ページ番号1006156 更新日 平成30年3月5日

北米:北米の LNG 市場に影響か? ~アラスカ等極北ガスパイプライン計画、いよいよ進展?~

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レポートID 1006156
作成日 2005-03-20 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガスレビュー
分野 天然ガス・LNG
著者
著者直接入力 齊藤 晃
年度 2005
Vol 39
No 2
ページ数
抽出データ 1. はじめに 北米極北地域のガスパイプライン構想である米国アラスカとカナダマッケンジーのパイプライン両構想は、供給源各地の豊富なガス資源を背景に、過去数十年間にわたり検討されてきた。しかし、採算性の問題、環境問題、利害関係者の対立等により実現されなかった。アラスカ・パイプラインについては、懸案の国家財政支援が得られる目処がついたこと、今後天然ガス需給の逼迫が見込まれること(高ガス価格が維持される)等の理由により、相対的にマッケンジー・ガスパイプラインより遅れてはいるが進展する可能性がでてきた(マッケンジーガスパイプラインは2009年頃、アラスカガスパイプラインは2015?2016年頃に稼動の見込み)。 本報告では、2つのパイプライン構想の概要と現況について、簡単に考察していきたい。また北米のガス生産は成熟化しており、今後もLNGの輸入が急増する見込みであるが、今後の北米ガス市場への影響についても簡単に考察していきたい。2. 北米極北地域ガスパイプラインプロジェクトの概要? 埋蔵量 北米極北地域のガス埋蔵量は、確認埋蔵量で約45Tcf、推定埋蔵量で約200Tcfと見込まれている(図1、表1参照)。マッケンジーデルタ周辺では、確認埋蔵量が北米:北米のLNG市場に影響か??アラスカ等極北ガスパイプライン計画、いよいよ進展??約9Tcf(LNG換算:約940万トン/年×20年)である(推定埋蔵量52Tcf)。一方、アラスカ・ノーススロープでは、確認埋蔵量35Tcf(LNG換算:約3,600万トン/年×20年)、推定埋蔵量126Tcfと見積もられており、ポテンシャルは高いものと思われる。なお、ノーススロープ周辺では大量の随伴ガスが生産されるが、輸送インフラの不足から、そのほとんどは石油の増進回収用として再圧入されている(なお、アラスカ南部では、周辺のガス田を供給源に、Kenai LNG 液化基地から日本向けに、LNGが輸出されている[約130万トン/年])。? 主要な北米極北地域パイプライン  プロジェクト①AHPP(Alaska Highway Pipeline Project) アラスカパイプラインプロジェクトは、北ルートを含む複数の案が検討されたが*2、環境問題、採算性の問題、技術的問題、ファイナンスの問題等により、現在はBP/ConocoPhillips/ExxonMobilの進めるアラスカ・ハイウエイ・パイプラインプロジェクト(AHPP)が有力である。建設コストは、180?200億ドルと言われている。輸送能力は、45億cf/d(LNG換算約3,400万トン/年)である。豊富な埋蔵量を有するノース・スロープ71石油・天然ガスレビュー① 極北地域ガスパイプライン計画は、カナダ・マッケンジー・ガスパイプライン計画が先行していたが、アラスカガスパイプライン計画についても、懸案の財政的支援に解決の目処がついたこと、天然ガス需給の逼迫化、高ガス価格維持等の理由により、進展する可能性がでてきた(マッケンジー・ガスパイプラインが2009年頃、アラスカガスパイプラインが2015?2016年頃稼動が予想される)。パイプライン計画は、過去数十年にわたり検討されてきたが、ようやく実現する可能性がある。② 極北地域のガス推定埋蔵量は、約200Tcfと言われており、ポテンシャルは高い*1。建設コストは、アラスカガスパイプライン計画で約180?200億ドル、マッケンジー・ガスパイプライン計画が約58億ドルと言われる。③ アラスカガスパイプラインでは、採算性の問題等を背景に、BP/ConocoPhillipsの生産者側は、債務保証やフロアプライス(一定のガス価格を下回った場合に税額控除を行う)等の財政的支援を要求していた。アラスカガスパイプライン計画が、ブッシュ政権の包括的エネルギー戦略の一つとなったこともあって、2001?2004年の議会において、財政的支援が議論されたが、結局立法化に至らなかった。しかし、2004年10月、財政的支援の法案が、包括的エネルギー法案と分離する形で立法化されたことによって、パイプラインコストの約8割を上限とする債務保証等(減価償却期間の短縮化等も)が進展する見込みである。④ 今後の北米ガス市場への影響であるが、マッケンジー産のガスは、今後増加するオイルサンドの燃料用等を中心に、カナダ国内消費が中心になると予測される。また、米国については、需給ギャップ解消のためには、LNG輸入が大勢を占める予定であり、アラスカガスパイプライン稼動後も、価格への影響等は比較的少ないと思われる。フガス田が供給元である。Prudhoe Bay?米国中西部シカゴまで敷設する計画である(約5,600km)。稼動時期については、様々な見方があり、最も早いケースで2012年が予想されているが、2015?2016年以降の稼動が現実的であると思われ る(BP/ConocoPhillips/ExxonMobilとアラスカ州政府との協議が今年夏までに合意された場合)。なお、パイプラインとLNGを組み合わせた複合プロジェクト*3も検討されているが、採算性に疑問があり、実現可能性は低いものと思われる。また、アラスカ州政府は、1970年代に検討された、ANGTS(Alaska Natural Gas Transportation System)の構想に関与していた、カナダ大手パイプライン会社のTransCanadaとも協議を続けている。アラスカ・ノーススロープマッケンジーデルタユーコン図1極北地域のガス埋蔵量(単位:Tcf)確認埋蔵量推定埋蔵量ノーススロープマッケンジーデルタ/ボーフォート海(LNG換算:約3,600万トン/年×20年)35 (LNG換算:約940万トン/年×20年)9 ユーコン11265220表1極北地域のガス埋蔵量出所:Yukon準州エネルギー鉱物資源省(参考)アラスカガスパイプラインの主な経緯 1967?1968年頃、ノーススロープでガスが発見された後、アラスカ産ガスをパイプライン経由で北米市場に輸送する計画が検討された。1977年には、連邦政府によりANGTSが認可された。当初、1983年の完成が計画されたが、ガス価格が低迷したこと、カナダからの輸入が増加したこと等により、計画はいったん頓挫した。しかし北米全体のガス市場の逼迫化、高ガス価格を背景に、またブッシュ政権がアラスカガスパイプラインを、包括エネルギー戦略の一つ(2001年、NEP[国家エネルギー計画]等)として位置付けたことから、再び注目されるようになった。2001年には、ノーススロープの生産者である、BP/ConocoPhillips/ExxonMobilが、約125百万ドルを費やして、F/Sを実施している。しかし、2001?2004年の間、財政的支援策等を盛り込んだ包括エネルギー法案は、MTBE(ガソリン添加剤)の問題等により、結局立法化することができなかった*4。図2北米極北地域の主要パイプライン計画図出所:ユーコン準州エネルギー鉱物資源省*1: 確認埋蔵量が45Tcf、ノーススロープ:35Tcf(LNG換算:約3,600万トン/年×20年)、マッケンジー等:9Tcf(約940万トン/年×20年)*2: 例えば北ルート(ボーフォート海を経由して、マッケンジーのガスパイプラインと接続する)等も検討されたが、ボーフォート海開発に対する環境問題、採算性の問題、接続するマッケンジーパイプライン拡張に伴うファイナンスの問題等があったため、連邦議会において北ルートは却下されている。*3: アラスカ南部Valdezまで約1,200kmのパイプラインを敷設し、ValdezからLNGを出荷するという構想である(米国エネルギー総合会社のSempra EnergyとアラスカGasline港湾局)。BP/ConocoPhillips/ExxonMobilは、採算性に否定的な見解を示している。*4: オクタン価向上剤として広く普及していたが、発ガン性等が問題となった。米国石油業界(MTBE生産)とトウモロコシ生産農業界の利害が錯綜していたが、民主党はMTBE生産者の法的保護条項に強硬に反対していた。石油・天然ガスレビュー72E アラスカガスパイプライン計画の主な経緯1967?1968年頃 ・ ノーススロープでガス発見・ 連邦政府、ANGTS1977年 (Alaska Natural Gas Transportation System)認可1980年代?90年代 ・ ガス価格低迷 ・ カナダからの輸入増加等の理由により、計画中止(当初、1983年頃完成を目標にしていた)2001年 ・ ブッシュ大統領、アラスカガスパイプラインを包括エネルギー戦略に完成予定時期建設コスト総長区    間延口    径輸送能力供給元生産者グループAlaska Highway Pipeline Project(AHPP)2012?2016180億?200億ドル約5,600kmPrudhoe Bay?米国中西部口径42?52インチマッケンジーガスパイプライン200958億米ドル(70億加ドル)約1,200kmInuvik(Northwest Territories)?アルバータ州口径30インチ45億cf/d(約465億?/年)(LNG換算:約3,400万トン)ノーススロープBPConocoPhillipsExxonMobil12億cf/d(約123億?/年)(LNG換算:約900万トン)TagluParsons LakeNiglintgakImperialConocoPhillipsShellExxonMobilAboriginal Pipeline Group(APG)表2主な北米極北ガスパイプラインプロジェクト概要出所:各種資料より筆者作成 ・ ノーススロープ生産者(BP/ConocoPhillips/ExxonMobil)、FS再開(4.5bcf/d・52インチ想定)②マッケンジーガスパイプラインプロジェクト マッケンジーのガスパイプラインプロジェクトは、アラスカガスパイプラインと比較して先行しているが、Imperial/ConocoPhillips/Shell/ExxonMobil等の生産者グループと地元住民との利害調整の問題が、大きな課題であった。しかし、2001年生産者グループと地元住民との間で、権益取得で基本合意したことで、このプロジェクトは大きく前進することとなった。建設コストは70億カナダドル(約58億米ドル)と言われている。輸送能力は12億cf/d(LNG換算:約900万トン/年)である。主な供給元は、マッケンジーデルタの3ガス田である(①Tagluガス田/3Tcf、②Parsons Lake/1.8Tcf、③Niglintgak/1Tcf)。Inuvik(Northwest Territories)?アルバータ州までの約1,200kmを敷設する予定である。なお、カナダ政府は、アラスカと異なり、債務保証等の直接的な財政的支援は行なわないようである。(参考)マッケンジーガスパイプラインの主な経緯 2000年、Northwest Territoriesの地元住民が、パイプライン権益取得のためのグループAPG(Aboriginal Pipeline Group)を結成した。2001年、生産者グループとAPGの間で、権益取得で基本合意したことで、このプロジェクトは大きく前進することとなった。2003年6月には、上流企業4社と地元住民グループAPG、TransCanada Pipelineが、同計画のPIP(基本概念、Preliminary Information Package)に合意している。なお、APGの資金調達の問題についても課題であったが、2002年TransCanada P/LがAPGにファイナンスを表明、解決が図られた。2005年頃パブリックヒアリング、早ければ2006年中に必要な許認可の取得、建設の開始が予定されている。2009年頃、パイプラインの稼動が予定されている。・ マッケンジーガスパイプライン計画の主な経緯2000年 ・ 生産者グループ、FSを開始・ Northwest Territoriesの地元住民、パイプライン権益取得のためのグループAPG(Aboriginal Pipeline Group)を結成2001年 ・ 生産者グループとAPG、権益取得で基本合意2002年 ・ TransCanada P/LがAPGへのファイナンスを表明2003年 ・ PIP(基本概念)合意2009年頃 ・ パイプライン稼動予定3. アラスカガスパイプラインにおける財政的支援について 天然ガス需給逼迫化等を背景に、またブッシュ大統領がアラスカガスパイプラインを包括エネルギー戦略の一つとして捉えたこと、生産者上流企業がロビー活動を強めたことなどにより、2001年頃から財政的支援の動きが活発化してきた。2001?2004年において、包括エネルギー法案の一部として、債務保証やフロアプライス(一定のガス価格を下回った場合、税額控除を行う)等の財政的支援策が検討されてきた(第107議会[2001?2002年]、第108議会[2003?2004年])。しかし、MTBE(ガソリン改質のための添加剤)の問題、ANWR(アラスカ州自然保護地域)の石油・天然ガス掘削問題等がネックとなり、結局立法化することはできなかった。 しかし、04年10月、ポイントとなる債務保証については、包括エネルギー法案と分離する形で、HR4837(軍事建設歳73石油・天然ガスレビュート国国内生産①カナダメキシコLNG②純輸入総供給③2016年20.937.432.97-0.324.7828.352020年21.977.89 2.69 -0.35 5.54 29.85 (単位:Tcf)2025年21.918.66 2.55 -0.25 6.37 30.56 アラスカ生産④(LNG換算)1.08(約2,200万トン)1.89 (約3,900万トン)2.23(約4,600万トン)5.2%④÷① 国内生産に占めるアラスカ産ガスの割合④÷③ 総供給に占めるアラスカ産ガスの割合②÷③ 総供給に占めるLNG輸入の割合16.8%3.8%8.6%6.3%18.6%10.2%7.3%20.8%表3アラスカ産ガスの見通し出所:EIAのAEO2005速報版により筆者作成マッケンジー等生産分オイルサンド消費分20100.5320150.770.4?0.5 0.5?0.6 (1.2?1.4bcf/d)(1.4?1.8bcf/d)20200.74n.a.(単位:Tcf)20250.72n.a.表4マッケンジーガスとオイルサンド消費分の見通し出所:カナダ国家エネルギー委員会(NEB)資料より筆者作成カナダ総供給アルバータBritish ColumbiaMackenzie/Territoriesunconventionalその他20106.574.190.980.530.370.5020157.053.460.950.770.851.0220206.72.860.910.741.161.03(Tcf)①20256.092.190.990.721.380.81カナダ総需要3.2?4.6輸出1.49?2.89②①-②(参考)カナダ→米国(2025年):2.55Tcf(AEO2005速報版)表5カナダ産ガスの見通し出所:NEB、ユーコン準州エネルギー鉱物資源省より筆者作成価格を下回った場合に税額控除を行う。3.5ドル/百万Btu)については、BP/ConocoPhillipsが導入を強く要求していたが(ExxonMobilは財政的支援策は不要との立場)、ChevronTexaco等の他のガス生産者が、市場価格メカニズムをゆがめるものと強く批判したこと、下院やブッシュ政権なども反対したこと(上院はフロアプライスに好意的)等により、包括エネルギー法案から削除されたという経緯がある。今後は、債務保証や減価償却対象期間の短縮、パイプライン関連処理設備の税額控除等の財政的支援策が中心になっていくものと思われる。なお、アラスカ州政府は現在パイプライン権益の取得を行うことも検討しており(一説には12.5%)、ファイナンスが課題であるが、今後進展する可能性がある。4. 今後の北米天然ガス市場への影響 これらアラスカやマッケンジーデルタ等のガスが北米ガス市場に影響を与えるのかどうか、簡単に考察していきたい。まずアラスカ産ガスについて、最近発表されたEIA(米国エネルギー情報管理局)のAEO(米国エネルギー見通し)2005年速報版の数字に基づいて、簡単に考察していきたい。なお、速報版によ出法案)の中に盛り込まれ、大統領がサインし、立法化された(180億ドル。建設コストの8割を上限。30年間対象期間。なお、この法案の中では、北ルートを明確に否定している)。 また、HR4520(雇用創出法案)の中には、① 建設コストの減価償却期間を15年間から7年間に短縮すること、② 天然ガス処理プラント(既存の石油増進回収設備と同様に)に対しても税額控除を行うことが盛り込まれている(約3億ドルの経済効果があると言われている)。これについても、04年10月に大統領がサインし、立法化がなされた。これら2つの法案が立法化されたことで、アラスカガスパイプラインの実現にとって、懸案となっていた財政的支援が、進展することとなった(現地リテイン情報)。 なお、財政的支援策の大きなポイントであったフロアプライス(一定のガスるとアラスカのガスパイプラインの稼動時期は2016年頃と予測されている(2004年版では、2018年頃の稼動を想定)。 その数字によると(表3参照)、アラスカ産ガスは、2016年に1.08Tcf(LNG換算:約2,200万トン/年)、2020年に1.89Tcf(LNG換算:約3,900万トン)、2025年に2.23Tcf(LNG換算:約4,600万トン)と予測されている。パイプラインの稼動予定の2016年から2025年を見てみると、アラスカ産ガスの国内生産に占める割合は5?10%程度、総供給に占める割合は4?7%程度である。逆にLNG輸入が総供給に占める割合は、約17?21%である。LNG輸入ガスは、アラスカ産ガスの約3?4倍の規模である(なお、2025年のLNG新規受入基地は9?12基地を想定しているようである)。 これらの数字を見ると、アラスカ産ガスが米国の需給逼迫を緩和できる訳ではなさそうである。需給ギャップ解消のためには、LNG輸入が大きな位置を占めている。EIAの速報版においても、アラスカ産のガスや今後増加が見込まれる非在来型ガスの増加分も、ガ石油・天然ガスレビュー74iLNG換算:1,100万トン)、2015?2025年頃には約0.7Tcf前後(約1,400万トン/年)と予測されている。カナダ国内生産が成熟化していること(特に現在8割以上の生産を占めるアルバータ州等、WCSB[カナダ西部堆積盆]地域での生産が減退すると予測されている)、今後生産が増加するオイルサンドの燃料用に図3SAGD法イメージ出所:アルバータ州公益事業委員会ス需要の増大などにより天然ガス需給逼迫を改善するものではないと述べている。また、EIAの天然ガス価格(井戸元価格)見通しでは、アラスカガスパイプライン稼動後も、天然ガス需給逼迫化により、むしろ価格が上昇すると予測している(2015年:4.05ドル/百万Btu、2016年:3.99ドル/百万Btu、2020年:4.41ドル/百万Btu、2025年:4.67ドル/百万Btu)。ただ今後、LNG受入基地がいくつ建設されるかにも大きく影響される(住民反対運動の動向等も影響)と考えられ、その動向には注意が必要である。 一方、マッケンジーガスパイプラインに関しては、NEB(カナダ国家エネルギー委員会)の見通しによると、マッケンジーの生産量は2010年には0.53Tcf消費されること(0.4?0.6Tcf/年と予測されている)等の理由で、カナダ国消費が中心で、対米国輸出余力は低いものと思われる。(参考) オイルサンドの確認埋蔵量は約1,780億バレルであり、サウジアラビアに次いで世界第2位の規模である。現在の生産量は約100万b/dであるが、2010年には200万b/d超となる予定である。今後さらに生産量は増加する見込みである。カナダオイルサンドの主流は、今後SAGD法(Steam-assisted gravity drainage:天然ガスを燃料としてスチームを生成する)が主流となる予定である。SAGD法は大量の天然ガスを消費し、操業費に占める割合も半分近く占めている。天然ガスを熱源として使用するSAGD法に代わり、希釈剤を使用して粘性を和らげるVAPEX法(Vapor Extraction)も検討されているが、実用化にはかなりの年数がかかると思われる。(齊藤 晃)75石油・天然ガスレビュー
地域1 北米
国1 米国
地域2 北米
国2 カナダ
地域3
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国4
地域5
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地域10
国10
国・地域 北米,米国北米,カナダ
2005/03/20 [ 2005年03月号 ] 齊藤 晃
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