ページ番号1004358 更新日 平成30年2月16日

オーストラリア2012年公開入札鉱区に対する探鉱ライセンス付与について(速報)(2013年07月トピックス)

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レポートID 1004358
作成日 2013-07-01 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 探鉱開発
著者
著者直接入力 北村 龍太 レイニー ケリー
年度 2013
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2013/07/01 シドニー事務所:北村 龍太、レイニー・ケリー オーストラリア2012年公開入札鉱区に対する探鉱ライセンス付与について(速報) (2013年07月トピックス) 要旨: ① 2013年6月17日資源エネルギー観光省は、2012年公開鉱区入札として連邦政府が管轄する沿岸3海里以遠27鉱区のうち、2012年11月に応札を締め切った15鉱区、および2011年公開入札にて落札者がなく再公開されていた10鉱区に関して、その入札結果を公表した。 合計25鉱区のうち、2012年公開分のうち9鉱区、2011年再公開分のうち4鉱区の計13鉱区に対して、探鉱ライセンスが付与されることとなった。 ② 今回ライセンスが付与された13鉱区のうち、12鉱区は西オーストラリア州管轄であり、残りの1鉱区はタスマニア州管轄であった。その他、北部準州、ビクトリア州、南オーストラリア州管轄鉱区も対象となっていたが、今回は落札企業がなかった。 ③ 今回の落札企業としてはShell Developmentが3鉱区、Total E&Pが2鉱区をそれぞれ落札。その他MEO、IPM West、Woodside Energy、Apache Northwest、3D Oil、Pathfinder Energy、CNOOCに加え日系企業ではINPEXがそれぞれ1鉱区ずつを落札した。 ④ 提出された探鉱計画によると13鉱区全体で、初期3年間の義務作業として計画されている探鉱作業は合計約180百万ドル、後期3年間に実施可能性のある作業として計画されている探鉱作業は合計約370百万ドルが見込まれている。 注:2012年公開入札鉱区については2012年 5 月 23日付の「海外事務所レポート:2012年豪州の海域及び陸上の公開鉱区エリアについて」、2011年公開入札鉱区については2011年 4月 20日付の「海外事務所レポート:2011年豪州の海域及び陸上の公開鉱区エリアについて」をそれぞれ参照のこと。 オーストラリア2012年公開入札鉱区に対する探鉱ライセンス付与について 2013年6月17日資源エネルギー観光省(RET)は、2012年公開鉱区入札として連邦政府が管轄する沿岸3海里以遠27鉱区のうち、2012年11月に応札を締め切った15鉱区、および2011年公開入札にて落札者がなく再公開されていた10鉱区に関して、その入札結果を公表した。合計25鉱区のうち、2012年公開分のうち9鉱区、2011年再公開分のうち4鉱区の計13鉱区に対して、探鉱ライセンスが付与されることとなった。 今回の落札企業としてはShell Developmentが3鉱区 (W12-12、13、14)、Total E&Pが2鉱区(W11-16、17)をそれぞれ落札。その他MEO (W12-2)、IPM West (IPB Petroleumの関? 1 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 連会社) (W12-3)、INPEX (W12-4)、Woodside Energy (W12-8)、Apache Northwest (W12-9)、3D Oil (T12-1)、Pathfinder Energy (W11-6)、CNOOC (W11-7)がそれぞれ1鉱区ずつを落札した。 RETによると、今回ライセンスが付与された13鉱区に対して合計で延べ28社の応札があり、提出された探鉱計画の内容を元に評価を行うWork Program Biddingシステムにより落札企業が選定された。13鉱区のうち6鉱区はいわゆる1社入札であり、逆に最も応札企業が多かったW12-8鉱区では6社競合の末、探鉱計画の内容によりWoodside Energyが落札している。 提出された探鉱計画によると13鉱区全体で、初期3年間の義務作業(GWP:Guaranteed Work Program)として計画されている探鉱作業は13鉱区合計で約180百万ドルとなっている。GWPとして計画されている主な作業としては地震探鉱の新規実施、既得データの再処理、地質評価作業などであるが、3つの鉱区 (W12-2、W12-3、W12-8)においては合計4坑の探鉱井掘削が計画されている。その他、後期3年間に実施可能性のある作業(SWP:Secondary Work Program)として計画されている探鉱作業については、13鉱区合計で約370百万ドルが計上されている。SWPにおいてはほぼ全ての鉱区において少なくとも1坑の探鉱井掘削作業が計画されているが、例外的にW11-16、W11-17の2鉱区ではSWPとしても探鉱井掘削が含まれていない。入札のガイドラインにおいても「6年間で少なくとも1坑以上の探鉱井掘削が望ましい」と明記されており、近年の例と比較しても珍しいケースと言える。 今回ライセンスが付与された13鉱区のうち、12鉱区は西オーストラリア州管轄であり、残りの1鉱区はタスマニア州管轄であった。タスマニア州管轄鉱区T12-1に関しては、3D Oilが3社競合の末落札している。同社はGippsland Basinを中心に操業する探鉱企業であり、探鉱ライセンス「VIC/P57」にて2004年よりオペレータとして探鉱作業を行ってきたが、2013年1月にHibiscus Petroleumをオペレータとして迎え入れ、現在同鉱区の49.9%権益を保有するのみとなっていた。 今回ライセンスが付与されなかった12鉱区の内訳は、ビクトリア州5鉱区、西オーストラリア州3鉱区、北部準州3鉱区(アシュモア・カルティエエリア1鉱区含む)、南オーストラリア州1鉱区となっている。正式には公表されていないが、これら12鉱区に対しては入札企業? 2 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 がなかったものと推察される。なお近年の例を見ると、これらの鉱区のうちいくつかについては近日中に再公開される可能性がある。 また2012年公開入札の第二ラウンド12鉱区についても2013年5月に既に締め切られており、例年通りであれば2013年11月頃に結果が公表される予定である。なおこれも近年の例に従えば、第二ラウンド鉱区のうち入札企業が1社もない鉱区については、上述の鉱区再公開に含まれる可能性がある。 以下に今回落札企業が提出した探鉱計画の概要をまとめる。 入札時 鉱区名 Basin /State 落札企業 (応札企業数) ライセンス名 探鉱計画概要 (費用は概算) Petrel Sub-basin, MEO Australia W12-2 Bonaparte /Western Australia Limited (1社) WA-488-P Caswell Sub-basin, W12-3 Browse /Western Australia IPM West Pty Ltd (1社) WA-485-P Caswell Sub-basin, W12-4 Browse /Western Australia Inpex Browse, Ltd (2社) WA-494-P W12-8 Exmouth Sub-basin, Carnarvon /Western Australia Woodside Energy Ltd (6社) WA-483-P ? 3 ? GWP ($20.35 MM): 2D地震探鉱データ再処理(400km)、地質評価作業 探鉱井1坑 SWP($25.2 MM): 新規3D地震探鉱(400km2)、地質評価作業、探鉱井1坑 GWP ($32.25 MM): 地質評価作業、新規3D地震探鉱(610km2)、 探鉱井2坑 SWP($19.75 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑、新規3D地震探鉱(500km2) GWP ($1.21 MM): 3D地震探鉱データ購入(80km2)、3D地震探鉱データ再処理(210km2)、2D地震探鉱データ再処理(40km)、3D地震探鉱データ解釈(290km2)、2D地震探鉱データ解釈(280km)、地質モデル作成 SWP($25.48 MM): 探鉱井1坑 GWP ($42.3 MM): 新規3D地震探鉱(1041km2)、探鉱井1坑、地質評価作業 SWP($31.5 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 Barrow Sub-basin, Apache Northwest W12-9 Carnarvon /Western Australia Pty Ltd (5社) WA-486-P Exmouth Plateau, W12-12 Carnarvon Shell Development (Australia) Pty Ltd WA-489-P /Western Australia (1社) Exmouth Plateau, W12-13 Carnarvon Shell Development (Australia) Pty Ltd WA-490-P /Western Australia (2社) Exmouth Plateau, W12-14 Carnarvon Shell Development (Australia) Pty Ltd WA-491-P /Western Australia (2社) T12-1 Otway /Tasmania 3D Oil Limited (3社) T/49-P Rowley Sub-basin, Pathfinder Energy W11-6 Roebuck /Western Australia Pty Ltd (1社) WA-487-P Exmouth Plateau, CNOOC Australia W11-7 Carnarvon E&P Pty Ltd WA-484-P /Western Australia (2社) GWP ($10.8 MM): 新規3D地震探鉱(505km2)、地質評価作業 探鉱井1坑 SWP($20.4 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑 GWP ($7.4 MM): 3D地震探鉱データ再処理(1768km2)、地質評価作業 SWP($42 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑 GWP ($10.7 MM): 3D地震探鉱データ再処理(1685km2)、地質評価作業、 新規3D電磁探査(300km2) SWP($42 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑 GWP ($18.5 MM): 新規3D地震探鉱(2030km2)、地質評価作業 SWP($42 MM): 地質評価作業、探鉱井1坑 GWP ($13.15 MM): 2D地震探鉱データ再処理(500km)、新規3D地震探鉱(755km2)、 地質評価作業 SWP($41 MM): 探鉱井1坑 GWP ($3.34 MM): 既存地震探鉱データ解釈、2D地震探鉱データ再処理(500km)、新規3D地震探鉱(70km2) SWP($23.35 MM): 探鉱井1坑 GWP ($13.6 MM): 2D地震探鉱データ再処理(1000km) 、新規3D地震探鉱(2000km2)、地質評価作業 SWP($55.8MM): 探鉱井1坑 ? 4 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 WP ($2.75 MM): 地質評価作業、 新規2D地震探鉱(1250km) SWP($0.75 MM): 地質評価作業 GWP ($2.75 MM): 地質評価作業、 新規2D地震探鉱(1250km) SWP($0.75 MM): 地質評価作業 以上 W11-16 Southern Carnarvon /Western Australia Total E&P Australia(1社) WA-492-P W11-17 Southern Carnarvon /Western Australia Total E&P Australia(1社) WA-493-P 連邦政府: http://www.petroleum-acreage.gov.au/index.html 種情報出典 各 ? 5 ? Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
地域1 大洋州
国1 オーストラリア
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 大洋州,オーストラリア
2013/07/01 北村 龍太 レイニー ケリー
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