ページ番号1006007 更新日 平成30年2月16日

ノルウェー:SDFI 権益の売却結果

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レポートID 1006007
作成日 2002-05-30 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガスレビュー
分野 探鉱開発
著者
著者直接入力 小林 央
年度 2002
Vol 35
No 3
ページ数
抽出データ (3)契約交渉の今後の見通しコアベンチャーNo.2の「中止」報道が行われるなど,交渉は予想以上に難航しており,今後の見通しについて悲観的な見方が広がっているが(上述1.及び2.参照),中東専門家A氏は以下の通り,比較的楽観的な見通しを示している。① 両当事者にとって,交渉が失敗に終わった場合の政治的,経済的コストは,非常に高くつくことから,交渉をなんとしてもまとめたいということで,基本的認識は一致している。② Gas Initiativeプロジェクトは,1998年にサウジの事実上の最高指導者であるアブドラ皇太子自身のイニシアティブにより始まった国家的事業である。2001年11月の会談で,皇太子はExxonMobilのRaymond CEOに対し,プロジェクトのフルサポートを約束している。③ 従って,最近数ヶ月の米国?サウジ関係のぎくしゃくした関係にも関わらず,数ヶ月の間には,よい結果がもたらされると考えられる。(担当 猪原)ノルウェー:SDFI権益の売却結果―109―石油/天然ガス レビュー ’02・5DnB Marketsが同国石油エネルギー省の顧問を務めており,また,同省はLambert EnergyAdvisory,Thommessen Krefting Greve Lundからもアドバイスを受けている。今回の売却は,Oseberg,Gyda/Tambarエリアの所有権の調整問題,Oseberg,Grane,Draugen各フィールドのオペレーター強化,小規模生産フィールドや老朽化フィールドの開発促進等に貢献し,ノルウェー大陸棚に更なる価値を生み出すものとされており,また,ノルウェー大陸棚の新規参入者にとっても,今回のSDFI売却により自社のポジション強化に資するものとなっている。(1)各個別売却結果ア.OsebergエリアOsebergエリアのSDFIは,Norsk Hydroに34%,TotalFinaElfに10%,それぞれに4ラNew ownership structure in the Oseberg area:(cid:0)171B(cid:0)31,00(cid:0)15,00(cid:0)10,00(cid:0)34,00(cid:0)10,00(cid:0)?(cid:0)079(cid:0)42,00(cid:0)14,00(cid:0)?(cid:0)34,00(cid:0)10,00(cid:0)?(cid:0)104(cid:0)20,00(cid:0)20,00(cid:0)5,00(cid:0)34,00(cid:0)10,00(cid:0)11,00(cid:0)053(cid:0)35,00(cid:0)14,00(cid:0)7,00(cid:0)34,00(cid:0)10,00(cid:0)?(cid:0)DOE (cid:0)Statoil (cid:0)Exxon Mobil (cid:0)Norsk Hydro(cid:0)TotalFinaElf (cid:0)Conoco(cid:0)S1.SDFI権益放出の概要ノルウェー石油エネルギー省は3月19日,国営の石油・ガス保有を削減する計画に基づき,石油会社に対する沖合い権益(SDFI:the StateDirect Financial Interest)の売却結果を発表した。SDFI権益売却は,同国国会計画 第36条(2000,2001)「Statoilの所有権とSDFI管理計画」に基づき選択され,その後,国会で議決されている。議決では,SDFIは市場価値に見合った価格で売却されねばならないと強調されていた。同国政府は昨年,同国のStatoilにSDFIの約15%を売却している。売却価格は$43億8千万であった。今回の売却では,SDFIの6.5%,計30ライセンスが売却されている。落札者は,Norsk Hydro,TotalFinaElf,Shell,Conoco,Marathon Oil,PaladinResources(英国),Gaz de France,出光,及びDONG(ポーランド)の9社。今回のSDFI権益売却総額は,約$955百万であった。今回の売却にあたっては,UBS Warburg,Cセンスずつ売却された。売却を通し,同エリアでの探査所有権調整への重要な一歩が踏み出されたとともに,同エリアの巨大油ガス田の一層の効果的開発により,資産価値が上昇すると期待されている。イ.Gyda/TambarエリアGydaフィールド,Tambarフィールドを含むSDFI権益や近隣開発ライセンスは,DONGに売却された。DONGは同エリアでの所有権の調整に前向きな姿勢を示している。ウ.Grane及びDraugenフィールドNorsk HydroへのGraneフィールドの売却,及びShellへのDraugenフィールドの10%の売却により,有望フィールドでのこれらのオペレーターのポジションが強化される見込み。エ.その他の小規模生産フィールド及び老朽化フィールドMarathonは,Heimdalエリア4ライセンスのSDFI権益取得により,同エリアでの同社のポジションが強化され,同エリアでの開発可能原油・ガスの増大が期待されている。Paladinは,Brageフィールド,Njordフィールド権益の取得により,これら老朽化フィールドの更なる開発の助長が期待されている。Conocoは,Heidrunフィールドの追加権益取得により,同フィールドの全可採埋蔵量確認の援護が期待されている。Gaz de France及び出光は,Framエリアの権益を取得した。Share (%)(cid:0)6.00(cid:0)2.91(cid:0)15.00(cid:0)15.00(cid:0)15.00(cid:0)17.50(cid:0)22.50(cid:0)15.00(cid:0)17.50(cid:0)22.50(cid:0)31.40(cid:0)30.00(cid:0)30.00(cid:0)30.00(cid:0)5.00(cid:0)5.00(cid:0)17.00(cid:0)5.00(cid:0)14.40(cid:0)7.50(cid:0)0.00(cid:0)?6.00*)(cid:0)10.00(cid:0)10.00(cid:0)20.00(cid:0)20.00(cid:0)20.00(cid:0)Production Licence (cid:0)Production Licence 095 (Heidrun)(cid:0)Production Licence 124 (Heidrun)(cid:0)Production Licence 107 (Njord)(cid:0)Production Licence 132 (Njord)(cid:0)Production Licence 090 (Fram)(cid:0)Production Licence 174 17,50(cid:0)Production Licence 191 22,50(cid:0)Production Licence 090 (Fram)(cid:0)Production Licence 174(cid:0)Production Licence 191(cid:0)Production Licence 088 (Peik)(cid:0)Production Licence 150(cid:0)Production Licence 203(cid:0)Production Licence 204(cid:0)Production Licence 028(cid:0)Production Licence 169(cid:0)Production Licence 169B1 (Grane)(cid:0)Production Licence 169B2 (Grane)(cid:0)Production Licence 053 (Oseberg. Oseberg ost)(cid:0)Production Licence 079 (Oseberg. Oseberg sor)(cid:0)Production Licence 104 (Oseberg sor)(cid:0)Production Licence 171 B (Oseberg sor)(cid:0)Production Licence 034 (Tune)(cid:0)Production Licence 190 (Tune)(cid:0)Production Licence 053B (Brage)(cid:0)Production Licence 055 (Brage)(cid:0)Production Licence 185 (Brage)(cid:0)az de France(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)GBuyer(cid:0)Conoco(cid:0)arathon(cid:0)(cid:0)(cid:0)M光(cid:0)(cid:0)(cid:0)出orsk Hydro(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)N(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)Paladin(cid:0)(cid:0)(cid:0)石油/天然ガス レビュー ’02・5―110―2.6.5%のSDFI権益売却結果の詳細は下表の通り。Production Licence 055B (cid:0)Production Licence 107 (Njord)(cid:0)Production Licence 132 (Njord) (cid:0)Production Licence 019 B (Gyda)(cid:0)Production Licence 019 C (cid:0)Production Licence 065 (Tambar)(cid:0)Production Licence 093 (Draugen)(cid:0)Production Licence 176 (Draugen)(cid:0)Production Licence 053 (Oseberg. Oseberg ost)(cid:0)Production Licence 079 (Oseberg. Oseberg sor)(cid:0)Production Licence 104 (Oseberg sor)(cid:0)Production Licence 171 B (Oseberg sor)(cid:0)20.00(cid:0)7.50(cid:0)7.50(cid:0)30.00(cid:0)30.00(cid:0)30.00(cid:0)10.00(cid:0)10.00(cid:0)?4.00*)(cid:0)10.00(cid:0)10.00(cid:0)10.00ONG(cid:0)(cid:0)(cid:0)(cid:0)DotalFinaElf(cid:0)Thell(cid:0)(cid:0)(cid:0)S*)The state is buying a share to contribute to the harmonisation in Oseberg. ―111―石油/天然ガス レビュー ’02・5R.出光への権益売却結果出光興産は3月20日,同社の子会社・出光スノーレ石油開発が,ノルウェー政府による公開入札に現地法人Idemitsu Petroleum Norge(IPN)を通じ応札した結果,Fram油田の権益15%を落札した,と発表している。同社は3月18日,ノルウェー石油エネルギー省との間で売買契約に調印済み。これにより,出光のノルウェー領北海における生産量は,既に取得しているスノーレ鉱区の平均36,000b/dにFram油田が加わることで,2004年には48,000b/dに増加する見込みで,同社の北海における石油開発事業が一層促進される見込み。Fram油田は,Bergen北西120km,水深355mのノルウェー領北海北部に位置し,近傍は,Trollガス田などの有望な油・ガス生産地域。2001年3月に開発計画がノルウェー石油エネルギー省により承認され,現在,2003年の生産開始に向け開発作業が進められている。ピーク時の生産量は,約60,000b/dで,IPNの取り分は約10,000b/dの見込み。Fram油田の権益比率は下表の通り。会社名(cid:0)権利比率(cid:0)Idemitsu Petroleum Norge(cid:0)Norsk Hydro(*)(cid:0)ExxonMobil(cid:0)Statoil(cid:0)Gaz de France(*)オペレーター(cid:0)15%(cid:0)25%(cid:0)25%(cid:0)20%(cid:0)15%(cid:0)(担当 小林)トルクメニスタン?アフガニスタン?パキスタン天然ガスパイプライン建設計画は経済性に問題あり,当面の実現可能性は低いアフガニスタンに暫定行政機構が発足し,トルクメニスタン?アフガニスタン?パキスタン天然ガスパイプライン(以下「アフガン・パイプライン」)の建設計画が再び注目されている。同プロジェクトは1997年に米国Unocalの主導で進められていたが,1998年の米国によるアフガニスタンへのミサイル攻撃後,同社が撤退し,計画は宙に浮いていた。当時,米国政府が強力に支持していたように,本来,政治的意図が強いプロジェクトだが,今回もアフガニスタンの復興事業として再び期待されている。しかし,政治リスク,建設リスクのみならず,採算面等においても障害が大きく,多くの前向きな一般報道に反して,専門家は現時点での実現の可能性を厳しく評価している。1.プロジェクトの概要と経緯,支援の背景としてある政治的意図同プロジェクトはトルクメニスタンDauletabadガス田(可採埋蔵量25tcf)からアフガニスタン経由で,パキスタンに天然ガスパイプライン(全長1271km)を建設するものである。更に需要が期待されるインドへの延長(640km)も検討されていた。1997年に事業主体Centgas(シェアはUnocal54.4%,Delta15%,トルクメニスタン政府7%,Inpex7.22%,伊藤忠石油開発7.22%,韓国現代5.54%,パキスタンCrescent3.89%)が設立された。当時,供給ソースであるトルクメニスタンには国内の豊富なガスをロシアの影響を避け,かつイランを迂回して輸出するという構想のもと,計画を支持していた。また米国政府は,ソ連の軍事介入後混石油/天然ガス レビュー ’02・5―112―
地域1 欧州
国1 ノルウェー
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国・地域 欧州,ノルウェー
2002/05/30 [ 2002年05月号 ] 小林 央
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