ページ番号1006701 更新日 平成30年3月5日

オーストラリア:始動間近い Greater Gorgon LNG

レポート属性
レポートID 1006701
作成日 2005-05-18 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者
著者直接入力 坂本 茂樹
年度 2005
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ オーストラリア:始動間近いGreater Gorgon LNG2005/5/18調査部坂本 茂樹要点要点1.4月6日、Greater Gorgon LNG事業の枠組み発表:(cid:122) パートナー;シェブロン(オペレーター、50%)、シェル(25%)、エクソンモービル(25%)(cid:122) 可採埋蔵量が40tcfを超える大型LNG事業(cid:122) 投資額;110億豪ドル2.バロー島にLNGプラント建設(500万トン*2基)(cid:122) 2006年: 投資を最終的に決定(cid:122) 2009~10年頃:LNG生産開始3.LNG販売予定先:東アジア(中国、日本、韓国)、北米西岸(cid:122) シェル;北米のCosta AzulLNG基地向け輸出を決定(cid:122) シェブロンも北米向け輸出を検討中(cid:122) CNOOC向け;販売条件等を交渉中12reater Gorgonガス田:統合後権益比率Greater Gorgonガス田:統合後権益比率鉱区番号ガス構造統合前権益比率(%)統合後権益比率(%)ChevronExxonMobilShell計ChevronExxonMobilShell計WA-2-R, WA-3-RWA-15-R, WA-14-RWA-5-RWA-4-RWA-20-RWA-19-R - OrthrusWA-21-RWA-18-R - not include IoJansz (Io)GorgonDionysusChrysaorWest Tryal RocksSparGeryonOrthrus (Maenad)Uraniaバロー島LNG生産設備等57.14*100*57.14*57.14*57.14*100*100*100*50.0014.29014.2914.2914.2900050*28.57028.5728.5728.570000.00100100100100100100100100100505050505050505050502525252525252525252525252525252525252525100100100100100100100100100100* 印は Maenad 構造と Orthrus構造を含むが 、CVXの発表では Orthrus構造のみが統合の対象である。Greater Gorgon鉱区位置図Greater Gorgon鉱区位置図(出所)シェブロン HP34Kス田開発とLNGLNGプラント建設プラント建設ガス田開発と1.ガス田開発:Gorgonエリアを先行(Gorgon,Spar,Chrsaor/Dionysus)(cid:122) 海底仕上げのガス開発システムにて実施(水深100~500m)(cid:122) 生産ガス;海底フィード・パイプライン経由で、約70kmのバロー島ガス処理設備に輸送(cid:122) 大水深(1,000m以深)のIo/Janszガス田開発;現時点では未定2.LNGプラント:バロー島に建設(海岸から70km)(cid:122) 液化プラント;500万トン/年*2基=1,000万トン/年(cid:122) CO2除去法 ;地底2,000mの深層地層塩水に圧入処理(cid:122) バロー島は”class A nature reserve”⇒高度の環境保護対策3.ローカルガス需要用パイプライン建設(95km)(cid:122) 西豪州海岸の幹線パイプラインDBNGPに繋ぎこむGreater Gorgonインフラ図Greater Gorgonインフラ図(出所)GORGON Joint Venture作成56reater Gorgon::COCO22除去模式図Greater Gorgon除去模式図(出所)GORGON Joint Venture作成GorgonGorgonLNGLNG事業の特徴事業の特徴1.良好なコスト競争力(cid:122)開発ガス田(水深100~500m):海底仕上げ技術でコスト削減(cid:122) CO2除去コスト、低いコンデンセート比率:LNGプラント大型化のスケールメリットでカバー⇒豪州NWS事業と遜色ないコスト水準を達成(上流+液化)2.輸出先は地理的に近い東アジアおよび北米西岸(cid:122)輸出コストに占める輸送コストの影響が大きい⇒総じて、東アジア市場ではカタールRasGas、インドネシア・ボンタンに次ぎ、タングーに並ぶ優位な競争力を持つ⇒言い換えると、上記カタールRasGas等3事業に加えて、豪州NWS、Greater Sunrise等との競争が厳しい78reater Gorgon::LNGLNG販売先予定Greater Gorgon販売先予定(出所)JOGMEC作成LNGLNG輸出の見通し輸出の見通し1.北米西岸(メキシコ、バハ・カリフォルニア州揚げ)(cid:122)シェル:Costa Azul基地;250万t/年を20~25年間(決定)(cid:122)シェブロン:Mar Adentro基地;200万t/年(MOU)2.東アジア市場(中国、日本、韓国)(cid:122)中国CNOOC(浙江or 上海)向け(MOU)-価格条件等をめぐって交渉中-MOUはCNOOCのGorgon上流権益の12.5%を購入を規定(cid:122)日本、韓国向け;個々に需要家と交渉中か910
地域1 大洋州
国1 オーストラリア
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 大洋州,オーストラリア
2005/05/18 坂本 茂樹
Global Disclaimer(免責事項)

このウェブサイトに掲載されている情報はエネルギー・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、機構が作成した図表類等を引用・転載する場合は、機構資料である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。機構以外が作成した図表類等を引用・転載する場合は個別にお問い合わせください。

※Copyright (C) Japan Organization for Metals and Energy Security All Rights Reserved.

本レポートはPDFファイルでのご提供となります。

上記リンクより閲覧・ダウンロードができます。

アンケートにご協力ください
1.このレポートをどのような目的でご覧になりましたか?
2.このレポートは参考になりましたか?
3.ご意見・ご感想をお書きください。 (200文字程度)
下記にご同意ください
{{ message }}
  • {{ error.name }} {{ error.value }}
ご質問などはこちらから

アンケートの送信

送信しますか?
送信しています。
送信完了しました。
送信できませんでした、入力したデータを確認の上再度お試しください。