ページ番号1007226 更新日 平成30年2月16日

新たなステージに向かうノルウェーの石油・天然ガス開発(2/21)

レポート属性
レポートID 1007226
作成日 2014-02-24 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 探鉱開発
著者
著者直接入力 永井 一聡
年度 2013
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 新たなステージに向かうノルウェーの石油・天然ガス開発2014年2月21日調査部永井 一聡1ノルウェーについて・人口:約500万人・面積:38.6万km2(日本とほぼ同じ)・GDP:5373億ドル(2013年)・石油生産量:191.6万バレル/日(2012年)(世界第15位)・天然ガス生産量:1149億m3/年(2012年)(世界第6位)(約4Tcf)(出所:BP統計)2mルウェーの石油・天然ガス生産量見通し別添カラー資料1あり・石油生産:2000年前後をピークに減退傾向・天然ガス生産:2000年以降横ばい~増加傾向出所:Norwegian?Petroleum?Directorate3天然ガス生産量見通し出所:Norwegian?Petroleum?Directorate4mルウェーの石油・天然ガス開発の進展①新たな概念(新たに対象とする地層や構造)の導入②探査技術・解析技術の進歩③掘削技術の進歩④ロシア-ノルウェー間の海洋境界紛争が解決(2010年)⑤新たな海底パイプライン計画・成熟地域でのさらなる資源埋蔵への期待(実際に大規模発見が続く)・新規有望地域(バレンツ海)の公開・今後はさらに探鉱鉱区拡張も・・・(バレンツ海北部、Jan Mayen地域・・・)出所:ノルウェー政府ホームページ5石油・天然ガス鉱区と未発見資源量評価※下限~上限はそれぞれp95~p5○北海地域4.5~12.7億m3(石油換算)(28.3~79.9億boe)○ノルウェー海地域2.8~18.2億m3(石油換算)(17.6~114.5億boe)○バレンツ海地域5.1~28.1億m3(石油換算)(32.1~176.7億boe)⇒ノルウェー大陸棚合計12.3~57.8億m3(石油換算)(77.4~363.5億boe)出所:Norwegian?Petroleum?Directorate6Q種類のライセンスラウンド①探鉱ライセンスラウンド・1965年から行われている通常のライセンスラウンド・現在は約2年に1回開催・新規鉱区を公開(主にノルウェー海、バレンツ海)・最新は第22回ラウンド:2013年6月ライセンス付与・第23回ラウンドを2014~2015年で開催見込み②APA(Awards in Predefined Areas)ライセンスラウンド・2003年新設、毎年開催・返還された鉱区(成熟地域)を公開(北海、ノルウェー海、バレンツ海)・探鉱活動を迅速化することを考慮した枠組み・最新はAPA2013:2014年1月ライセンス付与7第22回ライセンスラウンド・2012年11月告知、2012年12月締切、36社が応札・2013年6月、29社に24の新たなライセンスを賦与(ノルウェー海4、バレンツ海20)出所:Norwegian?Petroleum?Directorate8?23回ライセンスラウンド・バレンツ海南東部の新規鉱区を公開予定・2013年8月に鉱区指名を募集(2014年1月指名締切)・2014~2015に開催の見込み出所:Norwegian?Petroleum?Directorate9APA2013ライセンスラウンド・2013年2月告知、9月応札締切・2014年1月、48社に対し65のライセンス賦与(北海38、ノルウェー海19、バレンツ海8)出所:Norwegian?Petroleum?Directorate10ナ近の探鉱・開発状況・新規発見数2012年…13(北海5、ノルウェー海5、バレンツ海3)5)2013年…20( 〃7、〃※2013の新規発見資源量(回収可能量)〃8、石油:3.1~6.7億バレル天然ガス:30~58Bcm・開発中の油・ガス田…13・2013年に生産開始した油・ガス田…4(Jette, Hyme, Skarv, Skuld)・2013年に承認された操業開発計画…4・2014年提出見込みの操業開発計画…13・一方で、開発コストの増加も課題出所:Norwegian?Petroleum?Directorate11探鉱井の掘削数推移別添カラー資料2あり出所:Norwegian?Petroleum?Directorate12ホ油・天然ガス開発への投資額推移別添カラー資料3あり出所:Norwegian?Petroleum?Directorate13石油・天然ガス生産量見通し別添カラー資料4あり出所:Norwegian?Petroleum?Directorate14ohan Sverdrup油田・2010年発見(北海成熟地域(UtsiraHigh構造)での発見)・ノルウェー洋上での最大の発見・埋蔵量18~29億バレル・ピーク時生産量55万b/d以上(国内生産量の約1/4)・2019年生産開始予定ライセンスPL50140%Lundin(オペレータ)Statoil40%Maersk 20%ライセンスPL265Statoil(オペレータ)PetoroDetNorske OljeselskapLundin40%30%20%10%出所:Norwegian?Petroleum?Directorate15フロンティア地域のバレンツ海・未発見資源量…32.1~176.7億boe・順次公開されるバレンツ海南東部・北極圏の厳しい気象条件というリスクもあり2014年の探鉱井掘削計画出所:Norwegian?Petroleum?Directorate16oレンツ海の探鉱実績別添カラー資料5あり出所:Norwegian?Petroleum?Directorate17バレンツ海共同探査プロジェクト・ノルウェー石油・エネルギー省が起ち上げ・ノルウェー・ロシア間での海域境界問題合意を受け、新規鉱区公開に伴うバレンツ海南東部の地震探査データ取得プロジェクト・2014年4月地震探査開始、2014年10月完了予定・地震探査データは第23回ライセンスラウンドで使用予定・オペレータはStatoil、計17企業による共同プロジェクト※参画企業:Statoil, BP, Chevron, ConocoPhillips, detnorskeoljeselskap, ENI, GDF Suez, Idemitsu, Lukoil, Lundin, Norske Shell, PGNiG, Pepsol, Spike, Suncor, VNG, Wintershall18ォ来鉱区公開が期待されるフロンティアバレンツ海北部2020年以降に公開?Loften地域鉱区公開計画は現状白紙状態Jan Mayen地域2014年に公開と見られたが、延期の可能性高いノルウェーの投資国としての優位性・依然として高い資源ポテンシャル・政治・経済の安定性と政府の支援・成熟・安定した石油・天然ガス法規制と税制ただし、2013年一部税制変更※石油・ガス業界には増税→開発計画を遅らせたプロジェクトも⇒しかし、再度税制見直しの動きも(石油・ガス開発を考慮)・完成されたライセンシングシステム・市場(主に欧州)へのアクセス性・成熟したインフラストラクチャー、高い質を持った労働力・流動性の高い市場構造・政府からの探鉱補助金(78%まで)(2005年に導入)1920mルウェーのガスパイプライン・Polarledパイプライン計画AastaHansteenガス田~Nyhamnaの480km(途中の各ガス田もつなぐ)出所:Norwegian?Petroleum?Directorate出所:Statoil21Statoilの存在・ノルウェー政府が株式を67%保有(2001年より部分民営化)・ノルウェー大陸棚の石油・天然ガス開発の中心的役割・高い技術力(探査、掘削、採掘)探鉱成功率(過去5年)…70%以上(業界平均は49%)油・ガス田平均回収率…45%以上(同社目標60%)・ノルウェーにおける石油・天然ガス生産量 133.5万boe/d石油埋蔵量保有量 13.7億バレル天然ガス埋蔵量保有量 434Bcm出所:Satoilannual?report出所:コンサルタント情報22tatoilの最近の動き・ノルウェー以外での活動も拡大アンゴラ、タンザニア、モザンビーク、アメリカ、カナダ、ブラジル、オーストラリア、など・ノルウェーでは新規探鉱を行う一方、コア資産への配分・集中、資産譲渡・売却を通してポートフォリオの整理も進める・欧州向けパイプラインガスの販売においては、Gazpromに先んじて市場価格連動指標の割合を拡大・LNG案件も進めるSnohvit(操業中)、タンザニア(計画中)ユーティリティ企業とStatoilとの資産譲渡・もともとノルウェー石油・ガス資産は譲渡・売却が活発・近年、欧州ユーティリティ企業が上流業界に進出、Statoilからノルウェーの上流資産を獲得するケースも。①Centrica⇔Statoil(2011年11月)Statoilの上流資産(Kvitevjorn等のガス田の権益の一部)を16.25億ドルで取得。同時に、Centricaへのガス供給契約、イギリス・ノルウェーでの共同探査のMOUを締結するなど、両社間でのアライアンスを強化。②Wintershall⇔Statoil(2012年10月)Statoilの上流資産(Gjoa等のガス田の権益の一部)を14.5億ドルで取得。同時にIORプロジェクトでの協力に関するMOUを締結。2324mルウェーの石油・天然ガス開発まとめ・成熟地域の再開発と新規鉱区(バレンツ海)公開⇒依然として高い資源ポテンシャル※ノルウェー大陸棚未発見資源量:77.4~363.5億boe⇒ノルウェーの石油・天然ガス生産国としての優位的立場は当面継続する・探鉱・開発活動は活発化、天然ガス生産量は維持もしくは増加傾向(石油生産量は減退傾向)・投資対象国としての優位性高い投資額は増加傾向、一方でプロジェクトのコスト超過も・将来的に、さらに新規有望地域が公開される可能性・北極圏の厳しい気象という環境的・技術的なハードルによるリスクも内在するStatoilとのアライアンス構築も一つの策・Statoilはノルウェーでの中心企業・ノルウェーの資産ポートフォリオ整理を進める一方、海外新興地域での探鉱・開発活動も拡大中・LNGポートフォリオも拡大の方向SnohvitLNG、タンザニアLNG、、、⇒海外生産物をアジア・日本市場へ販売の可能性(既にSnohvitからのLNGは日本に入ってきている)Statoilとのアライアンス構築が日本への石油・天然ガス(LNG)供給のポートフォリオ構築につながる可能性※なお、欧州向け天然ガス販売では石油価格連動へのこだわりも弱く、柔軟なスタンス2526イ清聴ありがとうございました。27
地域1 欧州
国1 ノルウェー
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国10
国・地域 欧州,ノルウェー
2014/02/24 永井 一聡
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