ページ番号1004485 更新日 平成30年2月16日

中堅産油国コンゴ共和国でEniが中規模の油ガス田を発見(短報)

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レポートID 1004485
作成日 2014-08-18 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 基礎情報探鉱開発
著者 竹原 美佳
著者直接入力
年度 2014
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2014/8/15 調査部:竹原 美佳 コンゴ共和国はサブサハラアフリカの中堅産油国・原油輸出国である。原油確認埋蔵量(2013年)は16億bbl、生産量は28万b/dで生産の9割以上を中国、EU、米国向けに輸出している(図1)。日本はアフリカから2013年に約8万7000バレル/日の原油を輸入(日本の原油輸入の2.4%)しているが、コンゴ共和国から輸入は行っていない。 石油輸出収入に依存した経済で、IMFによると2011年の輸出収入の87%、政府収入の約80%が石油である。 天然ガス確認埋蔵量(2013年)は3.2Tcfで、生産(2012年、Marketed)は41Bcf(LNG換算90万t)で全量国内消費である。天然ガスグロス生産(約328Bcf)の約85%を油田への再圧入や焼却処理で消費して中堅産油国コンゴ共和国でEniが中規模の油ガス田を発見(短報) .サブサハラの中堅産油・輸出国コンゴ共和国 1 いる。 出所:米エネルギー省エネルギー情報局(EIA) 図 1:コンゴ共和国の原油生産・消費(2004~2013年) 1 アフリカの原油生産量の7割以上はOPEC加盟4か国(ナイジェリア、アンゴラ、リビア、アルジェリア)が占めており、コンゴ共和国の原油生産がアフリカにおける原油生産に占める比率は3%である。 コンゴ共和国における原油生産の9割は海洋でMoho-Bilondo 、M`Boundi油田などが生産中である。 1970年代に産油国となったが2000年以降生産は減退、2008年に深海油田の生産が始まり一旦回復したが、2010年の31万b/dをピークに再び減退傾向にある。主な事業者はTotal、Eniであり、この2社で生産の約4分の3を占める。探鉱中鉱区ではSOCO、Maurel & Prom、Murphy、CNOOCなどが活動中 出所:BP Statistical Review of world energy 2014 図 2:アフリカにおける原油生産比率 .Eni、コンゴ共和国浅海域でNene Marine油田発見 2である。 Eniは2012年にMarine XII Blockにおいて有望な油ガス構造(Nene Marine構造)を発見した。Marine XII Blockはコンゴ沖合い約15km、水深20~50m に位置する。2007年4月にEniが炭化水素省とPS契約を締結した。出資比率はEni65%、New Age25%、SNPC10%である。発見井はNene Marine1(2012年7月)である。水深24m、TD3,013mでAPI37°の軽質油とガスを確認した。2013年8月、EniはNene Marine2(水深27m、TD2, 035m)の結果を受けてNene Marine構造について原油600MMbbl、天然ガス700Bcf(in-place)と評価した。2014年2月、EniはNene Marine3(水深28m、生産テストの結果原油5, 2 ナイジェリア26%アンゴラ20%アルジェリア18%リビア11%エジプト8%赤道ギニア4%コンゴ共和国3%ガボン3%その他7%00b/d、API36°)の結果を受けて埋蔵量(in-place)を25億boe(原油12億bbl、天然ガス300億m3≒1Tcf)に上方修正。2016年の生産開始を目指している。 Eniは1968年からコンゴ共和国で活動しており同社権益生産量は10.5万boed(同国生産の36%)である。Eniのアフリカにおける生産比率は他のメジャーに比べ高い。Eniのアフリカにおける権益生産量は88万boed(Eniの2013年生産量161.9万boedの54%)で、このうちサブサハラにおける生産量はEniの2013年権益生産量の20%に相当する32.9万boed(アンゴラ8.4万boed、コンゴ共和国12万boed、ナイジェリア12.5万boed)である。サハラアフリカでは2013年にアルジェリア、エジプト、リビア、チュニジアで計55.1万boed生産した。 Source: 2013Results and 2014-2017 Strategy (Eni、2014年2月) .Eniのサブサハラにおける権益、投資 3図 3:コンゴ共和国Marine ?鉱区 3 Tブサハラにおける鉱区保有面積は約11.7万km2でEni保有鉱区全体の42%を占める。上記生産国 の他コンゴ民主共和国、ガボン、ガーナ、ケニア、リベリア、モザンビーク、トーゴなどで鉱区を保有している。サハラアフリカにおける鉱区保有面積は約2万km2でEni保有権益全体の8%を占める。主に前述の生産国で鉱区を保有している。 図 4:Eniのアフリカにおける生産比率 Eni年報にもとづき作成 図 5:Eniのアフリカにおける鉱区保有比率 Eni年報にもとづき作成 4 サハラアフリカ34%サブサハラ20%その他46%サハラアフリカ8%サブサハラ42%その他50%
地域1 アフリカ
国1 コンゴ共和国
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アフリカ,コンゴ共和国
2014/08/18 竹原 美佳
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