ページ番号1006930 更新日 平成30年2月16日

アフリカ:新たに脚光を浴びるアフリカ大西洋岸 ~西アフリカ深海・大水深~

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レポートID 1006930
作成日 2008-10-16 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 竹原 美佳
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年度 2008
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ アフリカ:新たに脚光を浴びる新たに脚光を浴びるアフリカ:アフリカ大西洋岸アフリカ大西洋岸~西アフリカ深海・大水深~深海・大水深~~西アフリカ2008年10月15日調査部竹原 美佳1本日の報告事項本日の報告事項1.西アフリカ深海・大水深の開発状況2.西アフリカ深海・大水深における新たな動き(1)ガーナ深海Jubilee油田の発見、その後の展開(2)Petrobrasのアンゴラ大水深プレソルトへの関心(3)ガボン大水深プレソルトの可能性3.まとめAフリカ大西洋岸深海・大水深の主な四堆積盆地各種資料にもとづき作成1.西アフリカ深海、大水深の開発状況(cid:122)アフリカ大西洋岸では、1990年代にアンゴラ、ナイジェリアで深海(水深400m~1,500m)鉱区が相次いで開放され、ShellやBPなどの石油メジャーが大型の油田を複数発見。両国は現在アフリカ1、2位を争う産油国に成長。(cid:122)アンゴラの深海生産量はすでに陸上・浅海を上回り、現在は1999年に開放された大水深油田(水深1,500m超)の開発に着手している。(cid:122)現在、ナイジェリアとアンゴラ深海の有望エリアの大半はすでにメジャーズが探鉱を行っている。ナイジェリア大水深の探鉱は進展していない。,7001,6951,3556374723202402301509284302620206チドュャチジニンボージアメカコルトーワモルンーーコニ民タリゴア主和共国南アカリフガナー国和ンボガン道ダ赤アゴ共ニンギコート スプジアエリェビリアアラルジゴンア2,0001,5001,0005000アリェジイナOil & Gas Journal Dec24,2007アフリカにおける原油生産量(2007年、推計)2,5001,000b/d2,1671.西アフリカ深海、大水深の開発状況【ニジェールデルタ盆地】ナイジェリア~カメルーンにかけて広がっている深海部分面積は約8.8万km2。同盆地深海は、ナイジェリアにおける探鉱開発が盛ん。深海油田の主な貯留層は第三系砂岩ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、原油生産量は2008年8月現在195万バレル/日(深海生産量は全体の約2割)現在、ナイジェリアで生産中の深海油田は、Bonga、Erha、Abo油田図:ナイジェリアの主な深海油田P.西アフリカ深海、大水深の開発状況【下部コンゴ盆地】ガボン~アンゴラにかけ広がっている深海部分面積は約1.5万km2深海では特にアンゴラ(北部)における探鉱開発が盛ん。深海油田の主な貯留層は白亜系砂岩アンゴラはナイジェリアにつぐ産油国で、原油生産量は2008年8月現在185万バレル/日(深海生産量は2005年に陸上・浅海の生産量を上回った。)アンゴラ深海ではExxonMobilのKizomba油田(Block15)やTotalのGirassol/Jasmin(Block17)などが生産・開発中である。アンゴラでは現在大水深油田(水深1,500m超)の開発が行われている。図:アンゴラ深海(大水深)鉱区1.西アフリカ大水深の開発状況(cid:122)アフリカ大西洋岸深海(大水深)の探鉱はニジェールデルタ(Niger Delta)盆地(ナイジェリア)、下部コンゴ(Lower Congo)盆地(アンゴラ、コンゴ共和国)など一部で行われているに過ぎず、探鉱密度は米メキシコ湾深海に比べ高くない。(cid:122)大手石油コンサルタントなどによると、アフリカ大西洋岸深海(大水深)において今後約200億バレルのポテンシャルが見込まれる。Rートジボワール盆地11%ニジェールデルタ盆地26%アフリカ大西洋岸深海・大水深のポテンシャル:約200億バレルモーリタニア・ソルト盆地2%下部コンゴ盆地61%Wood Mackenzie資料にもとづき作成アフリカの埋蔵量(2008年1月現在約1,148億バレル)5,0003,7002,0001,6001,5001,100400200180100100151581国ボ和ジーーワモルリニタアガナアー南リフカベニコッロンモアゴメジカンンー主ー共トル民コニコン共ボゴガトコン国和ドギャ道チ赤アュニチプジンエダアジリェアアゴンラスー12,2009,0350リナアジビイリルェア41,46436,22045,00040,00035,00030,00025,00020,00015,00010,0005,000出所:Oil & Gas JournalQ.西アフリカ大水深における新たな動き(1)ガーナ深海Jubilee油田の発見、その後の展開(cid:122)2007年にガーナ深海(水深約1,300m)で確認・推定埋蔵量(2P)10億バレル級のJubilee油田が発見された(貯留層は白亜紀砂岩)。1期は2011年に生産開始予定、12万バレル/日)(cid:122) ガーナ沖合に加え、Jubilee油田西側のコートジボワール領など周辺海域への関心が高まっている。大手石油コンサルタントはガーナは2008年12月の大統領選挙後、1984年に制定した石油法の改定、利権契約の条件を自国に有利な方向で改定する可能性を指摘。ガーナの石油開発は中小石油企業が開発主体であり、国際的な金融危機による資金調達に影響が生じる可能性がある(その場合、石油法、利権契約の条件改定は限定的なものにとどまるか?)。参考:ガーナの原油生産量(Oil & Gas Journal2007年推計)は約6,000バレル/日、コートジボワールは約3万バレル/日ガーナ大水深Jubilee油田Q.西アフリカ大水深における新たな動き(2)Petrobrasのアンゴラ大水深プレソルトへの関心(cid:57)Petrobrasは2009年にアンゴラ大水深プレソルトの探鉱を実施する計画。詳細は不明だが、同社がオペレーターをつとめるBlock18/2006ではないかと思われる。(cid:57)PetrobrasはブラジルSantos盆地プレソルトで2007年に埋蔵量50億バレル超のTupi油田を発見、対岸のアンゴラ北部(下部コンゴ盆地)大水深プレソルトに関心を示した模様(同エリアは石油胚胎の可能性が指摘されている)。2.西アフリカ大水深における新たな動き(2)Petrobrasのアンゴラ大水深プレソルトへの関心(cid:57)ブラジルプレソルトの発見で、アンゴラ大水深プレソルトに注目が集まっているが、ブラジルプレソルトの構造と下部コンゴ盆地プレソルトの地質構造は直接対比できるわけではなく、下部コンゴ盆地のプレソルト根源岩は炭化水素熟成に適した温度ではないという見方がある。(cid:57)Petrobras自身、アンゴラプレソルトにブラジルほどの埋蔵量を期待していないという慎重な見方を表明している。(cid:57)また、ブラジル政府はPetrobrasに自国プレソルトの探鉱に集中するよう求めるのではないかという見方もある。Q.西アフリカ大水深における新たな動き(3)ガボン大水深プレソルトの可能性ガボン盆地は下部コンゴ盆地と同様の地質プレイと推定されながら、深海は探鉱があまり進んでいない。深海プレソルトは大規模なガス胚胎の可能性があると指摘されている。(陸上プレソルトではRabi油田などが生産中)ガボン大水深は2009年の入札に付される可能性が高く、ナイジェリアや赤道ギニアでLNGプロジェクトや洋上LNG液化(FLNG)プロジェクトを手がけた企業が関心を示している模様。3.まとめ3.まとめ(cid:57) アフリカ大西洋岸深海(大水深)の探鉱密度は高いとは言えず、有望鉱区の大半はメジャーズがおさえている。(cid:57) しかし、2007年にガーナ大水深で英米新興独立系が埋蔵量10億バレル級のJubilee油田を発見し、同地域に新たな関心が集まった。(cid:57)WoodMackenzieは、アフリカ大西洋岸深海(大水深)は200億バレル以上の埋蔵量が発見される可能性があると評価。この数字は油価や地政学的リスクを考慮したものではない。(cid:57) しかし、外国企業が参入できるエリアが狭まっている昨今、アフリカ大西洋岸のポテンシャルは魅力的なものといえる。(cid:57)Petrobrasはアンゴラ大水深プレソルトへの関心を強めており、これを機に、ガス胚胎の可能性が指摘されるガボン大水深プレソルトなど周辺の探鉱が進み、アフリカ大西洋岸大水深のポテンシャルはさらに高まる可能性がある。
地域1 アフリカ
国1 ガーナ
地域2 アフリカ
国2 アンゴラ
地域3 アフリカ
国3 ガボン
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アフリカ,ガーナアフリカ,アンゴラアフリカ,ガボン
2008/10/16 竹原 美佳
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