ページ番号1006966 更新日 平成30年2月16日

メジャーズ、中国国有石油企業に接近

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レポートID 1006966
作成日 2009-05-22 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
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媒体 セミナー・報告会資料
分野 企業基礎情報
著者 竹原 美佳
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年度 2009
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ メジャーズ、中国国有石油企業に接近2009年5月21日調査部竹原 美佳竹原 美佳1本日のポイント(cid:57)Shell、Totalなど大手石油企業(メジャーズ)が相次国におが相次いで中国国有石油企業に第三国にお中国国有石油企業に第ける共同入札や資産スワップを提案(cid:57)メジャーズと中国国有石油企業の提携の移りかわりかわり(cid:57)メジャーズを引きつける中国国有石油企業の魅魅力とは?(cid:57)中国国有石油企業がメジャーズに期待する(cid:57)中国国有石油企業がメジャ ズに期待するものとは?P.メジャーズ、中国国有石油企業に第三国における共同事業を提案における共同事業を提案(1)Shell、CNPCとSINOPECにキルクーク油田増産事(ク油田増産事にキルク、)業への共同応札を打診と・2009年4月、ShellはCNPC・SINOPECに対し、イラク北部キルクーク油田増産(既発見、36万b/d )に係る共同入札を打診・ShellはCNPCにキルクーク油田権益の15%と中国四川北東部金秋(Jinqi )ガス田との資産スワップを提案し CNPCは金秋(Jinqiu)ガス田との資産スワップを提案し、CNPCはShellにキルクーク油田権益の20%を主張した模様参考:イラクの入札参考 イラクの入札イラク石油省はメジャー各社と既存油田増産に係る技術支援契約(TSC)について交渉中、2009年6月末入札実施予定。外資側最大参加比率は75% イラク石油省は応札企業のコンソーシアム組成を推奨加比率は75%、イラク石油省は応札企業のコンソShellは中国以外の複数企業とも交渉を行っている模様。シアム組成を推奨、ShellとCNPCは戦後のイラク石油産業でいち早く活動(Shell南ShellとCNPCは戦後のイラク石油産業でいち早く活動(Shell 南部油田随伴ガス処理事業、CNPCアフダブ油田)図:イラク石油・ガス関連図キルクークキルクク油田アフダブ油ダブ油田P.メジャーズ3社、中国NOCに第3国における共同事業を提案ける共同事業を提案(2)Total、CNPCにベネズエラのオリノコベルトCの共同応札を打診Carabobo鉱区への共同応札を打診b 鉱区b・2009年4月、TotalはCNPCにベネズエラのオリノコベルトCarabobo鉱区への共同応札を打診ルトCarabobo鉱区への共同応札を打診・また、Totalは生産した超重質油をベネズエラで改質し、中国に販売することを視野に入れている模様し、中国に販売することを視野に入れている模様CNPCはPDVSAと共同出資の探鉱開発会社・輸送会社を設立、生産した原油を中国に運ぶ。また、中国にJV製油所を2箇所建設する計画所を2箇所建設する計画参考:ベネズエラの入札Carabobo鉱区(7鉱区)の入札は2009年4月実施、5月発表予定であ たが遅れており 現在は7月実施 8月発表予定 落札者はあったが遅れており、現在は7月実施、8月発表予定。落札者はPDVSAとJVC設立、PDVSAシェアは60%以上。T tlはベネズエラで生産中 CNPCはPDVSAと成熟油田の埋Totalはベネズエラで生産中、CNPCはPDVSAと成熟油田の埋蔵量評価を行っている。図:オリノコベルトCarabobo入札鉱区図JOGMEC調査部作成P.メジャーズ3社、中国NOCに第3国における共同事業を提案(3) Chevron、PetroChinaに資産スワップを提示・2009年3月頃、ChevronはPetroChinaにメキシコ湾深海Walker プRidge (WR)29鉱区の権益譲渡を提案・PetroChinaは12.5%以上の権益を要求、Chevronは応じず交渉は決裂渉は決裂・PetroChinaは、今回の権益譲渡提案はChevronがChiP tと契約を締結した四川 川東北(チョワントンベPetroChinaと契約を締結した四川・川東北(チョワントンベイ)鉱区のサワーガス田開発(2007年12月、PS契約)の見返りとして行われたものであり、今後もChevronと資産スワップりとして行われたものであり、今後もChevronと資産スワップを行う旨表明。中国四川・川東北鉱区米メキシコ湾・Walker Ridge (WR)29オペレーター:Chevron(49%)埋蔵量(2P):約5Tcf(サワーガス)埋蔵量(2P):約5Tcf(サワガス)一部ガス田が2007年に生産を開始2008年4月:Chevronが四川に事務所2008年4月:Chevronが四川に事務所を開設、サワーガス処理施設を建設中,gオペレーター:Chevron(60%)Big Foot油田:水深1,600m、可採埋蔵量:2億boe生産開始:2013年(見込み)生産プラトー:7万b/dQ.メジャーズと中国国有石油企業の提携の移りかわり改革開放後(1980(cid:57)改革開放後(1980~1990年代)1990年代)・中国海洋や西部陸上(新彊タリム盆地など)の探鉱開発事業に進出(cid:57)WTO加盟後(2000年前後~)・国有石油企業IPOの際を株式を購入し“戦略投資家”と提携家”として石油製品販売事業、石化事業の提携進展非在来天然ガス資源(タイトサンドガス サワス、CBMなど)への進出・LNG受入・液化事業の提携や貿易LNG受入 液化事業の提携や貿易・非在来天然ガス資源(タイトサンドガス、サワーガガ油製 販売事業化事業今後はメジャーズとの上流資産スワップや第三国における共同応札という新たな関係が進展?う新 な 係が進応メジャーズ中国石油産業進出分野の移りかわり1980年1990年2000年2010年沖合油田探鉱開発西部陸上探鉱西部陸上探鉱株式取得精製、石化、販売西部陸上(非在来)探鉱開発探鉱開発継続継続終了「改革開放」後段階的に対外開放が進み 在来型探鉱開発「改革開放」後段階的に対外開放が進み、在来型探鉱開発から精製・石化、非在来型天然ガス資源の探鉱開発に拡大<Wャーズの主な進出分野ExxonMobilShellTotalBPChevron探鉱開発探鉱開発◎◎○○中国LNG精製・石化◎◎○○○◎◎◎◎○上流◎:陸上・沖合で生産中鉱区保有 ○:陸上か沖合で生産・開発中鉱区保有上流◎:陸上・沖合で生産中鉱区保有、○:陸上か沖合で生産・開発中鉱区保有LNG◎:中国LNG受入事業への資本参加下流◎:製油所・石化・販売JV、○:製油所または石化JVのみメジャーズの主な中国進出プロジェクトExxonMobilShell北石楼(CUCBM)長北TotalBPChevron三交北、石楼Baode他計5鉱区(CUCBM)(CUCBM)南蘇里格(PetroChina)(PetroChina)吉林省/スタディ(吉林省企業)西江24-330-2西江24-3、30-2(CNOOC)NWS、Tiga(Gorgon、Browse、Qatargas4)恵州石化(CNOOC他)川東北(PetroChina)恵州21-1、秦皇島他計6鉱区(CNOOC)崖城13-1(CNOOC)広東(Global LNG、NWS、タングーNWS(Gorgon、Qatargas2)(Browse)Browse)大連西太平洋洋(PetroChina)上海漕涇石化(Sinopec他)広東(PetroChina給/500給油所)所浙江(Sinopec/500給油所)探鉱開発CBMタイトサンドガスオイルシェールサワーガス海洋油田海洋ガス田受入事業LNGLNG貿易()は合意段階(Gorgon、Qatargas2)製油所製油所石化煉福建泉州煉化福建(Sinopec他)福建泉州煉化(Sinopec他)福建(Sinopec/精製・石化製品販売 SS製品販売・SS 500給油所)所給江蘇(Sinopec/江蘇p広東(Sinopec/500給油所)500給油所)その他寧夏/石炭液化スタディ(神華)神華CUCBM:中聯煤層気(大手国有石炭企業中煤能源集団が出資するCBM開発企業神華:中国大手国有石炭企業R.メジャーズを引きつける中国国有石油)長企業の魅力(1)成長が見込まれる精製・石化事業(・精製事業提携は原料(原油)供給者である産油国国営石油会社(クウェート、ベネズエラ、ロシアなど)が中心になると思われるが 技術や資本をもつメジャーズがになると思われるが、技術や資本をもつメジャ ズが活躍する余地も・・・製(例:2009年5月、クウェート国営Kuwait Petroleum ltti(KPI)と中国SiIが30万b/d製油所ならInternational (KPI)と中国Sinopecが30万b/d製油所ならびに100万t/yのエチレンプラントを建設で合意、当該事業にShellとDow Chemicalが各10%参加する模様)・政府はメジャーズや産油国国営石油企業との提携により、エチレン400~500万トン/年の能力増強を目指す計画エチレン400500万トン/年の能力増強を目指す計画メジャーズ最大の関心は世界有数の生産・消費基地 今後も需要増大が見込まれる中国 精製石地で今後も需要増大が見込まれる中国の精製・石化事業へのアクセス中国の石油需給見通し2000年2007年2015年2030年単位:万b/d石油需要国内原油供給量不足量4703201507503703801,1301,6603607704101,250輸入依存度(%)輸入依存度(%)319%31.9%507%50.7%681%68.1%753%75.3%中国の精製処理能力と消費IEA WEO2008にもとづき作成万b/d1,2001,0008006004002000年1995年1996年1997年1998年1999年2000年20012002年年2003年2004年2005年20062008処理能力消費量ス)ーベス)道道報報ーベ年(年道道2007報報年(2009Q考:中国における非在来石油・天然ガス資源参考:中国における非在来石油 天然ガス資源①CBM:資源量1341Tcf(2000m以浅 うち可採資源量は①CBM:資源量1,341Tcf(2,000m以浅、うち可採資源量は353Tcf)、主に西北・華北に(オルドス盆地東縁、山西省沁水盆地、新彊ジュンガル盆地他)分布国家発展改革委員会2006(「CBMの開発・利用に係る11・5計画」、国家発展改革委員会2006(「CBMの開発 利用に係る115計画②オイルシェール:資源量7200億トン、主に吉林、黒竜江、陝西 新彊等に分布陝西、新彊等に分布そのうち含油率10%以上が140億トン、5~10%は182億トン年6月)ある。ある。③オイルサンド:資源量約60億トン(可採資源量は23億トン)、主に新彊、青海、内モンゴル等に分布ルガス 資源量3500Tf程度④シェールガス:資源量3,500Tcf程度④シ(「中国石油石化」2009年4月)参考:日本企業の製品小売・石化事業への進出参考:日本企業の製品小売・石化事業への進出(cid:122)出光興産がSINOPEC傘下の中国聯合石油公司C傘下の中国聯合石油公司出光興産がS(Unipec)と大連市で共同出資の給油所を数カ所展開開O(cid:122)石化事業には旭化成、三井化学、三菱化学、出光興産など多数の日本企業が進出 2009年4月には三菱産など多数の日本企業が進出、2009年4月には三菱化学や三井化学がSINOPECとの提携を発表。日系の自動車・家電メーカーが生産設備を中国に移転しの自動車 家電メカ が生産設備を中国に移転したことに伴い、家電の枠組みなどの原料になる基礎化学品のビスフェノールAや自動車のバンパーなどに使われる合成樹脂などの現地需要が高まっている。(「中国の石油産業と石油化学工業」東西貿易通信社他より)り)R.メジャーズを引きつける中国国有石油企業の魅力の魅力)(2)中国国有石油企業の特異な組織形態(?石油産業において独占的な地位を保持3社で原油・天然ガス生産の9割、精製能力の8割強3社で原油 天然ガス生産の9割、精製能力の8割強?人的資源とサービス企業・3社の従業員数約84万人!(上場会社のみ)・3社の従業員数約84万人!(上場会社のみ)PetroChina従業員47.8万人のうち、27.9万人(58%)が探鉱開発(天然ガス・パイプラインを含む)に従事発(天然ガスイプラインを含む)に従事・親会社傘下に油田サービス子会社やR&DセンターPetroChinaはR&D部門に25,502名のスタッフを擁す(2007年、PetroChinaはR&D部門に25,502名のスタッフを擁す(2007年、常勤)PetroChinaのR&D投資は2005年の約480億円から2007年に億は約800億円と毎年増加の傾向。は約と毎年増加傾向図:中国の企業別原油・天然ガス生産量その他19%PetroChinaPetroChina32%CNOOC7%精製処理能力約1,000万b/d(2008年)図:中国の企業別精製処理能力Sinopec42%42%PetroChinaSinopecCNOOCその他GP、管道局、工程建設公司、COSLなど国際展BGP、管道局、工程建設公司、COSLなど国際展開するサービス企業も・・・表 中国国有石油企業傘下の主なサビス企業表:中国国有石油企業傘下の主なサービス企業SINOPECCNOOC各地方石油管理局傘下のチーム工程建設公司、第二、四、五、十建設公司他------中海油田服務(COSL)中海海洋工程(COOEC)中海海洋工程(COOEC)CNPC東方地球物理勘探有限公司(BGP)限公司(BGP)長城?探工程有限公司測井有限公司管道局管道局工程建設公司、中国寰球工程公司(HQCEC)海洋工程有限公司渤海渤海探?探?工程有限公司工程有限公司-物理探査掘削検層パイプラインパイプラインエンジニアリング(設計・調達・施工)掘削他エンジニアリング(設ンジアリング(設計・調達・施工)陸上海洋洋 主なサービビス企業的油産業世が懸念され 中世界的に石油産業の人手不足が懸念される中、メジャーズは将来的に中国国有石油企業の人材・サ ビサービスを活用する可能性について検討?を活用する 能性に検討まとめ①メジャーズを引きつける中国国有石油企業の特徴(魅力)とは?力)とは?①中国において独占的な地位にある一貫統合企業メジャーズ最大の関心は世界有数の石油製品生産・消メジャ ズ最大の関心は世界有数の石油製品生産・消費基地であり、今後も需要増大が見込まれる中国の精製・石化事業へのアクセス製 石化事業へのアクセス②人的資源とサービス企業②人的資源とサ ビス企業傘下に低廉かつ豊富な人材(R&D)ならびに油田サービス部隊を擁する中国国有石油企業との提携による、将来ス部隊を擁する中国国有石油企業との提携による、将来的な探鉱開発における人材・サービス活用の可能性ワとめ②まとめ②1980年代以降、中国国有石油企業とメジャーズの関係は、探鉱開発から精製・石化事業まで幅広いものに成長中国国有石油企業がメジャーズに期待するもの(上流)①①国外事業の拡大(国外資産へのアクセス)②国内外深海・非在来石油ガス資源探鉱開発など最新資産事業拡大鋭収鋭の技術・知見の吸収技術 知今後は技術や資本をもつメジャーズ、市場とマンパワーの中国国有石油企業、それに資源の産油国国営石油企業を加えた新たな関係が中国内外で展開される?
地域1 アジア
国1 中国
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国6
地域7
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国9
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国10
国・地域 アジア,中国
2009/05/22 竹原 美佳
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