ページ番号1006998 更新日 平成30年3月5日

ユーラシア:天然ガス資源確保を巡る最新動向 -ガス資源をめぐる「仁義なき戦い」Part 2 -

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レポートID 1006998
作成日 2009-12-18 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者
著者直接入力 古幡 哲也
年度 2009
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ユーラシア:天然ガス資源確保を巡る最新動向を巡る最新動向--ガス資源をめぐるガス資源をめぐる「仁義なき戦い」「仁義なき戦い」Part 2Part 2--2009年12月17日調査部古幡 哲也古幡 哲也1ロシア産ガスの生産量・欧州向け輸出量が回復兆し輸出量が回復の兆し(cid:122)ガス生産量(11月、露政府速報):578Bcm、前年同月(cid:122)ガス生産量(11月、露政府速報):57.8Bcm、前年同月比6.3%増(cid:122)ガス輸出量(同):202Bcm、前年同月124Bcmから(cid:122)ガス輸出量(同):20.2Bcm、前年同月12.4Bcm から63%増。要因①長期契約価格の下落要因①長期契約価格下落?6~9ヶ月遅れで石油製品価格を反映、スポット価格との差が減少要因②Take-or-Pay条項に基づくペナルティの極力回避?一時的効果?(cid:122)LNG価格との競争もありパイプラインガスへの需要が需要が競争もありパイプ イ ガ価格と回復しつつある??Take-or-Payペナルティの交渉状況、来年度価格の決定方ペナルテ の交渉状況 来年度価格の決定方k針にも留意2kアフリカシアカ ロ欧州のOECD諸国のガス輸入実績(9月まで)欧州のOECD諸国のガス輸入実績(9月まで)(出所:IEA)(出所)その他その他その他その他OECDノルウェー50,00045,00040,00035,00030,00025,00020,00015,00010,0005,000034ガスプロムは欧米マーケットへのアクセス戦略を継続(1)09Sep20009Aug20009Jul20009Jun20009May20009Apr20009Mar20009Feb20009Jan20008Dec20008Nov20008Oct20008Sep20008Aug20008Jul20008Jun20008May20008Apr20008Mar20008Feb20008Jan200サウスストリ ム ガス パイプラインへのEDF1. サウスストリーム・ガス・パイプラインへのEDF1の参加(10%~20%、MOU締結)トルコ領黒海通過合意(8月)、スロベニア基本合意?基本合意ベ(11月)、クロアチアとの協議(12月)しかしパイプライン実現に向けて、ルート選定やF/S選定や実施状況等は一切不明。ナブッコの「当て馬」?か パイプ イ 実現 向け領黒海通過合意( 月)?2.売 会社株式GDF Suezの独販売子会社株式買収収?Verbundnetz Gas社の5.26%株式をガスプロムに譲渡することで合意ノルドストリーム・パイプラインの権益9%取得及び同パイプラインからのガス購入増とのパッケージ?Kスプロムは欧米マーケットへのアクセス戦略を継続(2)3. 米国ガス市場アクセスに向けStatoilとMOU締結米国ガ 市場アクセ に向け締結①2010年4月から7年間、Statoilの持つ米Cove Point(メilと(Cove Point, Statoil Websiteより)ドリーランド州)のLNG 受入施設の再ガス化能力10Bcm/年(1bcf/d)のうち0.5Bcm/年(50MMcfd)をガスプロムが利用することスプロムが利用すること施ガ②18~20年間にわたりCove Pointの再ガス化能力2B/年(200MMfd)をガスプロムが利用すること2Bcm/年(200MMcfd)をガスプロムが利用すること③5年間以上にわたり、米国内で1Bcm/年(100MMcfd)のガスをStilから購入することのガスをStatoilから購入することt④20年間にわたりStatoilが2Bcm/年(200MMcfd)のガスをガスプロムの世界のLNGポスをガスプロムの世界のLNGポートフォリオから購入トフォリオから購入してCove Pointのターミナルで再ガス化すること5ウクライナとの合意-ガス供給途絶は防げるか?-(cid:122)(cid:122)11/19、プーチン首相とティモシェンコ首相がヤルタで11/19、プチン首相とティモシェンコ首相がヤルタで合意(1))(2010年のウクライナ向けガス供給量を33.75Bcm/年(マイイ年(ナス20%のアローアンス付き、ミニマム27Bcm)とする2010年からガス販売価格を欧州向け価格準拠とする(2009年は欧州価格の2割引 年平均220ドル/千年は欧州価格の2割引、年平均220ドル/千cm程度)程度)年のウクライナ向けガ 供給量を(2)(3) 欧州向けに出荷されるガスのウクライナ通過料を60%引き(4)上げる上げるTake-or-Pay条項に基づく2009年のペナルティ(80億ドル)の支払いを免除する(cid:122)(cid:122)契約詳細を交渉中も、基本的には供給途絶を回避1/17に予定されているウクライナ大統領選の影響、ガ1/17に予定されているウクライナ大統領選の影響、ガス料金の支払い能力不足が懸念材料6gルクメニスタンとガスプロムの交渉トルクメニスタンとガスプロムの交渉(cid:122)今年4月上旬から、トルクメニスタン産ガスのガスプロム経由でのウクライナ向け出荷が停止 2009年分はム経由でのウクライナ向け出荷が停止、2009年分は価格・数量で合意できず(cid:122)2010年のトルクメニスタン産ガスの買取数量・価格もまだ折り合いがついていない?ガスプロム:ウクライナの需要回復が遅れており、トルクメニスタン産ガスの買取量を1/4程度(10Bcm/年程度)に減らしたい、価格も220ドル/千cm程度に抑えたい程度に抑えたいたい 価格もドル/千?トルクメニスタン:中国向けガスパイプラインの完成とイラン向け輸出能力拡大(8向け輸出能力拡大(8→14Bcm/y)で強気、高値を要求する/ )で強気 高値を要求する14B(cid:122)ウクライナとの合意が契機に契約交渉が進むか?12/22にメドベ12/22にメドベージェフ露大統領がアシハバード訪問ジ フ露大統領がアシ バ ド訪問予定7トルクメニスタンから中国向けガス出荷開始(cid:122)12/14(cid:122)12/14Samandepeガス田で操業開始セレモニー開催Samandepeガス田で操業開始セレモニ 開催?トルクメニスタン・ベルディムハメドフ大統領の他、中国・胡錦涛主席、カザフスタン・ナザルバーエフ大統領、ウズベキスタン カリモフ大統領が参加タン・カリモフ大統領が参加(cid:122)当面はSamandepeガス田から5Bcm/年供給、バグチャーリク鉱区全体の開発により生産量は追ってリク鉱区全体の開発により生産量は追ってチャ13Bcm/年に増加見込みyガ 田から最大(cid:122)Malayガス田から最大20Bcm/年、加えて中国が開発年、加えて中国が開発費40億ドルを融資する巨大ガス田・南ヨロテン・オスマンからも将来は供給される見込みガス価格は不明(cid:122)ガス価格は不明写真:バグチャーリク鉱区のガス処理プラント(左)と同プラント内の硫黄回収施設(右)(CNPCのプレゼンテーション資料より)8?糟?ッ天然ガスパイプライン(cid:122)2006年4月に中国・トルクメ間で政府間合意、40Bcm/年の輸送能力(cid:122)10/22建設完了とトルクメ発表(cid:122)10/22建設完了とトルクメ発表、12月中旬操業開始予定南ヨロテン・オスマンガス田南ヨロテン・オスマンガス田(cid:122)英コンサルタントGCA:4~14Tcm Most(cid:122)英コンサルタントGCA:4~14Tcm、Most likely 6Tcmの原始埋蔵量と評価(cid:122)10月に埋蔵量に水増しの噂、しかし11月にはGCAが打ち消しはが打ち消し(cid:122)欧米メジャーズも参入の意向を示すも入の意向を示すも、トルクメ側は独自開発の意向意向南ヨロテンガス田のガス胚胎状況(GCAプレゼンテーション資料より)910Aゼルバイジャン/トルコアゼルバイジャン/トルコ7月にナブッコパイプラインの政府間合意に達するも契約7月にナブッコパイプラインの政府間合意に達するも契約条件について協議が続く2008年4月に契約切れしたシャーデニス・ガス田(フェーズ1)のトルコ向けガス価格($120/千cmからの引き上げ)ルコ向けガス価格($120/千cmからの引き上げ)シャーデニス(フェーズ2)のトルコ向けガス価格シャーデニス(フェーズ2)開発のガスを欧州に販売する場合のトルコ国内通過条件ルコ国内通過条件契約交渉は難航「トルコBotasのガス価格ディスカウントの要求に対してアゼルバイジ ンのSOCARがトル 国内市場ジャンのSOCARがトルコ国内市場への一部直接販売権を求めた」の部直接販売権を求めた「トルコの求める通過タリフが高すぎる」「トルコは一定の数量のガスをトルコが優先的に獲得することは諦めたがガスの再販売の権利を獲得したが ているめたがガスの再販売の権利を獲得したがっている」イラつくアゼルバイジャンは、ロシア・イラン向けに0.5Bcm/年のガス販売を決意、トルコに対する牽制球アルメニアとトルコの関係改善が政治問題化する恐れ?(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)(cid:122)1.2.3.??????ナブッコ/ITGI/TAPナブッコ/ITGI/TAPプが他パイプ イ11/16のプレスリリースで、RWEが他パイプラインプロジェクトからの優位性を紹介100km当たりの輸送料金は1.7ユーロ/千cm、井井戸元からの輸送料金は77ユーロ/千cmで、経済的にはナブッコが最も優れていると結論付け的にはナブッコが最も優れていると結論付けIGTIを進める伊Edison社からは反論当たり 輸送料金は千ナブナブッコの優位性は、最大輸送量を前提に計算していの優位性は 最大輸送量を前提に計算し いるがそれだけの供給源は現状では確保できていないRWEによるITGIのコスト見通しなどが誤っているRWEによるITGIのコスト見通しなどが誤っているITGIの輸送量はもっと多く、RWEが主張するナブッコの輸送コストよりも10-15%低いコストを実現でき、ITGIのネットバック価値はもっと高い1112ワとめまとめ(cid:122)ガスプロムからウクライナ向け販売量にメド ト(cid:122)ガスプロムからウクライナ向け販売量にメド、トルクメニスタン産ガスのガスプロム向け出荷へ合意の可能性も ただし 中国向け出荷開始合意の可能性も。ただし、中国向け出荷開始に伴いトルクメニスタンは強気。(cid:122)アゼルバイジャンとトルコのガス供給・ガス通過条件の交渉は長期化する可能性あり過条件の交渉は長期化する可能性あり。(cid:122)欧州向けパイプラインの間の競争はまだ決着ずせず。1314vロジェクト参加企業投資額通ガス量距離・ルート現状(2009年6月)サウスストリームガスプロム(50%)ENI(伊)(50%)(仏EDFが10%権益獲得交渉)権益獲得交渉)86億ユーロ(250億ユーロとも)31~63Bcm/年・埋蔵量アクセスは容易、政府間協定済みもむもF/Sの進捗、ファイナンス確保状況不明黒海部分900km+陸上<北西方向>オーストリア(Baumgarten)スロベニア経由イタリアスロア経由イタリア<南西方向>ギリシャ・イタリア(詳細ルートは未定)・2008年1月に全体の建設・操業会社設立・FS完了及びFIDは2010、2015操業開始・ブルガリア、ハンガリー、セルビア、ギリシャ、スロベニアと政府間協定締結済み、一部JV会社も設立済。ブルガリアでは政部JV会社も設立済。ブルガリアでは政権交代で慎重な姿勢も。・トルコ水域の海底に敷設することでトルコ政府も合意済み。NabccoNabucco(ナブッコ)ア)ストリOMV(オOMV(オーストリMOL(ハンガリー)Transgas(ルーマニア)Bulgargaz(ブルガリア)Botas(トルコ)RWE(独)gg80億ユーロ80億ユーロ31Bcm/年31Bcm/年(65Bcm/年増強可能)3300km3,300kmトルコ国内⇒オーストリア(ウィーン郊外)・2004に建設・操業会社設立・2004に建設・操業会社設立・事業者のエンジ会社を選定(Penspen社)・2009年7月政府間合意・2011年建設開始、2014年操業開始予定。・欧米政府からの政治・経済的支援あり・トルコ国内の通過条件交渉が打開できるかITGIITGI(Interconnector-Turkey-Greece-Italy)Edison(伊)(伊)DEPA(ギリシャ)11億ユーロ億Trans Adriatic PiliPipeline(TAP)StatoilHydro(ノルウェー)EGLEGL(スイス)15億ユーロ当初当初8Bcm/年その後、12Bcm/yに増強10Bcm/y(20Bcm/yに拡張可)に拡張可)ギリシャ陸上590kmギリシャ陸 590アドリア海横断210km(ポセイドンパイプライン)ギリシャ~トルコ285km0・2012~2013年操業開始03年操業開始・アゼル・伊政府間ガス供給MOU締結済(8Bcm、2012~)アゼルバイジ ンとMOUがあり か・アゼルバイジャンとMOUがあり、かつコンパクトな点が有利だが、供給ンパクトな点が有利だが 供給ソースにアクセス全くなし。トルコ国内の通過条件は安定的か。520km・2008年2月にJV会社設立済み・2012年操業開始ギリシャ国内→アルバニア→アルバニア→アドリア海横断(115km)・StatoilHydroがシャーデニスのガスを持つこと、コンパクトな点が有利。実際の動き不明。15
地域1 アジア
国1
地域2 欧州
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アジア欧州
2009/12/18 古幡 哲也
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