ページ番号1006664 更新日 平成30年2月16日

サハリン各鉱区の動きが活発化

レポート属性
レポートID 1006664
作成日 2004-11-17 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 本村 真澄
著者直接入力
年度 2004
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 01サハリン各鉱区の動きが活発化2004年11月17日石油・天然ガス調査グループ:本村真澄サハリンの鉱区Tハリン-1の対中国ガス供給?11月1日:ExxonMobilのRaymond会長は中川経産相と会談。サハリン-1のガスを中国向けにCNPCと供給交渉する旨を通告。2?11月1日:ExxonMobil RussiaのWoodbury社長とGazpromのAnanenkov副社長が、東シベリアと極東のガス開発とアジア太平洋地域への輸出に関して話し合い。?10月14日:GazpromとCNPCは中国へのガス供給を含む戦略的協力協定に調印。3ハバロフスクへのガス供給?2004年6月:サハリンー1はハバロフスクのガス・電力会社にガスを供給するMOUを調印。?2005年から年間15億m3(当初は随伴ガス)?2009年までに年間30億m3(S-1全体の1/3)?ガス価格は$55/1000m3(=$1.56/MMBtu)?パイプライン長:約800km?当初は既存ライン利用。次いで新規敷設。?本件はGazpromの進めるロシア極東における「ガス化」政策と調和的。中国へのガス供給(コビクタの事例)?供給先:黒竜江省ハルビン付近か??パイプライン長:国境から約800km。?コビクタ・ガス田開発では、ガス価格で確執。?ロシア側:国境渡し$75/1000m3(=$2.12/MMBtu)?中国側:$30/1000m3(=$0.85/MMBtu)?サハリンガスがコビクタに優先して買われるか??コビクタからのルートより、人口の多い地域を通過。?コビクタ:52兆cf?サハリン-1:17.1兆cf?サハリンはコビクタよりもやや有利。5中国国内でのガス市場の競争?2004年10月:CNOOCは遼寧省政府と、LNGターミナルと輸送配管の建設を契約。?東北3省の南部がCNOOCのガス営業圏へ。?CNPCは黒竜江省大慶油田で若干のガスを保有するも域内消費(圧入等)。?CNPCがCNOOCのLNGガスの広がりを抑えるには、サハリンのガスを導入するのが近道。?よって、サハリンのガス導入の実現性は低くない可能性あり。Tハリン-2の最近の動き-1?GazrpomとShellは1998年に提携関係。?Gazpromはサハリン-2へ権益参加の可能性。?Shellの保有する20%の権益と西シベリアZapolyarnoyeガス田バランギニアン階の原油コンデンセート層の開発権益50%を交換か?6?Shellは埋蔵量拡大を指向。?GazpromはLNG技術の導入に意欲的。?バレンツ海のShtokmanovガス田、Yamal半島のBovanenkovガス田のLNG計画あり。サハリン-2の最近の動き-2?Baja CaliforniaでSempra Energyの操業するCosta AzulにLNGを年間160万~190万トン契約7?東電と年間150万トンの売買契約?東ガス110万トン、九電50万トン、東邦ガス30万トン?960万トンのLNG生産能力の内、530万トンを既に契約。Tハリン-3の最近の動き?Kirinsky鉱区、東Odoptu・Ayash鉱区8?同鉱区はExxonMobil、ChevronTexacoに対して2004年1月、ライセンスを付与しない方針を通告。?地下資源利用法改正案は11月下旬に天然資源省へ。?改正後、3ヶ月以内にオークションにかける方針。オークションは2005年前半??Venin鉱区?2004年9月、韓国ノムヒョン大統領訪ロ時に、同鉱区でのJVを視野に入れたMOU締結。?但し、同鉱区は旧SODECO時代に掘削済み。9サハリン-5の最近の動き?BP、Rosneftは、カイガンスコ・バシュカンスキー鉱区のPela Leich構造への試掘1号井で、かなりの(significant)量の石油・ガス層を発見。?離岸距離49km、水深114m。?フローテストは来年のシーズン。?同鉱区はあと4坑の試掘義務あり。
地域1 旧ソ連
国1 ロシア
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 旧ソ連,ロシア
2004/11/17 本村 真澄
Global Disclaimer(免責事項)

このウェブサイトに掲載されている情報はエネルギー・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、機構が作成した図表類等を引用・転載する場合は、機構資料である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。機構以外が作成した図表類等を引用・転載する場合は個別にお問い合わせください。

※Copyright (C) Japan Organization for Metals and Energy Security All Rights Reserved.

本レポートはPDFファイルでのご提供となります。

上記リンクより閲覧・ダウンロードができます。

アンケートにご協力ください
1.このレポートをどのような目的でご覧になりましたか?
2.このレポートは参考になりましたか?
3.ご意見・ご感想をお書きください。 (200文字程度)
下記にご同意ください
{{ message }}
  • {{ error.name }} {{ error.value }}
ご質問などはこちらから

アンケートの送信

送信しますか?
送信しています。
送信完了しました。
送信できませんでした、入力したデータを確認の上再度お試しください。