ページ番号1006716 更新日 平成30年2月16日

イラン新大統領による新しい石油政策の可能性

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レポートID 1006716
作成日 2005-07-13 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 猪原 渉
著者直接入力
年度 2005
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ショートコメントイラン新大統領による新しいイラン新大統領による新しい石油政策の可能性石油政策の可能性2005/7/13調査部猪原 渉イランの石油政策はどうなる?イランの石油政策はどうなる?<報告内容>(cid:122)アフマディネジャド・イラン新大統領の石油政策に関する予想?ただし、大統領就任(8月3日)まで時間があり、且つ、石油政策に関する明確な方針表明がなされていないため、選挙運動中の発言や政治的立場が近いグループの見解等を総合的に勘案し、推測したもの。12軏{情報①基本情報①(cid:122) 新大統領の人物像①49歳。革命第2世代。②信仰に厚く、革命原理を信奉。③元軍人(革命防衛隊所属。対イラク戦従事)④行政経験豊富(アルデビール州知事、テヘラン市長を歴任)⑤保守強硬派(護憲評議会事務局長等)と親密⑥ハメネイ最高指導者ともパイプ(選挙終盤にハメネイ師の息子が加勢)⑦「清貧の人」「庶民の味方」との評判基本情報②基本情報②(cid:122) 選挙での公約「富裕層、既得権益層が独占してきた富(石油収入)の貧困層への再配分」①汚職追放キャンペーン(政府・NIOCが対象)②福祉充実路線③物価安定策と雇用創出④国内企業優先参考:田中浩一郎氏(中東研究センター)講演(2005/6/30)34\想される石油政策①予想される石油政策①(cid:122) 石油省及びNIOCの人事刷新?「石油省の不透明な資金の流れを絶ち『NIOCに巣食うマフィア』を追放する」? 落選したラフサンジャニ氏(元大統領)は石油省人脈を活用して不正に蓄財、との批判大。? ザンガネ石油相(97年より在職)の交代不可避?ラフサンジャニ氏に近い人物が標的に(cid:122) 石油省幹部総入れ替えの可能性も?ミルモエジ次官(NIOC社長)のみ例外との見方あり(cid:122) ホセイニNIOC副社長(「ミスターバイバック」、03年のStatoil裏金疑惑へ関与?)は辞任決意か予想される石油政策②予想される石油政策②(cid:122) 石油相後任候補? ダネシャル氏(議会エネルギー委員長)(cid:122) ザンガネ批判の急先鋒。保守強硬派議員。(cid:122)「経験・知識不足」「ポピュリスト」との指摘あり。? ネジャドホセイニアン氏(石油省次官)(cid:122) 元国連大使(cid:122)ラフサンジャニ氏との関係(大統領選で支持)から更迭説がある一方で、ハメネイ最高指導者など保守派人脈も有しており大臣昇進の可能性ありとの見方も? ヤフヤヴィ氏(元石油省次官)56\想される石油政策③予想される石油政策③(cid:122) ガス輸出プロジェクトの優先順位低下????ダネシャル委員長(前出)の主張ガスは国内消費(発電、石化等)向け及び石油生産維持のためのEOR(増進回収法)での使用を優先LNG、ガスP/L輸出プロジェクトが先送りされる可能性⇒Total、Shell及び中国、インドに影響(cid:122) 国内企業優先策の推進?国内企業との契約優先、外資出資比率の抑制、外資参加案件の利益率見直し等(cid:122) 特定国・企業の優先や敬遠??中国への親近感(元軍人、テヘラン地下鉄)Total、Shellへの慎重姿勢?(カタールでも活動)7予想される石油政策④予想される石油政策④(cid:122) 外国石油企業にとってのインプリケーション? 政治公約の近いチャベス(ベネズエラ)路線を取った場合、外国企業にはマイナスか(cid:122) 石油開発のアクティビティー低下(石油行政の混乱)(cid:122) 対米強硬姿勢? 外国企業にポジティブな方向に動くとの見方も(cid:122) 不正追放→契約交渉での透明化確立(cid:122) 保守派の権力独占→意思決定の円滑化(cid:122) イラン経済を支えるのは石油部門との共通認識不変→石油政策(外資導入方針含む)の大きな変化なし?(cid:122) ただしバイバックの契約条件は良くて現状維持か(高油価に支えられた石油収入拡大で不利な条件採用のインセンティブなし)8
地域1 中東
国1 イラン
地域2
国2
地域3
国3
地域4
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地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 中東,イラン
2005/07/13 猪原 渉
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