ページ番号1006715 更新日 平成30年2月16日

いよいよ現実化しそうなプロジェクト・クウェート

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レポートID 1006715
作成日 2005-07-13 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 猪原 渉
著者直接入力
年度 2005
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ショートコメントいよいよ現実化しそうないよいよ現実化しそうなプロジェクト・クウェートプロジェクト・クウェート2005/7/13調査部猪原 渉プロジェクト・クウェートが「前進」プロジェクト・クウェートが「前進」(cid:122)議会委員会が承認?6月8日、議会財務経済委員会が、政府提出法案を修正(11項目)の上、承認?Ahmadエネルギー相が「夏期休会前に議会本会議での可決を目指す」と発言(cid:122)「6月末法案可決→今秋より入札開始→最速で本年末に契約先決定」との見方浮上(cid:122)結局先送りされるも、実現の可能性高まる?6月29日、議会閉会。10月末に再開される次期会期で法案審議、可決へ。?2006年前半に入札実施の可能性。12年越しの計画実現へ7年越しの計画実現へ(cid:122)プロジェクト・クウェートこれまでの経緯?1998年、北部及び西部油田増産プロジェクトとして発表(長期能力増強計画の柱と位置づけ)?2001年、議会財務経済委員会が関連法案否決?議会側は、憲法の規定(「石油資源は国家に帰属」)と外資導入の整合性や、政府への権限集中(議会軽視)を問題視して、強く反対?2004年12月、エネルギー省が見直し法案を議会に提出、委員会が審議開始?Ahmad大臣が精力的に議会説得34vロジェクト・クウェート対象油田と生産計画プロジェクト・クウェート対象油田と生産計画1998年発表(1998年発表))(可採埋蔵量ベース生産量目標生産量56油田名発見年(百万bbl)(b/d,1998年)(b/d,2005年)5,1004,300459225,000515,00095,000250,0003,00030,00045,00033,000120,0009,859401,000915,0003,3003,2006,50090,000100,000190,000210,000250,000460,00019551958-1977199019591962RaudhatainSabriyahBahrah(*)北部RatqaAbdali小  計小  計MinagishUmm Gudair西部合  計1,375,000(*)Bahrah油田は99年9月に除外され,現在の開発対象は北部4油田。西部2油田は将来構想とされている。出所:各種資料16,359591,000プロジェクト・クウェートプロジェクト・クウェートコンソーシアム構成会社コンソーシアム構成会社①Chevron(50%、リーダー)、Total(20%)、PetroCanada(10%)、Sibneft(10%)、Sinopec(10%)②BP(65%、リーダー)、Occidental(25%)、ONGC/Indian Oil Company(10%)③ExxonMobil(37.5%、リーダー)、RD/Shell(32.5%)、ConocoPhillips(20%)、Maersk(10%)OC(国際石油企業)にとっての意義IOC(国際石油企業)にとっての意義(cid:122)外資開放が進まない中東主要産油国の中でクウェート(8)での参入機会実現は画期的?サウジアラビア(23):天然ガス探鉱のみ外資導入?イラク(10):劣悪な治安、道半ばの政治プロセス?イラン(11):高い政治リスク、契約条件の悪さ()内:原油埋蔵量世界合計に占める比率(%)政府・KPCKPCは着々と準備は着々と準備政府・(cid:122)Chevron、BP、ExxonMobilをリーダーとする3コンソーシアム(計13社)の入札資格承認済み(参考)日本企業は事前資格審査(2000年)で不合格(cid:122)6月4日、最高石油評議会が関連2社の設立を承認(cid:122)KuwaitOil Development Co.(KODC):プロジェクト実施・管理会社、社長:Arbeed前KOC社長(cid:122)Petroleum Services Co.:上流サービス、メンテナンス、コンサルティング78C正法案のポイント修正法案のポイント「透明性確保」、「議会の関与確保」に主眼1.2.3.4.法案の対象をRaudhatain等4油田に限定(当初政府案:全上流開発案件対象の包括法案)IOCとの契約期間は20年間。契約延長(10年間)は議会承認必要(政府案:議会承認不要)クウェート人雇用比率80%(政府案:60%)IOCとの交渉は新会社KODCが担当。仲介者(エージェント)の介入を禁止。入札業務は独立組織(中央入札委)が担当。IOC契約期間でもクウェート側判断で減産可能5.6.IOCとしては、個別契約(操業サービス契約)の条件面(利益率縮小?)含め、慎重な評価が必要(cid:122)(cid:122)再開議会での審議の見通し再開議会での審議の見通し(cid:122)Haroun財務・経済委員長は、「本会議での可決の見通し高い」と楽観視。??「修正案は議会反対派の主張に配慮した内容」「KOC単独なら、20年間累計生産35億bbl。IOC参加時は50億bbl生産可能。15億bblが利益」(cid:122) 議会の反政府強硬派がどう出るか??政府に対し交換条件要求?(cid:122)(cid:122)電気・水料金の延滞金徴収案の撤回要求(=補助金維持)?女性参政権法案成立時、使用人給与引き上げ(補助金支出)を政府に認めさせた。910
地域1 中東
国1 クウェート
地域2
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国・地域 中東,クウェート
2005/07/13 猪原 渉
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