ページ番号1006935 更新日 平成30年2月16日

ロシア:ロシア金融危機における政府・石油産業の対応策

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レポートID 1006935
作成日 2008-11-20 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 市場
著者 本村 真澄
著者直接入力
年度 2008
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ロシア:ロシア金融危機における政府・石油産業の対応策2008年11月18日本村真澄石油天然ガス・金属鉱物資源機構ロシア経済の3つの危険ロシア経済の3つの危険因子因子(cid:122)石油企業の株価の下落?担保である株式の価値の下落?銀行からの短期融資の借り換えが困難に?政府融資による救済策が必要(cid:122)原油価格の下落?高い石油輸出税、石油生産税のため逆鞘に?石油収入減から投資の手控え?減税による救済策が必要(cid:122)ルーブル安?輸入品高騰によるインフレ昂進?事業費膨張によるプロジェクト採算低下?一方で「オランダ病」脱却の可能性12ICEXに上場したガスプロム株の動き(2007.11-2008.11)Home Pageより5月が$62で最高値、現状は$14.23で最高値の23%ロシア石油部門での減税政策ロシア石油部門での減税政策34(cid:122)石油産出税軽減措置(2007年1月1日施行)?80%以上を生産した油田には最大産出税を70%削減?東シベリアの油田は生産2,500万トンまでは免税(cid:122)生産ライセンスで10年間、探鉱・生産ライセンスで15年間まで適用(cid:122)石油産出税の減税措置(2009年1月1日施行見込み)?Kudrin財務相が3月に提案。7月法案成立。?ウラルブレンド国際平均価格からの控除額を現行の$9/bblから$15/bblへ引き上げ。(cid:122)提案中の免税措置?ティマン=ペチョラ、ヤマル半島、大陸棚での新規油田に7年間の免税措置について検討中4ホ油輸出税の再検討石油輸出税の再検討(cid:122)11月10日:プーチン首相と5大石油会社会談(cid:122)石油輸出税の軽減:?Uralブレンド価格:$130(6月)→$50(11月)?11月1日:$372.2/t($50.78/bbl)→$287.3/t($39.15/bbl)(cid:122)11月に油価の更なる下落で、再び採算割れへ?12月1日より新算定方式を提示。(cid:122)$195/t($26.60/bbl)との観測(cid:122)現行方式に基づく試算では$306/t($41.75/bbl)石油輸出の実態石油輸出の実態(cid:122)2008年11月から石油輸出量が25%減少するという異常事態に。(cid:122)12月輸出分の送油確約の減少(cid:122)多くは、自社貯蔵タンクまたは製油所へ送り、原油での輸出は回避へ(cid:122)12月の石油輸出税改定で事態改善56燉Z危機を踏まえた政府の支援策金融危機を踏まえた政府の支援策7企 業会社借入金政府融資備考Gazprom500億ドル 10億ドル 潤沢なキャッシュフローRosneft214億ドル(短期$134億)42億ドル 来年前半に銀行へ46億ドルの返済義務Lukoil88億ドル 20億ドル 対外経済銀行(VEB)融資を断り$37億を社債調達TNK-BP70億ドル 18億ドル合計800億ドル 90億ドル石油企業は自社株を担保に外銀から借り入れ。株価下落による担保価値低下を受けた外銀の「貸し剥がし」に対して政府が融資肩代わり。7ガスプロムの事業展開ガスプロムの事業展開(cid:122)2008年、2009年の事業計画・予算に変更なし?ヤマル半島ボワネンコフ・ガス田開発は予定通り(cid:122)M&Aによる事業拡大は延期(cid:122)サンクトペテルブルグで予定していた本社ビル建設に関しては延期の報道(cid:122)対外事業は活発?10月:イラン、カタールと3国で「ガス・トロイカ」結成(cid:122)「ガスOPEC]の呼称を忌避(cid:122)生産カルテルでなく、ガス開発共同事業とパイプライン?11月:「ガス・トロイカ」1号案件としてイランのサウスパース・ガス田開発(cid:122)LNG案件8鴻Xネフチの事業展開ロスネフチの事業展開(cid:122)借入金は$214億とGazpromに次ぐ規模?短期債務$134億?内09年上半期に$46億の返済期限(cid:122)政府融資$42億、内$8億実施(cid:122)唯一2009年分投資削減を行わない旨表明(cid:122)2008年の投資規模は$83億?2009年のこの水準を維持?人員削減を含む経常支出の削減に努力(cid:122)大慶支線の合意に併せて進められていたCNPCからの$150億の融資の件見送りか9ルクオイルの対応ルクオイルの対応(cid:122)ルクオイルは、石油企業の中では最初に投資の縮小に言及。(cid:122)油価が$80であれば投資額を$80億、$65で$60億(40%減)、$45で$40億へと縮小(cid:122)基本的には石油開発部門を削減することなく、製油部門への投資を削減して対応?Timan-Pechoraの南キルチュユ油田開?Tymen’州北部やカスピ海の新規探鉱(cid:122)南キルチュユ油田増産で生産レベル維持101西シベリアの主要油ガス田11その他の事業展開その他の事業展開(cid:122)TNK-BP?2008年の投資額は$44億?油価$70/bbl以下となったら、2009年20%削減?次期社長にモロゾフ。TNK主導へ新体制(cid:122)GazpromNeft?2008年の投資額は$34億?2009年に20~25%を削減する可能性12gランスネフチの事業展開トランスネフチの事業展開(cid:122)既往パイプライン計画は変更なし?ESPOパイプライン第1フェーズは2009年12月完了?引き続き第2フェーズ工事開始?BPS-2(ベラルーシ迂回、バルト海向け)(cid:122)8月にタリフ値上げあり、財務改善(cid:122)10月:温家宝首相訪莫で「大慶支線」原則合意(cid:122)CNPCからの100億ドル融資の交渉は金利と保証を巡り軋轢、決裂1314ussian Oil Production by Companyロシア石油企業別の生産量20002001200220032004200520062007TNK-BPTatneftGazpromneft1.4%Rosneft14.5%avneftlSBashneftYukosSurgutneftegaz-2.3%120100806040200Million ton/yLukoil-1%FSU Oil Production (MM tons/y)FSU Oil Production (MM tons/y)2008年は対前年比-0.6%程度ロシアの原油生産(単位:100万トン/年)70070060060050050040040030030020020010010000MMtons/yMMtons/y195019501953195319561956195919591962196219651965196819681971197119741974197719771980198019831983198619861989198919921992199519951998199820012001200420042007200720102010Soviet-Russia(1991~)Soviet-Russia(1991~)AzerbaijanAzerbaijanExportExportKazakhstanKazakhstanTurkmenistanTurkmenistanロシア・CISの石油生産(1050-2007)16ワとめまとめ(cid:122)ロシア政府の石油企業に対する対策?株下落、担保価値低下に対して融資?石油輸出税の削減で逆鞘解消(cid:122)Rosneft、Gazprom、Transneftは投資継続?東シベリア・パイプライン建設に影響なし(cid:122)他社では2割程度の投資削減(cid:122)2008年の石油生産は-0.6%程度で影響小(cid:122)CNPCからTransneftへの融資案は決裂?Transneftに財務的な逼迫が無い証左17
地域1 旧ソ連
国1 ロシア
地域2
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地域3
国3
地域4
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地域5
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地域6
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地域7
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地域8
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地域9
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地域10
国10
国・地域 旧ソ連,ロシア
2008/11/20 本村 真澄
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