ページ番号1006653 更新日 平成30年2月16日

クウェート:SPC がプロジェクト・クウェートの実施計画承認

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レポートID 1006653
作成日 2004-09-15 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 猪原 渉
著者直接入力
年度 2004
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 0クウェート:SPCがプロジェクト・クウェートの実施計画承認2004/9/15石油・天然ガス調査グループ猪原 渉1報告内容?プロジェクト・クウェートの動向?最近の動向?SPCがプロジェクト実施計画を承認?これまでの経緯?今後の見通しPCがプロジェクト・クウェート実施計画を承認2??8月10日、クウェート最高石油評議会(SPC、議長:サバーハ首相)が、北部油田開発プロジェクト(プロジェクト・クウェート)の実施計画(石油省・KPC作成)を承認?プロジェクトの全体実施計画?外国企業との操業サービス契約(OSA)ドラフト?プロジェクトの経済性評価モデル10月再開の国民議会に提出?最初に財務・経済委員会で審議?これまで強硬に反対してきた議会の対応は?プロジェクト・クウェート対象油田と生産計画(1998年発表)3油田名発見年可採埋蔵量(百万bbl)ベース生産量(b/d,1998年)目標生産量(b/d,2005年)5,1004,3004599,8593,3003,2006,50016,359225,000515,00095,000250,0003,00030,00045,00033,000401,000120,000915,00090,000210,000100,000190,000591,000250,000460,0001,375,00019551958-1977199019591962RaudhatainSabriyahBahrah(*)北部RatqaAbdali小  計合  計小  計MinagishUmm Gudair西部(*)Bahrah油田は99年9月に除外され,現在の開発対象は北部4油田。西部2油田は将来構想とされている。出所:各種資料Nウェート油田位置図これまでの経緯①? プロジェクト・クウェート45?1998年発表、IOCの参加を得て北部4油田生産能力を40万b/d(当時)から90万b/dへ増強、予想投資額70億ドル?クウェート生産能力増強目標(現状250万b/d→2020年400万b/d)達成の鍵を握る重要プロジェクト? 議会がプロジェクト実施に強く反対。関連法案(2000年4月提出)を2001年1月却下。その後審議進展なし。(議会の反対理由)?政府・KPCが議会承認得ずに契約締結可能(=憲法違反)?操業サービス契約が国益最大化できる契約形態か疑問?契約交渉時の透明性確保に問題、不正や汚職の温床にアれまでの経緯②? 政府側は着々と準備6?2003年8月、事前審査合格のIOC13社による3コンソーシアムをSPCが承認。その後、各社より提案書受理? ChevronTexaco(50%、リーダー)、Total(20%)、PetroCanada(10%)、Sibneft??(10%)、Sinopec(10%)BP(65%、リーダー)、Occidental(25%)、ONGC/Indian Oil Company(10%)ExxonMobil(37.5%、リーダー)、RD/Shell(32.5%)、ConocoPhillips(20%)、Maersk(10%)? 日本企業は、当初数社が参入希望するも、事前資格審査(*)(2001/1)クリアできず(*) 審査基準:埋蔵量、利益率、オペレーターとしての操業実績、中東での実績、EORでの経験と技術力 等? 上記13社以外は、ファームインまたはノンオペレーター案件で参加の余地人事・組織面でもプロジェクト推進路線78月30日、KPCの取締役候補13名(9月9日より新任期)を発表?? 注目は、Ahmad al-Arbeed氏(新設のプロジェクト・クウェート担当Managing Directorに)?KOC(国内上流操業会社)の現会長?実力者との評判、Ahmadエネルギー相の信任厚い? 今後、同プロジェクトの運営・管理を行う国営会社が設立され、トップにArbeed氏が就任見込み。後の見通し8? OSA(操業サービス契約)の問題? ドラフトでは、‘agreement’の文言を‘service contract’に置換? サービス契約は議会承認必要なしとの見解もあったが、協調を重視するAhmad大臣が議会との協議実施を決定→「法案」ではなく「実施計画」?? 既存油田向けでメジャー各社(BP、ChevronTexaco、Total、ExxonMobil、RD/Shell等)と、分割地帯沖合でアラビア石油と技術サービス契約(TSA)締結済み(いずれも議会審議なし)TSAの契約期間は5年(AOCの例)程度と短期であるのに対し、OSAは契約期間20年と長期、IOCの操業への関与大→議会側は審議要求?? 議会審議について楽観的見通しは伝えられていないが、実力派大臣Ahmadエネルギー相主導で決着の可能性(政府側は年内承認を目指す)? 親政府派議員増加も、個人利権に腐心する議員の存在が問題を複雑化?
地域1 中東
国1 クウェート
地域2
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地域3
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地域4
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地域5
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地域6
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地域7
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地域8
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地域9
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地域10
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国・地域 中東,クウェート
2004/09/15 猪原 渉
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