ページ番号1004321 更新日 平成30年2月16日

世界:OGJによる2012年の石油・ガス確認埋蔵量/生産量の主な注目点(短報)

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レポートID 1004321
作成日 2013-01-22 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 基礎情報
著者 本村 真澄
著者直接入力
年度 2012
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2013/1/11 石油調査部:本村眞澄 公開可 世界: OGJによる2012年の石油・ガス確認埋蔵量/生産量の主な注目点(短報) ・2012年の世界の石油埋蔵量は1兆6,379億バレルで、10年間で35%増加。カナダ、ベネズエラの重質油4,252億バレルが新規に算入された効果が大きいが、在来型も新規発見を受け17%成長した。 ・この「重質油効果」により、石油埋蔵量で第1位はベネズエラ(2,976億バレル)、2位がサウジアラビア(2,654億バレル)となり、更に西半球の埋蔵量は2001年の16%から2012年には32%と躍進した。 ・ロシアの埋蔵量はこれまで過少と思われていた600億バレルから800億バレルへと引き上げられた。・天然ガス埋蔵量に関しては2012年値は2011年値と殆ど変らず、十分な検討が行われたか疑わしい。・特にトルクメニスタンの埋蔵量は265兆cfと2010年から変更なく、新規発見のGalkynyshガス田(埋蔵量462?749兆cf)の成果が全く入っていないなど、ガス埋蔵量に関する分析には疑問が残る。 ・2012年の世界の石油生産量は7,571.66万バレル/日で対前年比2.9%増、堅調な伸びを示している。・OGJ統計ではロシアの石油生産量が1,045万バレル/日、サウジアラビアが996万バレル/日となっているが、ロシアの石油生産量はコンデンセートを含む値、サウジは原油のみの値であり、世界第1位の産油国は、ロシアではなくサウジアラビアとなる。 Oil and Gas Journal誌(以下OGJ)の12月3日号に、恒例のWorldwide Reportが掲載され、世界各国の石油・ガスの埋蔵量と石油の生産量が公表された。以下、その注目点に関して述べる。更に、この数年顕著な動きである重質油1の埋蔵量の在来型への組み入れの過程を見てみたい。 .2012年のOil and Gas Journal埋蔵量統計 OGJで公表されている埋蔵量評価は毎年12月であるにも関わらず、翌年の1月1日付けとされている。しかしこの実質的な意味合いは年末時点の値であることから、本稿では2012年12月3日号に記された2013年1月1日値を2012年末値として扱う。 1なお、OGJの埋蔵量は例外はあるが基本的にコンデンセートを含まない原油のみを示している。 1重質油はAPI比重が10°?20°、ビチューメンは同じく10°(即ち比重=1)以下のものを指し、超重質油(Extra-Heavy Oil)とも言う。一部では、超重質油をAPI比重10°以下で且つ貯留岩内での状態で粘性が10,000cent Poise 以下のもの、ビチューメンはそれ以上のものと区別している。但し、本稿では煩を避けるために、便宜上「重質油」という表現で統一してある。 ? 1 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 痰ヲば、2011年末値における米国の石油埋蔵量に関してBP統計では303億バレル、OGJ統計では207億バレルとなっており、BP統計で遥かに多い理由はコンデンセートを含むためと解される。 (1) 石油(世界) 全世界の2012年末時点での石油埋蔵量は1兆6,379億バレルで、2011年時点での評価である1兆5,201億バレルから1年間で8%と大幅に増加した。これは後述するベネズエラの埋蔵量の評価変えに起因することが大きい。ちなみに、BP統計では2011年末値で1兆6,526億バレルであり、コンデンセートを含むことを含め、常にOGJ統計よりも1割前後大きい値となっている。 なお、2002年末の評価値は1兆2,129億バレルであり、10年間で35%増加しているが、2012年における重質油の寄与分はカナダ及びベネズエラで4,252億bblと、全体の26%を占める。即ちこれが評価変えに当たる部分である。 全世界について在来型だけで比較すると、2002年の1兆381億バレル(1兆2129億バレル?1748億バレル)が、1兆2127億バレル(1兆6379億バレル?4252億バレル)で、17%の成長している。これは、既往油田における埋蔵量成長が進行したことと、イラン、イラク、カスピ海、ブラジル沖、東アフリア等で新規発見が続いたことによる。 石油埋蔵量においてOPECの比率は2002年末時点で68%であったが、2012年末で74%と更に増えている。これはベネズエラのオリノコタールの寄与分が大きい。なお、生産量におけるOPECの比率は、2002年末時点の38%から2012年末時点で42%まで増加している。これは中東のOPEC諸国の増産が効いている。 (2)石油(各国別) ベネズエラは国全体の石油埋蔵量を2,976億バレルとし、サウジアラビア(2,654億バレル)を抜いて1位となった。これは、(在来型の埋蔵量が昨年と変わらないと仮定して)オリノコタールの埋蔵量を一気に864億バレル増加させて2,564億バレルとしたことによるものである。 一方、カナダにおいては、昨年よりやや低い1,731億バレルであったが、それでもこの埋蔵量は世界第3位である。 OGJの統計における両国の重質油埋蔵量の扱いに関しては、次節において述べる。 OGJが長らく保守的な評価を行っていたロシアに関しては、従来の600億バレルから800億バレルへと引き上げられた。OGJの統計では、2002年にそれまでの486億バレルから600億バレルに引上げた。これに呼応してBP統計は、2003年版における2002年末値を670億バレルと増? 2 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 竄オた。BP統計の方が11%多い理由は、前述の通り原油埋蔵量であるOGJ統計値にコンデンセート埋蔵量を加えたためと思われる。但し、BP統計はこの値が過少であると解したと思われ、よく2003年には691億バレルへ引き上げ、2011年末値で882億バレルまで引き上げている。 ロシアの石油確認埋蔵量に関しては、主要9社のMiller & LentsあるいはDeGolyer & MacNaughtonによるauditで616億バレル、中小の独立系に関しては2003年の生産量を20倍して埋蔵量として推定し、合計で682億バレルと公表されている2。これはかなり堅めの数字である。更に、これ以外にライセンスの付与されていない大規模油田が複数あり、RosneftのVankor油田など開発の進捗で当初予想を遥かに上回る規模であることが明らかになったものもある。今回、800億バレルに引き上げられたものの、これは中東産油国の埋蔵量より堅めの基準である。 中国は、2011年の204億バレルから2012年に256億バレルと大きな伸びを示した。これは、探鉱活動の活発化によるとされるが、特にオルドス盆地での埋蔵量増加が貢献していると思われる。ただし、BP統計では2011年末値で147億バレルであり、中国に関してだけは例外的にOGJ統計の方が遥かに上回っている。これについての説明は特段なされていない。 中東諸国では埋蔵量の大きな変動は見られない。2010年10月6日に、イラクが突然、自国の石油埋蔵量を重質油を除いて世界第3位である1,150億バレルから第2位の1,431億バレルへと引き上げた。5日後、イランがこれに対抗するかのように、自国の埋蔵量をそれまで世界第2位であった1,376億バレルから1,503億バレルと引き上げ、5日で世界第2位の地位を取り戻した。 OGJ統計はこれらの自己申告の数値をほぼ採用していたが、2010年末値では、イランについては更に34億バレルを引き上げ1,546億バレルとする一方、イラクは17.5億バレル引き下げ1,414億バレルとした。イランでは2001年に埋蔵量36億バレルのYadavaran油田が、イラクでは2009年に埋蔵量22億バレルのShaikan 1油田が発見されているが、対照的な扱いとなった。両国の扱いの違いは不明である。 この他、この1年で増加の目立つ国としては、100億バレルから250億バレルに躍進したUgandaがある。これは、東アフリカ地溝帯の一部であるAlbert湖の油田群の発見によるものであり、OGJ統計が個別の情報を適宜拾っていることを示している。 (3) 天然ガス 天然ガスでは全世界で2012年末の埋蔵量6,793兆cfとなり、対前年0.7%増と殆ど変化がない。 2 Grace, John D., Russian Oil Supply, Oxford Institute Energy Studies, 2005, p.179 ? 3 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ネお、BP統計の2011年末値は7,361兆cfでOGJよりも8%も多いが、この理由は不明である。 ロシア、中央アジアも変化がないが、トルクメニスタンに関しては、265兆cfと2010年から同じ値である。トルクメニスタンに関しては、Galkynyshガス田(前South Yoloten-Osmanガス田)の調査が進み、GCA(Gaffney, Cline & Associates)による埋蔵量は何度か改定されて、現在は462?748.7兆cfとされる3 。これは、カタールのNorth Fieldに次ぐ世界第2位の超巨大ガス田である(H2S6%、CO27%を含む)。BP統計がGCAの評価に基づきトルクメニスタン全体のガス埋蔵量を2011年末値を858.8兆cfとし、国として世界で第4位と評価しているのに対して、OGJの評価は極めて感度が悪いと言わざるを得ない。 中東ではサウジで若干の増加が見られる他は変化はない。 .重質油の在来型原油への取り込みの動き この10年の埋蔵量評価の変遷の中での大きな特徴は、重質油を非在来型資源から在来型資源に組み入れる動きで、これはSEC基準の改定を踏まえた動き(後述)と言える。 2カナダの重質油(オイルサンド)が初めて在来型の埋蔵量に組み入れられたのは、2002年のOGJにおいてで、この時の評価値は1,748億バレルであった4。これはカナダの算定しているオイルサンドの埋蔵量についてOGJ側が「満額回答」したもので、画期的な評価変えと言える。これにより、世界の埋蔵量がこれまでの中東中心から西半球へ大きくシフトしたことになる。何故2002年にこれがなされたかについては、前年起きた9.11で明確になったアラブ世界との対峙を意識して、政治的な思惑で算入したとする見解がある。OGJによれば、2001年の西半球の石油埋蔵量は全世界の16%であるが、これにより2002年にはこれが26%にまで跳ね上がった。ちなみに、ベネズエラのオリノコタールの埋蔵量をフルに算入した2012年の西半球の石油埋蔵量は全世界の32%にまで上がっている。 2002年以降、カナダ・オイルサンドの埋蔵量に関しては新規の追加はなく、生産の進展とともに埋蔵量は漸減を続けている。OGJ誌を追うように、BP統計も2006年時評価からカナダのオイルサンドを算入し始めたが、その量は当初102億バレルと控え目なものであった。しかし、2011年の評価ではこれを一気に1,431億バレルと、OGJに近い水準まで引き上げた。 一方、ベネズエラのオリノコタールに関しては、やはりOGJが先行して2008年に581.73億バレルを 3 Oil and Gas International, 2012/11/16 4 OGJ, 2002/12/23 ? 4 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ン来型に含めた5。翌2009年にBPが941.68億バレルと、直ちに追随した。これに対して、OGJは2010年の評価で1,699.66億バレルと大幅に引き上げた6。2010年のOGJには、本文中にオリノコタールの埋蔵量に関する言及がないので、この数値はこの年の増加分1,173.93億バレルを既往のオリノコタールの埋蔵量の評価変えと仮定して、2008年値を足し合わせて仮に求めたものである。この時の在来型の石油埋蔵量は412.94億バレルである。2012年には、更に864億バレル増加して、ベネズエラ全体の石油埋蔵量は2,975.7億バレルとなったが、これは、従来OPEC Annual Reviewで記している2,965億バレル7をほぼ踏襲したものである。2012年に、先の在来型埋蔵量に変動がないと仮定すると、オリノコタールの埋蔵量は2,563.66億バレルとなる。 オリノコタールが2008年から算入された理由として、同年12月29日に、米国証券取引委員会(SEC)が、非在来型資源に関しては、石油・ガス埋蔵量とする新ルールを策定したことにが背景にあると考えられる8。カナダのオイルサンドは、前述のように別の理由で先行して計上していたものと思われるが、これにより正当な分類として扱われるようになった。 カナダ・オイルサンドでは当面これ以上の埋蔵量評価変えは考えられないが、ベネズエラのオリノコタールも2012年統計をもってほぼ「満額回答」となり、今後はこれ以上の評価変えはないものと思われる。 カナダ・オイルサンド OGJ ベネズエラ・オリノコタール OGJ BP統計 評価年 2002 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 BP統計 ?1022202102712651,4311,748 1,740 1,732 1,727 1,704 1,704 1,693 1,688 ?581.73581.731,699.661,699.662,563.66? 941.68 941.68 1,026.98 5 OGJ, 2008/12/22 6 OGJ, 2010/12/06 7 OGJ, 2011/12/05 8 Lee, John W.(2009), Reservese in Nontraditional Reservoirs: How Can We Account for Them? SPE Econ & Mgmt. 1(1):11-18, SPE-123384-PA. dol:10.2118/123384-PA ? 5 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 表1 OGJ誌及びBP統計における重質油の在来型原油埋蔵量への繰り込み(単位:億バレル) R.2012年のOil and Gas Journalにおける石油生産量統計(ガスの生産統計はなし) OGJに記されている石油生産量は通常は原油のみであり、コンデンセートは含まれていない。一方、BP統計ではコンデンセートを含む値であり、特に米国のなどでは両統計における生産量で大きな差異を生じる。2012年12月3日付けOGJによる2011年の米国の石油生産量(確定値)は565.8万バレル/日であるのに対して、BP統計では784.1万バレル/日となっている。この差の218.3万バレル/日がコンデンセートに相当するものと考えられる。 世界全体の石油生産量では、7,571.66万バレル/日で対前年比2.9%増、一方OPECの生産量は3,208.62万バレル/日となり、世界に占める割合は42.4%、2011年の40.9%から大きく伸びている。これは、イランが禁輸措置で53万バレル/日減らす一方、リビアが91万バレル日、サウジアラビアが62万バレル/日で生産が伸びている点が効いている9。 国別でみると、ロシアが推定値1,045万バレル/日で第1位、第2位がサウジアラビアの996万バレル/日で対前年比6.6%増である。ただし、ロシア・エネルギー省発表の速報値では2012年のロシアの石油生産は1,037万バレル/日 で10 、OGJ値と極めて近い値である。両者を突き合わせると、ここでのロシアの生産量にはコンデンセートが入っていると解される。 よって、サウジアラビアの石油生産量にコンデンセートを加えると、ロシアを抜いて世界第1位になるものと思われる。ちなみにBP統計では2011年値で、既にサウジアラビアが1116.1万バレル/日で、ロシアの1,028万バレル/日を上回って世界第一位である 。 図1にサウジアラビアの2010年以降の石油生産量(原油のみ)の動き、及び2011年のロシアの石油生産量(原油+コンデンセート)を示す。サウジアラビアの生産能力は、2009年には1,250万バレル/日までの拡充を達成したが、2010年の実際の生産量はその2/3の水準で終始していた。2011年を通じて増産に向かい、同年後半にはほぼ現在と同様の1,000万バレル/日に近い水準となっている。サウジアラビアはこのような能動的な生産調整が可能である。一方ロシアは、脚注9に記した如く、その時々の最大の生産を行うことしかできず、石油市場に対しては受動的な存在でしかない。ロシアが対OPEC協力 9 ただし図1に見るごとく、サウジアラビアは2009年に達成した日量1,250万バレルの生産能力の範囲内で、OPEC生産枠を意識しつつ、swing producerとして生産量を上下させている。一方、ロシアは2011年の生産量では1,023万バレル/日であるが、これはこの時点での最大の生産量である。ロシアの場合は、一坑辺りの生産量が少なく各油田における生産井の数が膨大になること、各坑井の油層圧力が低いこと、主力の西シベリアにおける原油はパラフィンの含有量が約3%あり冬季に生産を停止することができないことから、サウジアラビアのように坑井をシャットダウンして生産量を調整することは技術的に不可能である。このため、ロシアではその時の最大の生産を行うことしかできないという特徴がある。 10 IOD, 2013/1/04 ? 6 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ナ生産調整をする場合も、個別坑井の生産調整ではなく、油田への投資速度の調整という形でやや長い時間をかけてなされるのが通常であり、それも増産の遅延という形である。 (了) 図1 ロシアとサウジアラビアの原油生産能力と実際の生産量 ? 7 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)石油調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 グローバル
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国・地域 グローバル
2013/01/22 本村 真澄
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