ページ番号1006975 更新日 平成30年3月5日

実現に向け動き始めた、米国本土向けアラスカガスパイプライン

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レポートID 1006975
作成日 2009-07-24 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者
著者直接入力 市原 路子
年度 2009
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 実現に向け動き始めた、米国本土向けアラスカガスパイプライン計画計画2009年7月23日調査部市原 路子市原 路子内容★実現すれば、北米に4bcf/d(LNG3000万トン分)のガスが供給されるパイプライン。北米向けLNG事業にも影響が出てくる。。。米ラ事業影響1 最近の動き1.最近の動き最大の権益保有者ExxonMobilが動き出した2 取り残された巨大ガス田地帯(ノプ)2.取り残された巨大ガス田地帯(ノースロープ)スロ連邦政府、州政府もパイプライン推進支援3.アラスカ州政府の状況4 ExxonMobilの選択4.ExxonMobilの選択5.まとめ12.最近の動き:ノースロープ(NorthSlope)最大の権益保有者ExxonMobilがプ(North Slope)最大の権益保有者ExxonMobilがノスロ動き出したConocoPhillipsBP主導案件ConocoPhillips, BP主導案件(cid:122)ConocoPhillipsは、「Denali」パイプライン計画を推進中。(cid:122)2008年4月、BPも参画表明。(cid:122)2008年4月、BPも参画表明。(予定)2010年末:パイプライン利用条件を提示(オープンシーズン)アラスカ州政府公認案件(TransCanada-ExxonMobil)(cid:122)2007年:アラスカ州政府(ペイリン知事/共和党)は、早期実現のためAGIG(Alaska Gasline Inducement Act)法を施行して、州政府公認パイプライン計画を公募。採用業者には、州内ゲートの設置や州内雇用を要求する一方、準備作業に5億ドルの補助金を約束。雇用を要求す補助 を約束。方、準備作業億(cid:122)2008年12月:TransCanada案を州政府公認事業と認定(cid:122)2009年6月:最大の上流権益者ExxonMobilが参画と発表(予定)2010年春:パイプライン利用条件を提示2.取り残された油ガス田地帯TransCanada-ExxonMobilパイプラインルート(赤線)ConocoPhillips-BPラインは、North SlopeのGTP(ガス処理施設)からアルバータBoundary Lakeまで34Q.取り残された油ガス田地帯ノースロープのガス田と埋蔵量ガス確認埋蔵量保有ExxonMobilが全体の4割BPとConocoPhillipsで全体の5割強油・ガス田油田参加企業(*オペレーター)参加)業(残存の確認埋蔵量残存確認蔵*2008年生産量Prudhoe Bay(生産中)(石油は約40万b/d生産 ガスはほとんど(石油は約40万b/d生産, ガスはほとんど再圧入)KuparukRiver(生産中)Kuparuk River(生産中)(石油は約13万b/d生産、ガスはほとんど再圧入)PointThomsonPoint Thomson(州政府は開発遅れを理由に2006年に全鉱区リース剥奪、その後係争状態であったが、2009年1月に2掘削を許可)National Petroleum Reserve-Alaskaその他その他合計ガス24.5TCF石油30.0億バレル1.2TCF.C12.5億バレル80TCF8.0TCF30億バレル3.0億バレル26.36%BP*ExxonMobilConocoPhillipsChevron36.40%36.08%1.16% ほか4.95%0.98%39.03%ConocoPhillips*, 55.04%BPChevron ExxonMobil 剥奪以前の権益保有比率剥奪以前の権益保有比率ExxonMobil*, 52.58%BPChevron 14.31%ConocoPhillipsConocoPhillipsその他29.19%282%2.82%2.0億バレル144億バレル14.4億バレル61.9億バレル52007年アラスカ州政府天然資源省アニュアルレポートより作成-17TCF1.7TCF35.4TCF〔アラスカパイプライン計画 概要〕案はほぼ同2案はほぼ同ルート、2018年稼動開始の計画計画送ガス能力:4.0-4.5bcf/d年稼動開始(LNG換算3000万-3400万トン/年)ト参加企業パイプラインルートと輸送能力費用見積り費用見積り(アラスカからアルバータラインのみ)事業スケジュール備考:TransCanada-ExxonMobil連合連合(アラスカ州政府公認)TransCanada(Foothills Pipe Line)ExxonMobil(2009年6月参画表明)●4.5bcf/d、ブリティッシュコロンビア州/アルバータ州際まで(ベースシナリオ)●3.0bcf/d、LNG向けアラスカ州南部Valdezまで(オプションシナリオ)ConocoPhillips-BP連合連合[Denalilパイプライン]ConocoPhillipsBP(2008年4月参画表明)●4.0bcf/dでブリティッシュコロンビア州/アルバータ州際まで第2フェーズとしてアルバータ州からシカゴまで。265億ドル(2007年価格)265億ドル(2007年価格)6億ドル、259億ドル着工前敷設段階〔州政府への2007年11月の提案書から引用〕2008/12:TransCanadaが州政府ライセンス取得2009/5:ExxonMobil参画、事前調査開始2010春:オープンシーズン開始2012/10:米国規制当局への申請提出2015/5:建設準備開始(調達)2016/4:現場建設開始2018/9:送ガス開始始・TransCanadaは、アルバータ州内のパイプライン網を有するカナダ大手パイプライン事業者。・州政府は、パイプライン利用者に税優遇を検討・Pre-FEEDをURSCorpに発注。PreFEEDをURS Corpに発注。送450億ドル(提案時)270-450億ドル(提案時)270〔州政府への2007年11月の提案書から引用〕フェーズ1:計画準備2010年末 オープンシーズン開始フェーズ2:計画申請の準備フェーズ3;認可取得フェーズ4:建設(5年間)2018-2019年:送ガス開始・現在のノースロープエリアの主要オペレーター(現行生産量の99%を生産)・州法AGIA法は、あくまでも、州政府による財政的支援の法制度。本事業はその枠内で行わないとの考え。の法制度。本事業はその枠内で行わないとの考え。・Pre-FEEDは以下の2社。パイプライン及びコンプレッサーはBechtel社GTPはFluor WorleyParsons Arctic Solutions社6各種資料より作成k参考:ExxonMobilとTransCanadaとの作業概要〕1)ExxonMobilは下記の事前調査作業(2009年5月5日-2010年7月末)に参画し、コスト事前調査作業(末) 参年年)負担を行うもの。ExxonMobilの負担比率は未公表。2)アルバータまでの長距離パイプライン(1700mile 4.5bcf/d)設計に含まれるものA.プルドーベイでのガス処理プラント(GTP)敷設B.GTPからExxonMobilが開発するPoint Thomsonガス田までのパイプライン(ただし、州政府財政支援の対象外)州政府財政支援の対象外)C.アラスカ南部ValdezLNGターミナルまでのパイプライン(3.0bcf/d)(オプション)3)本契約にて行う作業内容オオープンシーズン(パイプライン利用条件等の提示)に必要な作業の実施。プンシ ズン(パイプライン利用条件等の提示)に必要な作業の実施(cid:122) コスト見積もり(cid:122) パイプラインやGTPのコンセプト選定及び基本スコープ(Pre-FEED)(cid:122) 開発スケジュール及び事業体制プランの策定(両者によるチーム結成、TransCanadaが開発 ケジが経営委員会委員長、ExxonMobilがチーム統括ヘッド。カナダでのパイプライン事業はTransCanada側)び事業体制プム結成策定(者る(cid:122) 環境 土地利用などに関する事前調査(cid:122) 環境、土地利用などに関する事前調査4)上記共同作業の予算額:1.4億ドル。同上に関して経費の50%上限に政府負担可。(なお、州政府補助は、事前準備に最大で5億ドル)(アラスカ州政府 天然資源省サイト:両者の「Development Phase Proposal Sub-Phase Work Program and Budget May 5, 2009」より)7連邦・アラスカ州も推進 支援策米国の連邦政府アラスカ州政府北米 低ガス価格で 経済合理性に疑問2001年ーブッシュブッシュ政権(共和党)2001年-:財政支援について国会審議2004年10月:財政支援を法整備・北ルート(カナダのマッケンジデルタ経由)否定・180億ドルを上限にした債務保証・180億ドルを上限にした債務保証・減価償却期間の短縮(15年⇒7年)など⇒早期実現を要請⇒早期実現を要請2009年ー2009年:1月:オバマ政権 アラスカパイプライン敷設を優先事案オバマ政権(民主党)雇用確保・景気刺激・国外依存の低減化に有効ConocoPhillipsなど上流権益保有者・連邦政府の財政支連邦政府の財政支援要請アラスカ州政府によ・アラスカ州政府による、頻繁な生産税率引き上げに反発。安定的な財務条件を要請請。・ConocoPhillips-BPは「Denali」パイプラインを推進インを推進。82006年:州政府(マカウスキ州知事 共2006年:州政府(マカウスキ州知事 共和党)は上流権益者3者と事業計画に合意したが、州議会が反対、進展ならず。2007年:州政府(ペイリン州知事 共和2007年:州政府(ペイリン州知事 共和党)はAGIA法可決、公募制。・5箇所以上の州内供給ゲート設置・国内雇用・10年間の生産税据え置き10年間の生産税据え置き・5億ドルの提供2008年8月:TransCanada案を選定2008年12月:TransCanada案を州政府支援事業に認定2009年5月:ExxonMobilの取り込みに成功推2009年7月末:推進者のペイリン知事辞任表明、現副知事が引き継ぐ(予定)R.アラスカ州政府の状況雇用対策、収入確保、生産維持雇用対策、収入確保、生産維持(cid:122) 石油生産量が急速に減退石油生産量が急速に減退(cid:122) 州民への公正な利益確保のため、頻繁に生産税率を引き上げ(2004-2006)(cid:122)2006年、州政府は、契約通り開発を行っていないとして、Point Thomsonガス田(ExxonMobilオペレーター)の鉱区リースを剥奪。経緯:2006年:州政府は、リース剥奪通告裁判の結果、事業者側 敗訴 係争状態・協議が継続2008年4月:ExxonMobilは再圧入による開発計画書を再提出するも、州政府は実効性に乏しいとしてリース終了を宣言。政府 実効性2009年1月:天然資源省長官がExxonMobilに対して2鉱区のリースを許可。計画内容:2010年までに2本の掘削、2014年までに生産開始し終を宣石油生産1万b/d ガス圧入計画を許可石油生産1万b/d、ガス圧入計画を許可。92005ガス生産量ガス再圧入量ガス再圧入量846202石油生産量(BCF/日)1019751980198519901995200020051970197519801985199019952000(万バレル/日)(万バレル/日)250200150100505001970ノースロープエリアの生産量 〔2007年石油生産量:67万b/d ガス:再圧入〕4.ExxonMobilの選択選択1)PointThomsonガス田開発に係わるアラスカ州1)Point Thomsonガス田開発に係わるアラスカ州政府との対立打開に向けた譲歩2)拡大余地のあるガス需要(ガス 年率18%)要(ガス 年率1.8%)3)巨大事業の推進4)北米ガスのマーケティング・開発の再構築か?国外LNG、LNG受入シェールガスなど国内ガスアラスカガスExxonMobilのエネルギー長期見通し「2008年同社アニュアルレポート」より10T.まとめ(推進力と障害)5.まとめ(推進力と障害)実現に向け再び動き始めた、アラスカのガスパイプライン事業計画1)これまでになく、その実現性が高まる良好な環境(強 推進力)良好な環境(強い推進力)・ブッシュ政権で財政支援を整備・オバマ政権は優先事業に挙げる・カナダ政府も概ね賛同・アラスカ州政府も、事業推進を強力に進める・最大の上流事業者ExxonMobilも主体的に動き出す最大も主体的 動き出す流事業者2)しかし多くの不確定な要素・新知事の推進力は?新知事の推進力は?・2案の同時敷設は非現実的? Chevronなどその他の上流参加者は?・土地利用に対する住民の反応・財政支援を行う連邦及び州政府の一貫性・財政支援を行う連邦及び州政府の一貫性3)実現すれば、LNG輸入にさらに影響か。北米で競合するシェールガスに加え、アラスカガスアラスカガス11
地域1 北米
国1 米国
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 北米,米国
2009/07/24 市原 路子
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