ページ番号1004350 更新日 平成30年2月16日

ニュージーランド2013年公開鉱区入札について(2013年05月トピックス)

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レポートID 1004350
作成日 2013-05-24 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 探鉱開発
著者
著者直接入力 北村 龍太
年度 2013
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ニュージーランド2013年公開鉱区入札について 要旨: 更新日:2013/05/23 シドニー事務所:北村 龍太 (2013年05月トピックス) ① 2013年4月29日、ニュージーランド政府経済開発省(The Ministry of Economic Development)は、オークランドで開催された国際カンファレンス「Advantage NZ 2013 Petroleum Conference」の席上において、2013年Block Offerとして海域約190,000km2、陸上約1,600km2のエリアを対象に公開入札を行うことを発表した。 ② 対象となるエリアは「北東西岸海域(Reinga-Northland Basin)」「南島東岸海域(Great South-Canterbury Basin)」「Taranaki Basin 海域」「Taranaki Basin 陸域」「北島東部陸域(East-Coast Basin)」の5つに分類される。海域についてはそれぞれのエリアにおいて約250km2に分割されている小エリアを選択し、必要に応じて複数組み合わせて応札を行う。これは2012年Block Offerにおいて、23鉱区を明示的に設定して実施したスタイルから変更されている。 ③ 「Crown Minerals Amendment Act 2013」が施行される2013年5月24日に正式に公開入札の受付が開始される。締め切りは同年9月26日となっており、2013年12月に結果を公表する予定となっている。 ④ 審査のポイントとしては2012年時同様「効率的に探鉱作業を遂行するための技術力、資金力の有無」に加えて、今回の法改正により「探鉱作業における安全・環境への配慮基準」についても審査対象とされる。 ⑤ 従来、探鉱ライセンスは5年間の期間で付与されてきたが、今回の法改正により今回の公開入札では最長15年間の期間でライセンスが付与される予定に変更される。実際の付与される期間は、その鉱区の成熟性・難易度などに応じて個別に決定される。 1. 2013年Block Offerについて 海外事務所レポート2012年12月トピックス「ニュージーランド2012年公開鉱区のライセンス付与について」にて既報の通り、2013年Block Offerの概要については以前より公表されており、今般関係地方自治体、および先住民コミュニティとの協議を経て正式に発表されたものである。 ? Block Offerについて 競争入札方式で行われるBlock Offerは2002年より採用されているが、2011年まではPriority-in-time(先願)方式との併用であったのに対して、2012年からは年間競争入札方式のみで実施することに変更されている。 ? 1 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 公開エリアについて 事前に公表されていた公開予定エリア、および2012年公開鉱区のうち落札されなかった13鉱区エリアについて、関係地方自治体、および先住民コミュニティとの協議などを経て、最終的な対象エリアが決定されている。 2012年12月までに公表されていたものと比較して大きな変更は見られないが、2012年非落札エリアのうちTaranaki Basin以外のCanterbury Basin、East Coast Basinなどのエリアについては、結果的には今回の対象には含まれなかった。 Reinga-Northland Taranaki Great South-Canterbury East Coast 13EC1 13EC2 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 2 ? }:2013年公開鉱区イメージ (NZ経済開発省HPより) 表:2013年公開鉱区概要一覧 (NZ経済開発省HPより) 陸上 Taranaki (合計 242.1km2) East Coast (合計 1,319.6 km2) 13TAR1 (79.6 km2) 13TAR4(11.8 km2) 13TAR5(150.7 km2) 13EC1(429.6 km2) 13EC2(890.0km2) 海洋 Reinga-Northland (合計 53,746.9 km2) Taranaki (合計 24,224.2 km2) Great South-Canterbury (合計 111,084.5 km2) 13RNL-R1 (約200ブロック) 13TAR-R1 (約160ブロック) 13GSC-R1 (約540ブロック) ? 鉱区申請方法について 鉱区の設定手法について2012年と比較すると、陸上鉱区については変更はなく、事前に設定された5つの鉱区に対して、それぞれ企業が1つを選択をして応札する方式で行われる。一方海洋鉱区に関しては2012年の方式から変更されている。3つのエリア (Reinga-Northland、Taranaki、Great South-Canterbury) はそれぞれその内部で、経緯線に従って定められた最大250km2のブロックに分割されており、応札希望企業はそのブロックの一つもしくは連続した複数のブロックを任意に選択して応札することとなった。なお複数を組み合わせる場合、申請できる面積としてはTaranakiエリアについては最大2,500 km2まで、他のReinga-Northland、Great South-Canterbury両エリアについては最大10,000 km2までと設定されている。 ? 今回対象の各Basinの概要 ? Taranaki Basin NZで唯一生産中の堆積盆。多くの鉱区でガス、原油及びコンデンセートの賦存が期待できるとともに、既生産フィールドのインフラも充実したエリア。面積は約330,000km2で、北島の西部の陸上及び沖合いに広がる。海洋エリアの75%以上は水深200m以下であるが、西部の最大水深は1,500mを超える。1950 年以降約400 坑の試掘が陸上・海洋で実施されている。 ? East Coast Basin ? 3 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 k島の東部陸上・海洋の堆積盆で、現在までに40坑以上の試掘井が掘削されている。1870年代には日産50バレルと少量ではあるが原油の生産も行われていた。その後複数の試掘井でガスの兆候が発見されているが、商業的発見には至っていない。近年の非在来型資源開発技術の進歩に伴い、シェールガス/タイトガスの探鉱も期待されている。面積は約180,000 km2、北島のEast Cape から南島のMarborough に亘り展開している。 ? Reinga Basin、Northland Basin ほぼ未探鉱のエリアであり、これまで探鉱ライセンスが設定された歴史はない。1960年代に約13,000 kmの2次元地震探鉱が実施された他、近年では2009年にマルチクライアントサーベイとして鉱物資源局が約5,000 kmの2次元地震探鉱を実施している。また隣接するTaranaki Basinとの境界付近に6坑の試掘井が掘削されている。面積は約170,000 km2であり、Taranaki Basin同様、西部の最大水深は1,500mを超える。 ? Great South Basin、Canterbury Basin 広大な海洋エリアであり、両Basin合計で面積は約400,000km2。その大部分は未探鉱となっている。水深は最大1,500m。両Basinにおいて過去に20坑程度の試掘井が掘削されており、その中で複数の試掘井において商業規模に満たない発見が報告されている。2012Block Offer では Great South Basin において、Shell/OMV/MEPAU(三井物産豪州法人)連合が、既存の50119鉱区に隣接したエリアを54863鉱区として落札しており、注目が高まっている。 ? 今後のスケジュール NZにおいて石油ガス、石炭、金属鉱物の調査、探鉱、採掘に関する法規を定める「Crown Minerals Act 1991」は1991年に制定されているが、同法は安全・環境への配慮とバランスの取れた効率的な資源探鉱・開発の促進を目的として、現在法改正を行っている最中であり、2013年5月24日に「Crown Minerals Amendment Act 2013」として施行される予定となっている。その施行を受け、本公開入札も正式に開始することとなる。 4ヶ月後の2013年9月26日に入札を締め切り、その後約2ヶ月をかけて審査を行う。審査のポイントとしては2012年時同様「効率的に探鉱作業を遂行するための技術力、Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 4 ? 窓燉ヘの有無」に加えて、今回の法改正により「探鉱作業における安全・環境への配慮基準」についても対象とされると発表されている。 入札結果の公表は2013年12月13日を予定しており、その後の手続きを経て2014年4月1日に正式にライセンスを付与する予定となっている。なお従来探鉱ライセンスの期間は一律5年間であったのに対して、今回はその鉱区の成熟性・難易度などに応じて最長15年間の期間で個別に設定される予定となっている。 2. 総括 2012年に実施されたBlock Offerにおいては、公開された23鉱区のうち10鉱区に対してライセンスが付与されている。そのうち7鉱区はTaranaki Basin、2鉱区はここ10年間ライセンスが付与された実績がなく、これまでの探鉱実績はほとんどないPegasus Basin、残りの1鉱区は上述の通りGreat South Basinであった。 今回Taranaki Basinについては既生産フィールドが集中している状況から考えても、引き続き多くの企業の関心を集めることは間違いない。一方で、これまでライセンス付与された実績のないNorthland Basin、 Reinga Basin、さらには陸上鉱区として非在来型資源の可能性も指摘されているEast Coast Basinについても注目されるところである。残りのGreat South Basin、Canterbury Basinについても、大水深探鉱に実績のあるShell、Anadarkoといった企業の保有鉱区において、近い将来における試掘の可能性が高まっており、新規発見が期待できる状況であると言える。 一方で近年、石油ガス開発における安全・環境への関心がより高まっており、安全・環境対策が審査対象に新たに加えられた今回の入札結果を注意深く見守る必要がある。 以上 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ? 5 ?
地域1 大洋州
国1 ニュージーランド
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 大洋州,ニュージーランド
2013/05/24 北村 龍太
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