Perth Cooper堆積盆のPEL218鉱区;Beach Energy社 (90%)と同社10%で探鉱中。 Maryboroug 堆積盆のATP613P、ATPA674P 及びATPA733P鉱区;同社25%、Buru Energy社75%。 EP413鉱区;同社44%、Norwest Energy社27.8%、Bharat PetroResources27.8% 。2011年6月に探鉱井を掘削開始し、3,340メートルの深度まで掘削しシェールガス・タイトガスを探鉱中。2011年9月四半期にこの探鉱井を用いた水圧破砕及び孔井刺激法を実施し試験フローを行う予定。但し現在掘削に係る西豪州政府の環境承認を取り付け中。同社はこの他にL4及びL5鉱区を100%保有。これらの鉱区にはWoodadaガス田下のCarynginaシェールガス層がありここ3年間評価作業を? 3 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 araka Beach Energy Georgina Cooper Buru Energy Canning Drillsearch Energy Cooper Exoma Energy Galilee 実施中。2001年には同社はシェールガス層のコアサンプルを取得済。これらの層には同社は13-20tcfのシェールガスの賦存を期待。 L1及びL2鉱区は同社50%、Origin社50%が保有。両社は2005年に掘削したSenecio-2探鉱井にて孔井刺激法をタイトガス層にて再度実施する方針。この層では減退まえは2.5百万cf/日のガスが産出されていた。 (Petrofrontier社の項参照) Cooper堆積盆のPEL218鉱区;同社(90%)とAdelaideEnergy社10%で探鉱中。 EP428, EP471及びEP391鉱区;Buru Energy社は2010年央に同社権益50%取得のファームインを実施。Buru社の実施した探鉱費用80%、最大最大152百万豪ドルを負担する契約と言われている。EP428鉱区にて最初の探鉱井は2010年10月に掘削されたが予定掘削深度2,300メートルに対し雨季のため1,700メートルで中断している。EP471鉱区で2番目の探鉱井は在来型のガスを狙ったが良い結果ではなかった。2011年には更に6~10本の探鉱井掘削を計悪中。EP391鉱区では湿潤ガスの兆候があった探鉱井での試験フロー等が実施される予定。 ATP940P鉱区;2011年7月に同社とQGC(BGグル-プの100%子会社でCSG-LNG事業を進める)と、Cooper堆積盆にてシェールガス・タイトガスの共同探鉱事業を発表した。QGCはATP940鉱区の60%権益を取得予定。2011年~2013年にかけ3D地震探鉱及び既存2D地震探鉱データの解釈を行う予定。2013年6月から2014年8月にかけ2本の縦孔を掘削予定。更に2016年にかけて4本の評価井を掘削予定。 Perth/Canning及びCarnarvon堆積盆にて保有。以下はPerth堆積盆での同社の保有鉱区。EP389鉱区;同社68.75%、ERM Power21.25%及びWharf Resources10%。EP432鉱区;同社42.22%、ERM Power27.78%, Norwest Energy20%, Allied Oil & Gas10%。EP426鉱区;同社77.5%, ERM Power12.5%, Allied Oil & Gas10%。EP368鉱区;同社80%、EMR Power20%。EP454鉱区;同社50%, EMR Power50%。同社はCNOOC との間でATP999P、ATP996P、ATP999P、ATP1005P及びATP1008Pの各鉱区を50%権益で保有。2010年12月に同社はCNOOCのファームインを受け入れた。このファームイン前述の鉱区の50%権益をCNOOCに売却した。CNOOCは今後2013年8月までに探鉱及び評価作業に係る経費50百万豪ド? 4 ? Empire Oil Perth/Canning/Carnarvon 同社は在来型、非在来型ガスを狙った鉱区をGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 汲薗Sする。5 つの鉱区はGalilee 堆積盆で約26.840km2を占め、コールシームガス及びシェールガスの賦存可能性がある。2011年7月の初期の12本の探鉱井掘削が開始されている。当初の2本はATP1008鉱区で掘削されCSGを狙った掘削となっている。3本目はシェールガス狙いでATP999P鉱区で掘削された。これらではガス徴が認められ、サンプルコアの物理化学的実験が行われている。4本目はATP999P鉱区で掘削されシェールガス狙いでガス徴もあった。2011年8月に向けては5本目の探鉱井が掘削された。これらのシェールガス狙いの井戸ではToolebuc層がシェールガス層として目標にされている。 ATP855P鉱区;同社40%、Beach Energy40%及びAdelaide Energy20%。Beach社は2012年4月までに同鉱区にて探鉱井を掘削開始予定。 同社は以下の3つの鉱区を保有。Goldwyer ShalePlay;同社100%、Laurel Shale Play同社65%、Buru Energy35%。Merlinleigh Shale Play;同社100%。このうちGoldwyer 鉱区では2011 年7 月に米国のConocoPhillips社が参入shじ、同社と協同事業を行うと発表。仮契約ではConocoPhillips社が今後ファームインを行うことも含め探鉱事業を行う予定。仮にファームインが行われた場合同社の同鉱区の75%権益を取得と言われている。このPlayは推定シェールガス埋蔵量(Gas in Place)は40~480tcfと言われている。同社は別途Buru Energy社との間で10%権益をもってCanning堆積盆の鉱区で在来型/非在来型ガス資源の探鉱を実施中。 (AWE社の項参照) L6鉱区;生産権に基づき2010年12月に生産井を掘削し49メートル厚の原油層を発見したが、掘削機械のスタックによりサンプリング及び試験生産が滞っている。同社はこの生産権ではCSGあるいはシェールガスのライセンス取得予定。 (Santos社の項参照) SACBJV(South Australia Cooper Basin JV);同社66.6%、Beach Energy20.2%、Origin社13.2%。 SWQJV(South West Queensland JV);同社60%、Beach Energy社23.2%、Origin社16.7%。 Santos社はCooper堆積盆ぼ最大面積保有社。同堆積盆では5tcfの補完的な非在来型資源量を保有。 PELA516鉱区100%。PELはGIP(Gas in Place)で39tcfの埋蔵量が期待されている。2012年中に3本の探鉱井及びフラクチャリングを行う予定。Planet Gas社? 5 ? Icon Energy Cooper New Standard Energy Canning Norwest Oil Basins Perth Canning Origin Energy Santos Cooper/Perth Cooper Senex Energy Cooper Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 entral Petroleum Georgina Armour Energy Georgina 外国資本会社 Bharat CNOOC Falcon Gas (Australia) Hess (US$m) Oil and Perth Galilee Beetaloo Beetaloo Mitsubishi Corp Petrofrontier Canning Georgina 100%保有のPEL514鉱区の北部地域の50%、南部地位70%同社はファームインの予定。 同社は同堆積盆にて合計11百万エイカーの非在来型鉱区を保有(EP(A)92、EP(A)129鉱区など)。これらの鉱区の50%確率の非在来型ガス及びオイルの可採埋蔵量は50億バレルの原油42tcfのガスと言われている。2011年中に3本の探鉱井を掘削予定。原油及びガス資源を狙っている。この9月には再びAmadeus堆積盆での探鉱掘削を開始予定。この探鉱では2Pで10百万バレルの原油があると言われている。Amadeus堆積盆では今年末までに3本の探鉱井を掘削予定。Perdirka堆積盆では4百万バレルの可採埋蔵量の原油を狙い探鉱井を1本掘削予定。 同社は振興の会社で2010年に設立。北部準州及びクイーンズランド州で探鉱権益を保有。同社はシェールガスのビジネスに力を入れている。探鉱鉱区所油面積は約11,509km2で更に11,384km2分を申請中。タンク権益保有鉱区では約18.6tcfの可採埋蔵量ガス資源が期待されている。これらの鉱区では人口が少ないあるいは既存パイプラインなどのインフランも揃っている。 (AWE社の項参照) (Exoma Energy社の項参照) Falcon (Australia)社は2005年及び2006年に取得したEP98、EP117、EP79及びEP99の4鉱区を100%権益を保有。これらの鉱区は7百万エイカーになるBeetaloo堆積盆の大半を占める広大な鉱区。これらの鉱区での可採埋蔵量は在来型石油13億バレル、178億のシェールオイル、1.6tcfの在来型ガス及び62.3tcfのシェールガスと言われている。 2011年7月にHess社がFalcon社との協同事業計画を発表した。これによるとHess社はEP76、EP98及びEP117鉱区のFalcon社の権益を62.5%取得し、協同探鉱事業を行う。Hess社は最低でも40百万豪ドルの地震探査費用を負担する。2011年には探鉱井の掘削再開が予定されている。なおFalcon社は、EP98鉱区の約10万エイカとEP99鉱区については100%権益を保持。 (Buru Energy社の項参照) 南Georgina堆積盆のEP103鉱区を同社100%で所有。2011 年8 月に探鉱井の掘削開始。Arthur CreekShale層を狙っての探鉱掘削。同社はこの層では約264億バレルのシェールオイルがあると推定している。 同社は他にEP104鉱区を100%所有。EP127及びEP128鉱区は同社75%、Baraka Energy Resources社が25%? 6 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 odinia Officer 所有。 同社は原油及び天然ガス資源の探鉱を同堆積盆にて実施中の会社。同堆積盆では数百万バレルの原油の賦存が期待されている。PEL253国では80%権益を保有し残りはEnsearch Petroleum社20%。この鉱区では2011年7月の探鉱井が掘削開始され2,700メートルまで掘削の予定。 面積は約130,000km2.ガス賦存量は約342tcfと推定され技術的可採埋蔵量は85tcfといわれている。①Cooper堆積盆 南オーストラリア州からクイーンズランド州に跨る広範な堆積盆。 シェールガス賦存はNappameri, Patchawarra, Arrabury及びTenapperaの各トラフで確認されている。この中でNappameriトラフはこれまでの在来型ガス資源開発の各種データからシェールガスの賦存量は最大と考えられている。Permian時代のシェールガス層は約3000~3400メートルの深度に位置する。 シェールガス狙いの鉱区では原油及びコンデンセイトも生産されている。特にNappamerriトラフでは液分も生産される可能性がある。 Beach Energy社、Santos社、Drillsearch Energy社などが探鉱事業を実施中。 .主な堆積盆の特徴及び鉱区位置等 3Cooper堆積盆位置図(米国EIA) Cooper堆積盆及び主な鉱区位置(Adelaide社講演資料) ? 7 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 pース堆積盆 パース堆積盆は、西豪州の石油生産地域で、沖合いから陸上にかけての堆積盆を言う。陸上部は約50,000km2の面積を有しDandaraganトラフは深いが厚いプロスペクトに飛んだシェールガス層を成している。この堆積盆では198tcfのシェールガスの賦存ポテンシャルと59tcfの技術的可採埋蔵量を有している。シェールガスは既存のパイプラインや在来型石油ガスの生産場所から近傍で生産できるなど生産環境は非常に良い。 この堆積盆ではAWE社や、Empire Oil&Gas社などがシェールガス開発に向けた探鉱事業を実施中。 パース堆積盆の主要鉱区位置図(AWE社講演資料) Perth堆積盆位置図(米国EIA) Cooper堆積盆の主な鉱区位置(Drillsearch社講演資料) ②? 8 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 BCanning堆積盆 同堆積盆は、西豪州に位置ち606,000km2の面積で、うち388,000km2は陸域部になる。既に探鉱中の堆積盆中にはいくつかのシェールガス賦存可能性のある層が見つかっている。Laurel、Lower Anderson及びGoldwyerんどのシェール層であるが、これらについてはまだ十分な評価が行われていない。シェールガス資源の賦存量は約764tcfと見積もられ可採埋蔵量は229tcfと言われている。 この堆積盆ではBuru Energy社、三菱商事㈱及びNew Standard Energy社などが探鉱活動を実施中。 Canning堆積盆の鉱区位置(Buru社講演資料) Canning堆積盆の鉱区位置(NSE社講演資料) ? 9 ? Canningta堆積盆位置(米国EIA) Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 CMaryborough堆積盆 同堆積盆はクイーンズランド州のブリスベンの北約250kmから沿岸沿いに位置している。同州としては南部に位置する小さな堆積盆。広さは約6,900km2で、米国EIAが指摘したシェールガスの賦存可能性のある豪州の堆積盆の一つである。この堆積盆でのシェールガスの賦存可能性は77tcfで可採埋蔵量は23tcfと言われている。 同鉱区ではBuru Energy社、Adelaide Energy社が鉱区権益を保有し探鉱事業を実施中。 Maryborough堆積盆の位置(米国EIA)Beetaloo堆積盆及び鉱区位置(Falcon社講演資料) Beetaloo 堆積盆 ⑤ 同堆積盆は北部準州の内陸部に位置し、同州の首都であるダーウイン市までのハイウエイ及びAmadeusガスパイプラインなどのインフラもある。 同堆積盆では、Hess社及びFalcon社がシェールガスを狙った探鉱事業を実施中。 同堆積盆はクイーンズランド州の中央に位置し2007年以降、主としてコールシームガスを狙った堅実な探鉱事業がいくつかの会社で実施されている。しかしながら同堆積盆でもシェールガス/オイルの賦存可能性が高い。 同堆積盆ではExoma Energy社などが探鉱事業を実施中。 Galilee堆積盆 ⑥Galilee堆積盆及び鉱区位置(Exoma社講演資料) ? 10 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 eorgina堆積盆及び鉱区位置 (Central社講演資料) Officer堆積盆及び鉱区位置 (Rodinia社のHP) ⑦Georgina堆積盆 このGeorgina堆積盆は北部準州の位置し広さは330,000km2で、シェールガスの層状はArthur Creek Formationと呼ばれている。 北部準州の他の堆積盆、例えばAmadeus及びPerdirka堆積盆でも非在来型ガス及びオイルが探鉱されている。Southern Georgina及び Amadeus堆積盆では推定非在来型で確率50%の可採埋蔵量は原油50億バレル及びガス42tcfと推定されている。 この堆積盆ではCentral Petroleum社、PetroFrontier社、Armour Energy社などが探鉱事業を実施中。 この堆積盆は西豪州と南オーストラリア州に跨る堆積盆。広さは約410,000km2。まだ地震探鉱や探鉱掘削がほとんど実施されていない未探鉱の地域である。 この堆積盆ではRodinia Oil社が探鉱事業を実施中。 Officer Basin ⑧.終わりに 4 アデレードで8月に開催された会議“Shale Gas World”では、Adelaide Energy社など複数の企業が今後のシェールガス層を狙った探鉱計画を発表していた。その中では米国でのシェールガス開発の成功に続けという考え方もあるが、やはり豪州の地質、地層に見合う開発方法等を今後も模索する必要があるとの見解が多かった。現状は豪州には大規模な水平坑掘削に対応できる移動式リグの数が足りない、? 11 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 e堆積盆には既存のインフラが十分に整っていないなどの見解もあった。 西豪州政府などからはシェールガス開発に係る環境規制などについても今後も検討の材料として残っているとの報告もあった。更に西豪州政府の担当者からは、例えば探鉱掘削用のリグの移動費の補助などの制度を設けるなどして、非在来型ガス資源の開発を促進していく方向性が示された。 2010年の“Australian Energy Resources Assesment” によれば2007/08年度から2029/30年度まで年間平均6.7%の割合でガスの生産が行われ、2029/30年度には、ガス生産は年間約8,505ペタジュール(PJ)(約7.7tcf)となり、うちCSGは2,507PJ(約2.3tcf)で約30%を占めると予測している。シェールガス等のガス資源生産量は2010年時点ではこの数字にはまだカウントされていない。 豪州は今後二酸化炭素削減の切り札としての高まるガス需要(国内の火力発電用やLNG化して輸出する事業用として)に対応するためにも、CSGに続く非在来型のシェールガス等の開発についても経済性を見極めつつ20年から30年先を見越した探鉱事業が活発化していく傾向が伺える。 上 以U.S. Energy Information Administration, World Shale Gas Resources: An Initial Assessment Shale Gas: Grab a Surfboard, Morgan Stanley, June 3, 2011 Geosciences Australia 他にアデレードで8月23日~24日に開催された“Shale?Gas?World”におけるAdelaide?Energy社などの講演資料。?考資料 参 ? 12 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 大洋州
国1 オーストラリア
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 大洋州,オーストラリア
2011/09/22 丸山 裕章 レイニー・ケリー
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