ページ番号1004430 更新日 平成30年2月16日

ボリビア:資源ナショナリズム体制下で増える天然ガス生産量の謎 ~ベネズエラ、エクアドルとの比較~

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レポートID 1004430
作成日 2014-02-17 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 探鉱開発
著者 舩木 弥和子
著者直接入力
年度 2013
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2014/2/14 調査部:舩木弥和子 ボリビア:資源ナショナリズム体制下で増える天然ガス生産量の謎 ~ベネズエラ、エクアドルとの比較~ (Platts Oilgram News、International Oil Daily、Business News Americas、Business Monitor International他) 1. 資源ナショナリズム政策がとられている南米の3か国、ベネズエラ、エクアドル、ボリビアの石油、天然ガスの生産量を比較してみると、ベネズエラとエクアドルの石油生産量は減少、あるいは、伸び悩んでいるのに対し、ボリビアの石油、ガス生産量は資源ナショナリズム政策がとられた後一旦減少したものの2010年以降、増加に転じている。資源ナショナリズム政策をとり、2010年には天然ガス確認埋蔵量を2005年発表の7,000億m3の半分にあたる3,600億m3に下方修正したボリビアで、生産量が増加しているのはなぜなのだろうか。 2. ベネズエラが全ての石油プロジェクトをPDVSAが過半を所有するジョイントベンチャーカンパニー(JVC)に変更したり、エクアドルがPS契約をサービス契約に変更することを求めたのに対し、ボリビアでは、国有化は行われたものの、ボリビアの法律を遵守している企業の資産の差し押さえや権益の剥奪を行ったり、これらの企業を追放したりするようなことはないとした。 3. ベネズエラでは、探鉱・開発に充てられるべき資金が貧困者対策等の社会開発プロジェクトにまわされる等で、PDVSAは資金不足に陥り、探鉱・開発が停滞している。チャベス大統領就任以降、経験や技術を有する多数の役職員がPDVSAを離れてしまい、Exxon Mobil、Conoco Phillips等の企業が撤退してしまったことも、探鉱・開発にマイナスの影響を与えている。エクアドルでは、石油会社は生産量を維持していくために必要とされる額以上の投資は行っていないとされ、新規投資の検討も中断してしまったと伝えられている。一方、ボリビアでは、計画されていた探鉱・開発部門への投資が予定通り実施され、プロジェクトも順調に進展している。TotalはItau ガス田、Repsol、BG、Pan American EnergyはMargarita-Huacayaガス田の開発を進め、生産を開始した。 4. ボリビア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイはガスパイプラインで結ばれ、天然ガスの需給について依存し、影響しあう関係にあるが、ガス需要が増加する一方で、ボリビアとともにこの地域の主要なガス供給国、アルゼンチンの天然ガス生産量が減少した。そのため、同地域全体でガス不足が深刻となり、アルゼンチン、ブラジル、チリはLNG輸入を開始した。しかし、南米のLNG価格は高価格であり、各国はその負担の大きさに苦慮している。このような状況下、ボリビアの主要なガス探鉱・開発企業であるPetrobras、RepsolYPFは、ブラジル、アルゼンチンへの安価なガスの供給を確保する必要から、ボリビアでの探鉱・開発に注力していると考えられる。 Itau ガス田やMargarita-Huacayaガス田の生産増に加え、TotalがIpati 、Aquio鉱区で生産を開始、PetrobrasもSablo、San Albertoガス田の生産量を引き上げるため7.5億ドルを投じる計画である。Repsol/BG/Pan American Energyは、Margarita-Huacayaガス田の存在するCaipipendi鉱区及びその周辺で探鉱を行うとしている。さらに、YPFBはTotal、Petrobras、BG等とリスクサービス契約を締結、Rosneftとはボリビア国内での共同探鉱・開発について検討することでMOUを締結した。探鉱・開発活発化から同国の天然ガス生産量は今後もさらに増加することが期待されており、YPFBは同国のガス生産量が2014年には70MMm3/dに達する見通しであるとしている。 5. Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 1 - . 資源ナショナリズム体制下で増加に転じたボリビアの天然ガス生産量 南米で資源ナショナリズム的政策がとられている代表的な3か国、ベネズエラ、エクアドル、ボリビアの石油生産量とボリビアの天然ガス生産量の推移をグラフに示し、その推移を比較した。 (BP統計より作成) ベネズエラでは、1986年の油価暴落などを契機とする経済問題解決のため、国際通貨基金(IMF)との政策調整の下、1992年以降、外資に石油産業を開放する政策がとられた。1992、1993、1997年に操業サービス契約入札、1996年に利益配分契約入札が実施され、1998~2001年にはオリノコベルトの超重質油開発のための戦略的提携(4プロジェクト)が締結された。このように外資参入が進むことで、生産量は増加を続けていた。しかし、1999年のチャベス政権発足以降は、国営石油会社PDVSAの変革と2001年の新炭化水素法導入等石油産業に対する締め付け政策が採られるようになり生産量は減退した。2002 年12 月からは反大統領派によるゼネストが2 カ月間にわたり行われ、原油生産が停止したことで生産量はさらに減少、その後も減退傾向にある。 エクアドルでは、1999年に探鉱・開発促進を目的に国営石油会社Petroecuadorと民間企業との間の探鉱・開発合弁事業実施を許可する法律が成立、2000年に炭化水素法改正を含む経済改革法が成立、さらに2003年10月にオリエンテ地域の産油地帯と太平洋岸の積出港Balaoを結ぶOCPパイプラインが完成したことで、石油生産量が増加した。しかし、油価が高騰したことから資源ナショナリズムの傾向が強まり、2006年1月には左派のコレア氏が大統領に就任、同年5月1日に炭化水素資源の国有化を宣言し、紆余曲折を経た後、石油会社はPS契約をサービス契約に変更することを余儀なくされた。一連の動向を受けて、エクアドルの石油生産量は減退、伸び悩みの状態にある。 ボリビアでは、1990年代後半に石油、ガス部門の民営化が行われ、外資参入が進み、積極的な投資や活発な探鉱・開発が行われた結果、石油、天然ガスともに埋蔵量、生産量が増加した。しかし、2006年に資源国有化を公約として当選したモラレス氏が大統領に就任し、炭化水素資源の国有化を宣言した。その後、石油、ガスともに生産量は、一旦は減退したが、2010年以降、増加に転じた。2012年の石油生産量は56,567.9b/d、ガス生産量は18.7Bm3(51.2MMm3/d)となっている。 - 2 - Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 iEIAより作成) (BP統計より作成) なお、ボリビアでは、2010年9月にRyder Scottがボリビアの天然ガス確認埋蔵量が政府発表の1/3にあたる2,500億m3であると発表した。これを受け同年11月に、YPFBのVillegas総裁がボリビアの天然ガス確認埋蔵量は2005年発表の7,000億m3の半分にあたる3,600億m3(12.8 Tcf)であると発表した。ボリビアでは1990年代末に外資が参入し、南部で相次いでガス田を発見し、BP統計も同国の天然ガス確認埋蔵量を1998年の1,500億m3から2001年には7,800億m3に引き上げ、その後はほぼ横ばいとしていた。政府は 2004 年に DeGolyer and MacNaughtonに埋蔵量を評価させ、その際に同国の天然ガス確認埋蔵量は3,620億m3との結果を伝えられていた。しかし、モラレス政権はこの数字を公表せずに、DeGolyer and MacNaughtonとの契約をキャンセルしたという経緯がある。なお、Ryder Scottは、ボリビアのガス埋蔵量について今後13~15年にわたってブラジルとアルゼンチンにガスを輸出可能であるとした。 (BP統計より作成) 2.ボリビアの天然ガス生産量増加の理由 同じように資源ナショナリズム政策をとるベネズエラやエクアドルの石油生産量が減退、あるいは、伸び悩んでいるのに対し、埋蔵量の下方修正まで行ったボリビアの天然ガス生産量や石油生産量が増加に転じたのはなぜなのだろうか。その理由を以下にまとめた。 (1)資源ナショナリズム、国有化の手法の違い ベネズエラのチャベス政権は、2001年に新炭化水素法を制定、同法に基づき、2006年に操業サービス契約22件、2007年にオリノコベルト超重質油プロジェクト戦略的提携とPS契約が、PDVSAが過半を所有するジョイントベンチャーカンパニー(JVC)に変更され、PDVSAはベネズエラ国内の全石油プロジGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 3 - Fクトの過半を所有することとなった。PDVSAとのJVC化を嫌ってExxon Mobil、Conoco Phillips等一部の外資がベネズエラから撤退した。 エクアドルでは、2010年6月、既存契約のサービス契約への変更を含む新たな炭化水素法改正案が経済緊急法案として国民議会に提出され、7月、省令として成立した。Andes Petroleum、Petrobras、Agip、Repsolなどが同年11月23日、マージナル油田で生産中の企業が2011年1月23日を交渉期限としてサービス契約への変更について政府と協議を行い、ENAP、Andes Petroleum、Petroriental、Agip-Eni、Repsol等が新契約への変更に合意した。しかし、Petrobras、EDC(Noble Energy子会社)、Canada Grande(韓国)、CNPC等はエクアドルから撤退することとなった。 ボリビアのモラレス大統領も、資源は人民の所有物であり、それを管理するのは国家であるべきだとし、当初の公約通りに、石油・天然ガスなどの資源を国有化した。しかし、ボリビアの法律を遵守している企業の資産の差し押さえや接収、権益の剥奪を行ったり、これらの企業を追放したりするようなことはないとした。また、スペイン、フランスなどを訪問して、各国政府と企業に対して、ボリビアで操業している企業の法的安全性を保証した。石油会社は生産した全てのガス、石油をYPFBに譲渡することとなり、国内市場での販売や輸出に際しての価格、量、条件などに関する決定権をYPFBが持つこととなった。ただし、2009年7月にCanadian Energy/MonelcoからWarnesガス田の権益を接収するなど、投資義務を果たさない企業からは権益を接収している。 ボリビアの新契約締結にあたって、BGが新規ガス田の探鉱・開発については経済条件が非常に厳しくなるとの見解を発表したものの、Petrobrasが最低限のリターンと天然ガスの供給は保証されたとした他、その他の石油会社も既存のガス田への投資は引き続き行うとし、新契約を締結せずに撤退する企業はなかった。 (2)プロジェクトの状況 チャベス政権の下、ベネズエラでは、本来、探鉱・開発に充てられるべきPDVSAの資金が貧困者対策等の社会開発プロジェクトにまわされたり、PDVSAが食料など石油関連以外の子会社を傘下に置いたりしたことで、PDVSAは資金不足に陥り、探鉱・開発が停滞した。また、チャベス大統領就任以降、経験や技術を有する多数の役職員がPDVSAを離れたことから、PDVSAの技術力は著しく低下したとされている。Exxon Mobil、Conoco Phillips等の企業が撤退してしまったことも、探鉱・開発にマイナスの影響を与えていると考えられる。ベネズエラの石油生産量増加の中心的な役割を担うとされてきたオリノコベルトの新規プロジェクトは、2013年には生産量が100万b/dに達するとされていたが、現在わずか6, 000b/dを生産しているに過ぎない。 エクアドルでは、政府はPS契約をサービス契約に変更することに成功したものの、石油会社は生産量を維持していくために必要とされる額以上の投資は行っていないとされ、新規投資の検討も中断してしまGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 4 - チたと伝えられている。ベネズエラと同様にPetrobras 等の主要企業が撤退してしまったことも、探鉱・開発を停滞させていると考えられる。契約形態がサービス契約になったことから、新規入札に参加するのは主にサービス会社となっているが、サービス契約を締結した企業の中には、Block20、Pungarayacu油田で重質油の開発を進めようとしたIvanhoeのようにプロジェクトを進展させられず、撤退を決定するものも出現している。 一方、ボリビアでは、国有化以前から計画されていた探鉱・開発部門への投資が予定通り実施されている。2006年から2012年の間に投資額は5倍に増加し、2012年の投資額は15.9億ドルとなった。YPFBによると、2013年のボリビア上流部門への投資額は22.4億ドルにさらに増加した模様で、その内訳は、YPFBが14.3億ドル、YPFB以外の企業が8.18億ドル(Repsol 3.73億ドル、Petrobras 1.79億ドル、Total1.19億ドル、Pluspetrol1.05億ドル等)となっている。YPFB以外の企業は7.21億ドルを生産、9,760万ドルを探鉱に充てている。 投資が順調に行われている結果、プロジェクトも順調に進展している。 Totalは、1999年にBlock XXで発見したItau ガス田の第1フェーズの生産を2011年2月に開始したが、2014年に入り第2フェーズの生産も開始し、生産量を第1フェーズの3倍の5 MMm3/dに増加させるとしている。生産されたガスは隣接するSan Albertoガス田の処理施設で処理され、主にアルゼンチンに輸出されている。同鉱区の権益保有比率はTotal41%、Petrobras30%、BG25%、YPFB Chaco4%となっている。 Caipipendi コンソーシアム (Repsol37.5%、BG 37.5%、Pan American Energy 25%)は、2012年にMargarita-Huacayaガス田開発の第1フェーズを終了、生産を開始した。このうち、Margarita-6号井は現在6MMm3/dを生産しており、ボリビア最大のガス生産井となっている。同コンソーシアムは、開発の第2フェーズを進めている。第2フェーズでは、ガス処理施設やガスパイプラインの建設、生産井4坑の掘削を行う計画であるが、ガス処理施設はすでに完成、Margarita-5号井は生産量2.50MMm3/dで生産を行っている。第2フェーズが完了すると生産量は第1フェーズ完了時の9 MMm3/d から15MMm3/dに増加する見通しとされていたが、2013年末すでに生産量は15MMm3/dに達しているという。同ガス田の生産量は最終的に18MM~21 MMm3/dまで増加する見込みである。 (3)南米南部でのガス需要増大 ボリビアとアルゼンチン、ブラジル、アルゼンチンとチリ、ウルグアイはそれぞれガスパイプラインで結ばれており、天然ガスの需給について依存し、影響を与えあう関係にある。この地域のガス需要は増加傾向にある。消費量の多いアルゼンチン、ブラジル、チリの3か国だけを見てみても、天然ガス消費量は2006年の70.2Bm3から2012年には82.5Bm3に20%増加している。一方で、ボリビアとともにこの地域の主要なガス供給国であったアルゼンチンの天然ガス生産量は、同国で探鉱・開発を促進する政策がとGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 5 - 轤黷ネかったためにピークであった2006年の46.1Bm3から2012年には37.7Bm3に減少した。そのため、同地域全体でガス不足が深刻となり、アルゼンチンが2008年、ブラジルとチリが2009年にLNG輸入を開始した。しかし、南米のLNG価格は東アジアと同様の高価格であり、各国はその負担の大きさに苦慮している。 このような状況下、ボリビアの主要なガス探鉱・開発企業であるPetrobras、RepsolYPFは、それぞれ、ブラジル、アルゼンチンへのガス供給を確保する必要から、ボリビアでの探鉱・開発に注力しているのではないかと考えられる。ボリビアからのパイプラインガスは、両国が輸入しているLNGよりも安価であるが、ボリビア国内の需要も2012年で8.72Mm3/dと増加しており、ブラジル、アルゼンチンへのガス供給量を満たすため、Petrobras、RepsolYPF等が探鉱・開発を進めたことが、ボリビアの天然ガス生産量が増加に転じた理由の一つと考えられる。 (BP統計より作成) 3.ボリビアの天然ガス生産量の見通し 上述した通りItau ガス田やMargarita-Huacayaガス田の生産量は今後もさらに増加する見通しであるが、この他にもTotalがIpati 、Aquio鉱区で生産を開始する計画であり、PetrobrasもSablo、San Albertoガス田の生産量を引き上げるため7.5億ドルを投じる計画であるとしている。 Repsol/BG/Pan American Energyは、今後3年間に3億5,000万ドルを投じMargarita-Huacayaガス田の存在するCaipipendi鉱区及びその周辺で探鉱を行うとしている。すでに2D地震探鉱を開始、2014年10月頃に終了する予定である。 さらに、YPFBはTotalとGazpromAzero鉱区、Petrobras はCedro 鉱区、BGはHuacareta鉱区、子会社YPFB ChacoとEl Dorado Oeste、Isarzama、San Miguel鉱区のリスクサービス契約を締結、RosneftとはGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 6 - {リビア国内での共同探鉱・開発について検討することでMOUを締結した。 このように、探鉱・開発が活発化していることから、同国の天然ガス生産量は今後もさらに増加することが期待されている。YPFBは2013年8月に同国のガス生産量が2014年には70MMm3/dに達する見通しであると報じている。 一方で、Alvaro Rios前鉱山炭化水素大臣は、探鉱・開発が十分に行われていないために、2017年以降ボリビアでガスが不足し国内向け供給や輸出に影響が出る可能性があると指摘している。同大臣は、生産量の90%は大規模ガス田で生産されているが、過去10年間以上そのような大規模なガス田は発見されていないとしている。 なお、天然ガス確認埋蔵量について、政府は2014年に再び評価を行う計画であると発表している。 ボリビアの天然ガス関連主要油田図 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 - 7 - (各種資料より作成)
地域1 中南米
国1 ボリビア
地域2 中南米
国2 ベネズエラ
地域3 中南米
国3 エクアドル
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 中南米,ボリビア中南米,ベネズエラ中南米,エクアドル
2014/02/17 舩木 弥和子
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