ページ番号1006987 更新日 平成30年2月16日

イラク:第二次入札説明会を実施、落札件数の増加は実現するか?

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レポートID 1006987
作成日 2009-09-18 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者 猪原 渉
著者直接入力
年度 2009
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ イラク:第二次入札説明会を実施、落札件数の増加は実現するか?2009年9月17日調査部猪原 渉猪原 渉報告内容報告内容(cid:122) 第二次入札の説明会(ロードショー)をイスタンブールで実次入札落札件に終わ た施(8/25)。落札1件に終わった一次入札の反省もふまえ、石施(反省もふまえ油省は落札(契約)件数の増加を目指すが、その見通しは??(参考)生産・輸出実績? 第一次入札の実施結果? 第二次入札の石油省提示内容(概要、一次入札との比較)? ポイントとなる事項(cid:122) その他のイラク石油開発の動向12Cラクの月別原油生産量と輸出量の推移イラクの月別原油生産量と輸出量の推移最近は、2カ月連続で生産量250万b/d、輸出200万b/dを上回る(万b/d)300250200150100500生産量輸出量 出所:MEES、Platts等37月4月09年1月2010月7月4月08年1月2010月7月4月07年1月2010月7月4月06年1月2010月7月4月05年1月2010月7月4月04年1月2010月7月4月03年1月20<イラク石油・ガス関連図>作成:JOGMEC4gルコTPAO(*1) (1社)カザフスタンベトナムアンゴラパキスタンKMG-EP(1社)KMG EP (1社)PetroVietnam (1社)Sonangol (1社)PakistanPetroleum(1社)Pakistan Petroleum (1社)<計35社><計10社>第二次PQ通過企業(油省発(2009年4月1日石油省発年月表)第一次PQ通過企業第次PQ通過企業(2008年4月13日石油省発表)第二次PQ通過企業(油省発(2009年4月1日石油省発年月表)ロシアGazprom, Lukoil (2社)Rosneft, Tatneft (2社)Maersk (1社)ナダNexen (1社)デンマークク カCairn Energy(1社)第一次PQ通過企業第次PQ通過企業(2008年4月13日石油省発表)Anadarko, Chevron, ConocoPhillips, ExxonMobil, Hess, Marathon, Occidental (7社)社)BG, BP, Premier(*1)社)(3社→2米国英国豪州BHP, Woodside (2社)イタリアEdison、Eni(2社)オランダShell(1社)ドイツWintershall(1社)フランスラTotal (1社)( 社)ノルウェーStatoilHydro(1社)スペインRepsol (1社)日本日本中国韓国インドマレーシアインドネシアInpexJapex新日本石油、三Inpex, Japex, 新日本石油、三菱商事 (4社)JOGMEC、三井石油開発JOGMEC、三井石油開発(*2)(2社)(*1)Premierは資格喪失。一方で、TPAO(トルコ)が追加で一次PQ取得。((*2)石油省発表(09/4)以降に、三井石油開発が追加で二次PQ取得。2)石油省発表(09/4)以降に 三井石油開発が追加で 次PQ取得CNOOC, CNPC, Sinochem, Sinopec (4社)Kogas (1社)ONGC (1社)Petronas (1社)Pertamina(1社)Pertamina (1社)Oil India (1社)5第一次入札実施結果(cid:122)実施日:2009年6月30日、場所:バグダッド・ラシッドホテル<入札結果>(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)if)生産量 「報酬額()($/bbl(増産分対象) の対象8油ガス田のうち 7油ガス田に応札があったが(マンスーリヤガス田には応札なし)対象8油ガス田のうち、7油ガス田に応札があったが(マンスーリヤガス田には応札なし)、落札企業が決定したのはルメイラ油田のみ。ルメイラ油田はBPとCNPCのコンソーシアムが落札。「目標(プラトー)生産量」「報酬額(remuneration fee)($/bbl(増産分対象)」の2つの入札パ「目標(プラトの入札パラメーターで応札及び評価。特にイラク側と企業側で報酬額の開きが大きく(イラク側希望:最大2ドル/bbl程度、企業側希望:約4ドル~27ドル/bbl)、ルメイラ以外は合意に達せず。ルメイラ油田の提示報酬額は、BP/CNPC:3.99ドル/bbl、ExxonMobil/Petronas:4.80ドル/bblであったが、BP/CNPCは石油省との交渉の結果、石油省が設定した最高報酬額2ドル/bblの受け入れを表明し、落札が決定した。日本企業は4社が一次入札の参加資格(PQ)を取得していたが、今回、応札したのはJapexのみ。同社は、西クルナ油田(フェーズ1)にCNPC、Petronasと共同で応札(Pertaminaは最終段階で不参加)し、再入札も行ったが、落札できなかった。終段階で不参加)し、再入札も行ったが、落札できなかった。ルメイラ以外の油田とガス田について、イラク石油省は入札上位企業に対し、再入札するよう要請し、7件の修正が提出されたが、翌日(7/1)の閣僚会議でIOC側修正提示を受け入れないことを決定 BP/CNPCのルメイラ油田開発落札は同会議で承認され 必要な書類提出ないことを決定。BP/CNPCのルメイラ油田開発落札は同会議で承認され、必要な書類提出等の手続きを経て、正式契約締結予定。6PQ(第一次及び第二次)通過企業齊沒?D結果集約応札企業各社提示落札企業TargetRemunerationPlateau<>再入札油ガス田Initial石油省提示MinimumPlateauProductionProductionRateb/dTargetb/dルメイラ油田956,5501,750,000Remuneration$/bbl2.00マンスーリヤガス田300MMcf/dバイハッサン油田160,000220,0004.00*:オペレーターBP*/CNPCExxonMobil*/PetronasなしConocoPhillips*/CNOOC/Sinochemミサン油田群100,000275,0002.30CNOOC*/SinochemProductionb/d2,850,0003,100,000370,000450,000$/bbl3.994.826.70<20.20>21421.4<18.09>4.8<4.40>4094.09<3.99>4.8<3.80>9.97.89BP/CNPC(※) -------SignatureSignatureBonusMillion $5005002003003003004002004007計2,600ズベイル油田195,000400,0002.00ENI*/Sinopec/Oxy/Kogas1,125,000キルクーク油田416,000600,0002.00CNPC*/BPExxonMobil*/Shell/PetronasONGC*/Gazprom/TPAOpShell*/Sinopec/CNPC/TPAO1,075,000850,000525,000825,000アッカスガス田400MMcf/d8.50/boeEdison*/CNPC/TPAO/425MMcf/d38.00/boe西クルナ油田(フェーズ1)285,500600,0001.90ExxonMobil*/Shell Petronas/KogasCNPC*/Petronas/石油資源開発Lukoil*/ConocoPhillips/Total*Repsol-YPF*/StatoilHydro/Maersk2,325,0001,900,0001,500,000900,000650,0004<3.70>2.6<2.58>6.497.519.3※BP/CNPCは、石油省と交渉の結果、報酬2ドル/bblを受け入れ出所:イラク石油省第二次入札の概要(cid:122)(cid:122)8月25日、第二次入札説明会をイスタンブールで開催し、概要を発表。PQ通過45社の代表が参加。催し、概要を発表。PQ通過45社の代表が参加。シャハリスターニ石油相挨拶??う結果に第一次入札(6月30日実施)では目標生産量及び報酬に関第一次入札(6月30日実施)では目標生産量及び報酬に関し石油省とIOC側の考え方のギャップ(「ミスマッチ」)が大きすぎたことが、落札1件という結果につながった。IOCのきすぎた とが、落札件との生産量の提示が石油省設定の2倍以上であった一方で、報酬額はイラク側設定がIOC提示の半分以下にとどまった。これをふまえ、両者のギャップを埋めるべく、イラクとして条件見直しを行った。イラク・IOC双方が一次入札からの教訓を学んでおり 二次入札では契約件数は確実に増加するを学んでおり、二次入札では契約件数は確実に増加すると考えている。なが た。8謫沒?Dの概要(cid:122)概要????????契約方式:開発・生産サービス契約。契約期間20年(最大5年延長可)入札対象件数:10件(計15油ガス田)PQ取得企業(1社またはコンソーシアム)とイラク国営地域企業(NOC、SOC等)が契約締結 JVシェア:外資75% イラク25%SOC等)が契約締結。JVシェア:外資75%、イラク25%入札は「バレル当たり報酬額(Remuneration fee)($/boe)」、「目標生産量(Plateau Production Target)」の2つの入札パラメーターで評価。パラメーターのウエイト付け(計算フォーミュラ)は別途提示。サインボーナス:大規模油田(マジュヌーン等4油田)が各1.5億ドル、その他が各1億ドル。サインボーナスはコスト回収不可。の他が各1億ドル。サインボナスはコスト回収不可。コスト及び報酬は商業生産開始後生産収入の50%を上限に支払われる。現金または原油で支払い。報酬に対し35%の所得税。コントラクターはイラク人の教育・訓練基金として年間500万ドルを支払。契約発効から90日以内にオフィス開設。発効6ヶ月以内に初期開発計画策定。同計画承認後6ヶ月以内に現場作業開始。契約から3年以内画策定。同計画承認後6ヶ月以内に現場作業開始。契約から3年以内に最終開発計画策定。目標生産量は契約発効後6年以内に達成。練基金9教育ド第二次入札の概要(cid:122)概要(cid:122)参加料支払(料金:各25万~50万ドル、一括350万ドル)によりデータパッケタパッケージが提供される。ジが提供される?今後の予定:(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)タパッケ初期入札書類及びデータパッケージ準備 9月1日迄(済み)ジ準備 9月1日迄(済み)初期入札書類及びデワークショップ(契約・技術)最終入札書類(モデル契約)参加料支払期限参加料支払期限応札契約締結契約10月中旬11月上旬11月20日11月20日12月上旬12月中旬10ヌ轄会社管轄会社油ガス田名油ガス田名発見発見確認埋蔵量確認埋蔵量生産開始生産開始2008年平均2008年平均生産能力生産能力SignatureSignature第二次入札対象油ガス田NOC東バグダッド油田(北部・中部)Misan Oilハルファヤ油田SOCSOCNOCNOCマジュヌーン油田西クルナ油田(フェーズ2)バドラ油田東部油田群ギラバット油田カシムアルアマールガス田ナウドマン油田カマール油田カマ ル油田SOCNOCNOCガラフ油田中部フラット油田群キフル油田キ油西キフル油田マルジャン油田NOCNOCナジマ油田カイヤラ油田1976197619761973197919581927197619791979197619601987198319341929(億bbl)80461221358.52.0 1.55tcf0.5 151.5 10.0 2.1 1.8 1.5 8.5 8 198020052002-----------1936出所:イラク石油省、Weekly Petroleum Argus(2009/8/24)他生産量(千b/d)10343-----------1(千b/d)80-350250-600600-800600-1,00070301.5億cf/d>102020100-1402825208580BonusMillion $15015015015010010010010010010011(計1,200)一次入札との相違点(改善点)(cid:122)サインボーナスの変更????(cid:122)(cid:122)金額レベル(一次入札)2~5億ドル/件⇒(二次入札)1~1.5億ドル/件に低減に低減(一次入札)コスト回収可能(契約発効後2年後から5年間で対象額+金利(Libor+1%)を分割返済⇒(二次入札)回収不可に変更サインボーナス(事実上のソフトローン)の負担過大とのIOC側見解を受け見直した(石油相コメント)。ボ報酬額と目標生産量のパラメーターのウエイト付け見直し報酬額と目標生産量のパラメタ のウ イト付け見直し報酬額よりも目標生産量が重視されるフォーミュラ(報酬額の競争力よりも生産量が過大評価)を見直しへ。ウエイト(フォーミュラ)は最終モデル契約で提示予定モデル契約で提示予定。一次入札(生産油田の増産が主体)にあった「ベースライン生産量」(イラク側が設定)が二次入札では非設定(新規開発主体であるため)。ベースライン生産量を巡る見解の相違がなくなりシンプルに。体産12齊沒?Dとの相違点(改善点)(cid:122)地域石油会社との協業問題??FieldOperatingDivision(FOD)パートナーシップの設置Field Operating Division(FOD)パ トナシップの設置不要。生産中油田が対象の一次入札では、オペレーターシップを外資に引き渡すことに地域石油会社の抵抗が大きかった。(cid:122)SOC、一部国会議員、組合等が一次入札の中止を要求(09/6月)SOC BP/CNPCとのルメイラ開発打ち合わせを拒否(09/7月)SOC、BP/CNPCとのルメイラ開発打ち合わせを拒否(09/7月)(cid:122)二次入札(未開発油田対象)では、外資参加に対する国内の反対はほとんど出ておらず 比較的スムーズな契約内の反対はほとんど出ておらず、比較的スムーズな契約実行が期待できる。(cid:122)(cid:122)大きな条件変更は少ないが 二次入札は一次入札大きな条件変更は少ないが、二次入札は一次入札に比べ総合的には(条件面以外含め)IOCに有利な内容になったとの評価内容になったとの評価。13二次入札参加検討企業(報道)(cid:122) 以下の企業が二次入札応札検討か?9/7)9/7)Shell:ハルファヤLukoil、ConocoPhillips:西クルナChevron、Total:西クルナTotal:マジュヌーンStatoilHydro:ガラフStatoilHydro:ガラフAnadarko:中部フラット油田(MEES(MEES??????⇒12月の応札に向け、各社はコンソーシアム構築協議構築協議14?D以外の動き????(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)Shellとの南部随伴ガス処理事業に三菱商事が参加(8/24合意書締結)。参加比率:Shell44%、三菱5%、SGC51%参加比率菱Sinopecがブラックリストへ?クルド地域政府(KRG)とPS契約締結しているAddクルド地域政府(KRG)とPS契約締結しているAddax(スイ(スイス)をSinopecが買収シャハリスターニ石油相は、KRGとの契約は違法であり、Sinopecをブラックリストに載せる(=PQ資格剥奪)と警告。他の中国企業(CNPC他)には適用されず。資奪警ブ掘削契約掘削契約地域石油会社は独自にサービス会社と掘削契約締結し増産事業を推進。(cid:122)Ex. Misan Oilは、Weatherfordと、Misan油田群20坑対象の掘削契約を締結。2010年に2万b/dの増産目指す。EPC契約EPC契約15今後の見通し(cid:122) 今後の石油開発動向に影響を与える要素?政治動向政治動向(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)次期国会選挙(来年1月)見通し不透明。選挙後、組閣まで長期間要する可能性大。選挙後、内政混乱の可能性。二次入札が選挙後に先送りされるとの見方も根強くある。選挙前に行政が機能しているかどうか疑問との見方。マリキ首相派(ダアワ党)はイラク国民連合(INA)に参加マリキ首相派(ダアワ党)はイラク国民連合(INA)に参加せず独自路線。シーア派ナショナリストと袂を分かった形。スンニ派、クルドとの連携、関係修復を指向するとの見見方も。INAの一翼イラクイスラム最高評議会(ISCI)はハキーム議長死亡で息子(アンマ ル)が継承 サドルとの対立の議長死亡で息子(アンマール)が継承。サドルとの対立の可能性も。マリキ政権敗北なら、シャハリスターニ石油相も更迭→ニ石油相も更迭→マリキ政権敗北なら、シャハリスタ石油政策変更の可能性。連携、関係修復を指派、す16。後の見通し(cid:122)今後の石油開発動向に影響を与える要素??(cid:122)悪化する治安(cid:122)8月19日、外務省、財務省を狙ったテロで100人以上死亡北部のモスル等でもテロ頻発。今後も大規模テロ発生の可能性。(cid:122)クルド、イランとの関係(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)クルド地域政府(KRG)は新規PS契約締結、新規製油所操業開始等、独自の動きを継続独自の動きを継続。石油省入札対象油田にクルドとの係争地域油田(クルド側主張)が含まれ、落札された場合、KRGは反発か。石油法案から切り離されて提出されたINOC設置法案に対し、クルドは反対姿勢。MisanOilは 境界油田のイランとの共同開発検討との報道あり イMisan Oilは、境界油田のイランとの共同開発検討との報道あり。イラン・イラク間政府間合意(石油製品供給・PL建設)は進んでいない。不透明要素多く、二次入札が石油省計画スケジュールより遅不透明要素多く、ルより遅れる可能性は少なからずあると考えられる。石油省計画 ケジ次入札17
地域1 中東
国1 イラク
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 中東,イラク
2009/09/18 猪原 渉
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