ページ番号1006946 更新日 平成30年2月16日

課題を抱えるスーパーメジャー6社

レポート属性
レポートID 1006946
作成日 2009-01-22 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 企業探鉱開発
著者
著者直接入力 市原 路子
年度 2008
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 課題を抱えるスーパーメジャー6社2009年1月21日調査部市原 路子内容11.スーパーメジャー(ExxonMobil, Shell, BP,ConocoPhillips, Chevron, Total)の特徴・強み・戦略2.直面する共通の課題3.各社の挑戦課題2P.スーパーメジャー6社 共通する特徴1)上流事業埋蔵量100億boe以上生産量200万boe/d以上石油ガス比 生産量 6:4 (=世界全体)埋蔵量 6:4~5:5欧米依存度30%~60%2)上流から下流まで一貫操業取扱量(石油):生産<精製<販売資産バランス:ばらつき収益:上流>下流各社の石油とガスの生産比率(2007年実績値より)100%80%60%40%20%0%スーパーメジャー石油:ガス/6:4ガス生産量石油生産量BPExxon MobilShellConocoPhillipsChevronTotalPetrobrasStatoilHydroLukoilEniRepsol YPFEnCanaDevon EnergyBGAnadarkoOccidentalApacheHessMarathon(各社の年次報告書等より作成)欧米の生産比率その他欧州北米100%90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%欧州ExxonMobilShellBPChevronConocoPhillipsTotal34纓ャと下流の規模比較(2007)スーパーメジャー石油生産量<精製能力<製品販売量石油生産量精製能力石油製品販売量上流下流分離予定(時期未定)(千b/d)800070006000500040003000200010000Exxon MobilBPShellConocoPhillipsChevronTotalPetrobrasLukoilStatoilHydroEniRepsol YPFDevon EnergyEnCanaBGAnadarkoOccidentalApacheHessMarathon(各社の年次報告書等より作成)562007年 部門別の純利益(百万ドル)その他ケミカル下流部門上流部門上流部門上流部門上流部門上流部門上流部門上流部門ExxonMobilShellBPChevronConocoPhillipsTotal50,00040,00030,00020,00010,0000-10,000-20,000(BPについては、DownstreamにChemicalが含まれる) 各社年次報告書等より作成石油企業の規模比較 2007年度末(縦軸:生産量, 横軸:埋蔵量,()内:石油製品販売量)埋蔵量/生産量=10年ExxonMobilGazprom 生産量9700千boe/d 埋蔵量1,167億boeBPCNPCShellスーパーメジャーChevronConocoPhillipsTotalPetrobrasStatoilHydroEniSurgutneftegasLukoilPetronas4,5004,0003,5003,0002,5002,0001,500生産量(千boe/d)Repsol-YPF1,000BG500EcopetrolHessOMVNexenONGCSinopecTNK-BPEnCanaDevonApacheAnadarkoCNOOCPetro-CanadaMarathonXTO EnergyChesapeakePertaminaOccidental中堅企業Woodside0010,00020,000埋蔵量(百万boe)30,00040,000データ出所:各社SEC報告書及びアニュアルレポートほかP.スーパーメジャー6社 特徴3)主力エリア? 販売力、資金力、技術、リスクマネージメント力 など①LNG②大水深⇒ 図表参照米国メキシコ湾, 西アフリカ東南アジア など③陸上非在来タイトガス, オイルサンドオイルシェール(技術開発)④難地域(市場遠隔地など)オイルサンド大水深LNGオイルシェール難地域(カスピ海など)既存LNG事業全体のスーパーメジャー権益保有比率(液化プラント)Chevron1%ConocoPhillips1%BP3%その他30%Total3%Exxon4%出所:JOGMEC天然ガス関係資料各国の国営石油会社50%Shell8%なお、国際展開する中堅企業Marathon, Hessはごく一部に権益保有、Apache, Anadarko, Occidentalは 未参入。参加プロジェクトサハリン2、カタールガスⅣ準備中の新規LNG事業(投資決定済)へのスーパーメジャー参加状況企業Shell Exxon Total BP ConocoPhillips Chevron タングー(インドネシア)、アンゴラダーウィン(豪)、カタールガスⅢ,アンゴラカタールガスⅡ、ラスガスⅡ、ラスガスⅢイエメン、カタールガスⅡ、アンゴラ、スーパーメジャー不参加プルート(豪)出所:各種資料より筆者作成78年次見通し等で発表された主な上流戦略(2008年初)目標生産規模①優良な探鉱機会の選定・追求②ハイリターン事業への投資③既存油ガス田の収益最大化④ガス&パワー供給拡大の実現またこれら戦略はHSEを基本とする。(アニュアルレポート2007より)①4つの重点エリアA)ハートランド(自社インフラ及び技術・知見が利用可能、成長ポテンシャル大)B)技術面での差別化可能な新規石油ガス事業C)上流から販売までガスビジネス展開D)非在来資源の探鉱・開発上記に沿った、探鉱及び埋蔵量の発見②R&D投資 -大水深、EOR、タイトガス、重質油、(アニュアルレポート2007より)①有望地域において、その地域最大規模の油ガス田発見に注力。②その地域での主導的役割を構築③減退油田・資産のマネージメント(アニュアルレポート2007より)2011年5百万boe/d達成年率1~2%成長2009年2012年4百万boe/d4.3百万boe/d以上年率3%以上成長(2005年-2010年)①コア地域からの収益性増大及び新規エリアの構築②世界最高クラスの操業パフォーマンスの達成③根幹事業の収益最大化と増強④大規模事業の形成と実施により、業界を主導⑤良好な探鉱パフォーマンスの達成⑥新規コアの選別、取得・形成①投資プログラムの計画的に実施②既資産の価値最大化③探鉱ポートフォリオの強化④HSE操業⑤OECD諸国の成長維持 など(08年3月年次報告資料より)年率最大2%成長(08年3月年次報告プレゼン資料より)①成長するための事業経営-技術優位:LNG,重質油、大水深、サワーガス、高温高圧-強い経営手腕②資源回収最大化する探鉱・開発③主要産地地域でのリーダーシップ④パートナーシップ等を通じた新規資源へのアクセス(2008実績・見通しプレゼン資料より)①Brent60ドル価格で4%増(2006-2010)②LNG 年率13%増(-2015)(年報及びプレゼン08/5資料)米英・蘭英米ExxonMobilShellBPChevronoconoCPhillips米atoTl仏出所:各社ホームページより筆者作成Q.スーパーメジャー6社 共通の課題需給変化等に伴う、長期的・構造的課題1.需要ポテンシャルエリアのシフト⇒欧米日→アジア、中東、アフリカ2.生産ポテンシャルエリアのシフト⇒コアエリア北海減退この5年で各社の北海生産量2~5割減3.埋蔵量のリプレースメント⇒困難な100%リプレース3.各社が取り組む挑戦課題ExxonMobilShellBPChevron??????カタールに続く巨大開発事業の形成カタールLNG:最大7780万トン/年うちExxonMobil権益分1400万トン/年探鉱事業の強化(過去数年間消極的)探鉱井の掘削数2000年前後80坑/年、近年35坑/年埋蔵量・生産量成長2007年末の可採年数(探鉱による成長を追求)9.9年分(最下位)上流ポートフォリオにおける事業リスクのハンドリング米国(米国生産量第1位)とロシア(TNK-BP)の2カ国に45%集中。安全面での体制強化。最優先事項として【Safety】を標榜。・多数の大規模オペレーター事業推進例:オペレータ案件として生産開始する案件08年生産開始:Agbami(ナイジェリア大水深)、Blind Faith(メキシコ湾大水深)09年生産開始予定:TombuaLandana(アンゴラ大水深),Tahiti(メキシコ湾大水深),Frade(ブラジル大水深),Piceance(米国陸上)ほか1件oconoCPhillipsatoTl・・・・・埋蔵量追加、成熟油田のマネージメント(米国陸上)探鉱による埋蔵量追加(近年、米国Burlington買収,露Lukoil20%出資),活動範囲を北米から国外の非OECDへ移行、リスク制御PS契約等による生産量埋蔵量変動を緩和する資産を取得目標成長率4%(最もアグレッシブ)910@本/年探鉱井の掘削数(2007)20015010050036136DryProductive301291619ExxonMobilShell1331BP2230ChevronConocoPhillips1216Total                              ConocoPhillipsの探鉱井合計(Lukoil除く)のうち米国が84坑(+カナダの場合、151坑)。                                                  データ出所:各社のSEC報告書及び年次報告書    Shellの探鉱井合計172坑のうち、米国は26坑。(百万ドル)60,00040,00020,0000株主還元(2007年キャッシュフローより)自社株買い配当ExxonMobilShellBPChevronConocoPhillipsTotal上流事業の探鉱・開発別の支出(2007)(百万ドル)18,00016,00014,00012,00010,0008,0006,0004,0002,0000-2,000ExxonMobil開発探鉱ShellBP未確認埋蔵量の取得確認埋蔵量の取得開発探鉱ChevronConocoPhillipsTotalDevonMarathonTalismanAnadarkoOccidental11まとめ(結論)1.特徴:石油&ガス、上流から下流技術リーダー、資金力、パッケージ力、販売力2.課題:①長期的な成長の達成(1%~4%)需給ポテンシャル地域の変化への対応新たな有望地域の発見、新規・大規模開発事業形成成熟油田の操業巨大化するリスクのコントロール②利潤最大化・株主還元3.メガマージャーより、資産取得・企業提携か12
地域1 グローバル
国1
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 グローバル
2009/01/22 市原 路子
Global Disclaimer(免責事項)

このwebサイトに掲載されている情報は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

※Copyright (C) Japan Oil, Gas and Metals National Corporation All Rights Reserved.

本レポートはPDFファイルでのご提供となります。

上記リンクより閲覧・ダウンロードができます。

アンケートにご協力ください
1.このレポートをどのような目的でご覧になりましたか?
2.このレポートは参考になりましたか?
3.ご意見・ご感想をお書きください。 (200文字程度)
下記にご同意ください
{{ message }}
  • {{ error.name }} {{ error.value }}
ご質問などはこちらから

アンケートの送信

送信しますか?
送信しています。
送信完了しました。
送信できませんでした、入力したデータを確認の上再度お試しください。