ページ番号1006643 更新日 平成30年3月5日

シンガポール:LNG 受入ターミナル建設の FS 入札開始 ―LNG 輸入に向けて始動―

レポート属性
レポートID 1006643
作成日 2004-08-11 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 天然ガス・LNG
著者
著者直接入力 大井 一伴
年度 2004
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 01シンガポール:LNG受入ターミナル建設のFS入札開始-LNG輸入に向けて始動-2004年8月11日石油・天然ガス調査グループ 大井一伴LNG受入ターミナル建設FSの入札?EMA(Energy Market Authority:エネルギー市場監督庁? 電力・ガス市場の自由化、エネルギー市場の監視?LNG受入ターミナル建設のFSの入札実施を発表(7月30日)?FS費用:最低30万US$。LNG受入ターミナル建設費:5億US$?(International Oil Daily 2004/8/2)?FS実施期間は12ヶ月以内の予定であるが、その後ターミナルの建設に6~7年を要するとEMAは見ている。? 事前資格審査→本入札。年内にも入札結果判明Vンガポールのエネルギー事情? 一次エネルギー(2001年)石油天然ガス 石炭原子力 (単位:千TOE)その他合計264国内生産0輸入0輸出一次供給64(出所)IEA Energy Balances of Non-OECD Countries, 2000-2001084,55159,46225,08804,00704,007000000006488,55859,46229,158? シンガポール:石油、天然ガス全て輸入? 石油消費(67.2万b/d:2003年[*1])? 天然ガス消費(53億m3:2003年[*1])? 天然ガス:主に発電用途? 同国の電力消費(31.1TWh:2002年[*2])の44%はガス火力発電(残りは石油火力)2006年までにはガス火力の比率が60%に達する見込み?1:BP統計2:EMA HP天然ガス輸入3? マレーシアからの輸入?PGU(Peninsula Gas Unit)からのP/L供給?1992より15年間。150百万cf/日(1.1百万t-LNG/年)。SenokoPower向け? インドネシアからの輸入? ナツナ海からのP/L供給?South NatunaSea B鉱区(*1)?2001年より22年間。325百万cf/日(2.4百万t-LNG/年)。SembCorp向け? 南スマトラからのP/L供給?Corridor鉱区(*2)、South Jambi B鉱区(*3)、Jabung鉱区(*4)?2003年より20年間。350百万cf/日(2.6百万t-LNG/年)。Power Gas向け????(1)-Op:ConocoPhillips 40%、Inpex35%、ChevronTexaco 25%(2)-Op:ConocoPhillips 54%、Talisman 36%、Pertamina10%(3)-Op:ConocoPhillips 45%、PetroChina30%、Pertamina25%(4)-Op:PetroChina42.86%、Petronas Carigali42.86%、Pertamina14.28%LNG輸入? 公益事業局/通商産業省によるスタディー(1996年~1998年)? 日本企業(*1)も参加? 政府が用地確保にも動いたものの、高コスト(10億US$)であるため適切でない(1999年)。? その後は動きなし。? インドネシア(ナツナ海)からのガス供給の度重なる不具合による停電(6月29日には2時間にわたって全島の1/3が停電)が契機となり、LNG輸入構想は息を吹き返し、今回のEMAの発表へ?(1)?大阪ガスエンジニアリング(Upstream 2004/8/6)5?LNG受入ターミナルの能力?50万t/年~300万t/年とみられている?この規模に関しては、LNGをシンガポールがどのように位置付けるかによって左右される。?P/Lガス供給トラブルの際のバックアップ用(P/Lガス依存の緩和)として受入ターミナルを建設するか?石油製品や石化製品と同様に、天然ガスないしLNGに関しても、先物取引市場の形成なども含め、同国を地域的「ハブ」として形成していくための設備とするか? この「ハブ」化が今回のLNG受入ターミナル計画の背景にあるとする報道がある?Petroleum Intelligence Weekly 2004/8/2、World Gas Intelligence 2004/7/28??「ハブ」の詳報がないために具体像は?LNG取引に関しては、少なくとも現状のアジア市場においては基本的に長期契約が主流であり、また中継的取引にも馴染むものではないため、「LNGハブ」という考え方に疑問を呈する向きあり。? 今後の広域アセアン天然ガスP/L網構想の進展を睨み、既稼動ないし今後稼動のP/Lと絡めてLNG輸入ターミナルの建設・再ガス化を行うことを通して、シンガポールを天然ガスの「ハブ」とする可能性を検討するもの、と考えられるTrans AseanGas Pipeline7(出所)ASEANenergy.org
地域1 アジア
国1 シンガポール
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
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地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アジア,シンガポール
2004/08/11 大井 一伴
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