ページ番号1006725 更新日 平成30年3月5日

豪州:ウッドサイドの新 LNG プロジェクト ─Pluto─

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レポートID 1006725
作成日 2005-09-14 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者
著者直接入力 坂本 茂樹
年度 2005
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 豪州:ウッドサイドの新豪州:ウッドサイドの新LNGプロジェクトLNGPluto--プロジェクト --Pluto2005/9/14調査部坂本 茂樹要点要点(cid:122)ウッドサイドは8月にプルート・ガス田開発~LNG事業化を発表(2010年末操業開始、500~700万t/年)(cid:122)同社は権益100%を保有するプルート・ガス田を、「迅速な事業判断可能」を売りに積極的に推進する構え(cid:122)プルートのコスト競争力は、他の豪州LNG計画に遜色ないものと推定(cid:122)需要見通し:アジア太平洋LNG需要は2008年以降急速に拡大する?2010~12年頃の需要を獲得する為、先んじて生産出荷体制を整え、積極的な顧客獲得に打って出る(cid:122)北米需要にも強い意欲を示す12vルート・ガス田の発見プルート・ガス田の発見(cid:122)鉱区:西豪州WA-350-P (2003年12月付与)(cid:122)試掘井:Pluto-1、2005年4月ガス発見(cid:122)評価井:Pluto-2、2005年7月掘削開始?この評価井結果で開発検討を決定・発表(cid:122)2005年にもう1坑の評価井を掘削する予定(cid:122)可採埋蔵量:3.5 tcf(今後の拡大を期待)(cid:122)ガス性状:少量のコンデンセートを含むドライ・ガス二酸化炭素含有率は低いプルート・ガス田の位置プルート・ガス田の位置(出所)2005年8月Woodside社説明資料34vルート開発計画プルート開発計画1.スケジュール(cid:122)2007年、 最終投資決定、開発作業開始(cid:122)2010年末 操業開始(cid:122)総投資額:2.液化プラント(cid:122)液化能力:(cid:122)NWSの既存液化プラントに隣接して建設する500~700万トン/年50億豪ドル以上案が有力(cid:122)なお確認埋蔵量が3.5tcf程度に留まれば、他ガス田との共同開発の可能性もあり陸上液化プラント建設候補地陸上液化プラント建設候補地(出所)2005年8月Woodside社説明資料56vルートの優位性(ウッドサイド見解)優位性(ウッドサイド見解)プルートの(cid:122)単独事業であって、事業判断が迅速:?潜在的顧客が高く評価、関心も高い⇒他事業(ブラウズ、サンライズ)は開発方法等を巡りパートナー間の調整に手間取る⇒サンライズは東チモールとの協議が進展せず(cid:122)自社持分の価値が大きい:ブラウズ権益=100%、他事業=16.67%~50%(cid:122)コスト競争力の推定?NWSに劣るが、豪州他事業に比べ遜色ないウッドサイドLNGLNG事業事業、、液化能力液化能力ウッドサイド万トン/年Woodside LNG事業の液化能力16001400120010008006004002000100%ベースWoodside分NWSBrowsePlutoSunrise事業名(出所)各種データ・報道78居Bガス田開発のコスト要素比較豪州ガス田開発のコスト要素比較離岸距離 評価 ○ ○ △ ○ △ × 135km160km300km170km270km440km総合 評価 ◎ + ○○-○+ △ ○915% 8%以下? コンデンセート/LPG比率評価 ◎ ○ ○ ○ ○ ◎8% 9% 7% 19% 評価 ◎○ ○ ○ × ○水深 70~150m 200~500m 50~500m Gorgon:100~500m Jansz:1000~1350m 業NWS Pluto Browse G. Gorgon 事. Sunrise 100~300m G (出所)各種データおよびJOGMEC推定単独事業のデメリットのデメリット単独事業(cid:122)「迅速な事業判断」と裏腹に100%のリスクを負う?事業リスク、販売リスク(cid:122)資金調達の際、金融機関が見る安全性への懸念から評価が下がる可能性10NGLNG需要とウッドサイド販売戦略需要とウッドサイド販売戦略1.アジア太平洋LNG需要の見方(cid:122)日本、韓国、台湾の既存需要の伸びは小さい(cid:122)新市場(中国、北米)の需要が2008年以降急速に拡大⇒2010~12年の需要獲得が肝要と認識2.ウッドサイドの販売戦略(cid:122)先んじてLNGを生産・出荷できる体制を確立?潜在需要家に確立された自社体制をアッピール、積極的に顧客獲得活動に乗り出すアジア太平洋のLNGLNG需要見通し需要見通しアジア太平洋の(出所)2005年8月Woodside社説明資料1112k米需要への対応北米需要への対応(cid:122)北米加州を目標にするも、環境・安全問題上の懸念から、LNG受入計画が進展していない(cid:122)北米東岸/メキシコ湾岸は西岸より需要規模が大きく、ガス需給逼迫から価格も高めに推移⇒ウッドサイドは潜在需要地として北米東岸、メキシコ湾岸をも視野に置く(cid:122)9月初、メキシコ湾E&P会社Gryphon買収発表(LNG事業者Chenier Energy子会社)?北米ガス事業への取り組みに対する強い意欲の表れか13
地域1 大洋州
国1 オーストラリア
地域2
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地域6
国6
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地域9
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地域10
国10
国・地域 大洋州,オーストラリア
2005/09/14 坂本 茂樹
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