ページ番号1006225 更新日 平成30年2月16日

ベトナム:上流下流で外資導入策  

レポート属性
レポートID 1006225
作成日 2006-05-20 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガスレビュー
分野 探鉱開発
著者
著者直接入力 坂本 茂樹
年度 2006
Vol 40
No 3
ページ数
抽出データ ベトナム:上流下流で外資導入策?ベトナム政府は、上流(探鉱鉱区公開入札)および下流分野(製油所建設)双方に対する外国企業の投資を促進しようとしている。未探鉱地域の探鉱に外資を呼び込もうとする一方、国営石油企業ペトロベトナムは、同国で2番目の製油所建設事業に参加する共同事業者を求めている。1.2006年4月初旬、沖合17探鉱鉱区の入札を発表? 入札鉱区の発表 ベトナム政府は、4月上旬、沖合17探鉱鉱区の公開入札を行うと発表した。公開鉱区の地域別内訳は次のとおりである。10鉱区・南部沖合:ナムコンソン堆積盆 ・北部、トンキン湾 5鉱区・中部沖合 2鉱区 入札の締め切りなどの詳細は、国営石油会社ペトロベトナムが定める。 ベトナムは現在、日量約35万バレルの原油・コンデンセートおよび71万立方フィートの天然ガスを生産しているが、政府は未探鉱地域への外資導入で石油・天然ガスの増産を図ろうとしている。? マージナルおよび深海鉱区への  インセンティブ ベトナムは、採算性の低いマージナル油ガス田および高コストの深海鉱区を「インセンティブ・プロジェクト」と定め、表1の投資促進策を導入しようとしている(標準契約に定める条件との比較)。? ベトナムの鉱区公開の特徴 探鉱鉱区に公開入札が導入されたとはいえ、ベトナムの鉱区取得の交渉には、個別の随意契約の特徴が色濃く残ってい表1標準/インセンティブ・プロジェクトの契約条件比較当初探鉱期間PS契約期間コスト回収比率の上限法人所得税率標準プロジェクト5年+2年(オプション)インセンティブ・プロジェクト7年+2年(オプション)25年50%50%30年70%28%る。2004年に入札に付され、その後契約が締結された探鉱鉱区は、契約締結までに長い期間をかけて、個別に契約条件の交渉が行われた(次項参照)。 またペトロベトナムは、公開済みの探鉱鉱区に関しては、いつでも鉱区取得の交渉に応じるとしている。2.これまでの探鉱鉱区付与の状況 探鉱鉱区の付与は、通常、ペトロベトナムと鉱区取得を希望する外国企業との直接交渉によって実施される。 2004年から鉱区の公開入札が実験的に開始され、同年に中部沖合のフーカイン(Phu Khanh)堆積盆の9鉱区が公開された。これまでに、個別交渉期間を経て下記の鉱区の付与が公表されている。・122鉱区:ペトロナス・チャリガリ/ユノカル(現シェブロン)・124鉱区:ポゴ/キーパー・リソーシズ(Keeper Resources)・127/128鉱区:ONGCビデシュ3.石油下流分野への外資導入の動き ペトロベトナムは2006年4月初めに、ベトナムで2番目の製油所を北部に建設する計画を明らかにし、外国企業の参加を募っている。 一方、ペトロベトナムは2005年11月にベトナム最初のズンクアット(Dung Quat)製油所の建設を開始した(中部ベトナム、処理能力=日量13万バレル)。2009年操業開始の予定である。同製油所の建設計画は1990年代初めに構想されたが、2002年にロシアのザルベズネフチ(Zarubezhneft)社が撤退した後、ペトロベトナムの単独事業となっている。(坂本 茂樹)2006.6 Vol.40 No.376
地域1 アジア
国1 ベトナム
地域2
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国10
国・地域 アジア,ベトナム
2006/05/20 [ 2006年05月号 ] 坂本 茂樹
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