ページ番号1007244 更新日 平成30年2月16日

イラク:ISISの侵攻状況と原油生産への影響

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レポートID 1007244
作成日 2014-06-20 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 基礎情報市場
著者 増野 伊登
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年度 2014
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ イラク:ISISの侵攻状況と原油生産への影響2014年6月19日(木)調査部 増野 伊登イラクの原油生産量(長期スパン)?イラク戦争以降、原油生産量は着実に増加?2012年4月以来300万b/d前後で推移12Cラクの原油生産量(直近)*クルド地域を除く2014年2月:341万b/d(南279、北62)1979年以来の最高記録2014年3月:309万b/d(南260、北49)2014年4月:306万b/d(南264、北43)2月以降減少するも、300万代を維持3イラクの原油輸出量*クルド地域を除く2014年2月:280万b/d(うち南部251万) 過去35年間で最高2014年3月:240万b/d(うち南部237万)2014年4月:251万b/d(うち南部251万b/d)北部からの輸出ゼロに2014年5月(速報値):258.2万b/d(うち南部258.2万)北部輸出がゼロに3月2日の襲撃でイラク・トルコ間パイプラインが稼働停止2月29万b/d3月2.4万b/d(2006年以来最低)4月0b/d5月末P/Lの修復作業開始数週間内に復旧?4SISとは?イラクとシャームのイスラーム国(ISIS:Islamic?State?in?Iraq?and?al‐Sham)「イラクとシリアのイスラーム国」や「イラクとレバントのイスラーム国(ISIL)」とも呼ぶ組織の変遷:2004年頭ザルカーウィー、「タウヒードとジハード団」設立同年10月ビン・ラーディンへの忠誠表明 「イラクのアルカーイダ」と改称2006年1月 諸派と連合し「イラクのムジャーヒドゥーンの諮問評議会」と改称2013年4月 ヌスラ戦線と統合し「イラクとシャームのイスラーム国」と改称2014年2月 アルカーイダと決別活動目的:イラク・シリアに跨るスンナ派イスラーム国家の樹立スンナ派部族民やサッダーム政権時代の元軍人などによって構成される組織の規模:イラク国内のISIS戦闘員数は少なくとも4千~8千名と見られるイラク中央軍と比べ圧倒的に劣るが・・・イラク中央軍の脆弱性が改めて露呈5ISISの動向タルアファル6月15日に一部占拠6月10日に制圧6月12日以降KRG軍が掌握17日、近郊の町にてISISを撃退1月~:ファルージャ制圧6月6日:モースルで治安部隊と衝突(ISIS側500~800名)→イラク軍兵士は武器を捨て敗走6月9日:西岸の空港・県庁舎を占拠6月10日:モースル制圧トルコに続く主要な高速道を抑える→ベイジ製油所(23万b/d)を包囲→17日に稼働停止18日に再度襲撃6月11日に制圧バアクーバ6月17日にイラク軍と衝突1月に制圧北部輸出ルートの要6月11日:ティクリート制圧6月12日:サマッラ―を包囲→以降、南下の動きが一時停滞6月15日:タルアファルを一部占拠6月17日:バアクーバに進撃(首都から北東に60キロ)←イラク軍と衝突ペシュメルガ(KRG自衛軍)の動きキルクークに進軍、事実上の支配下に→キルクークに繋がるP/Lを建設→北部油田の帰属問題を巡り中央政府との対立が激化する恐れ6^ルアファルモースルベイジサマッラバアクーババグダード現在のところ南部の生産は通常どおりバスラ各国政府機関及び企業の動向米大使館:自国民支援のために米兵300名弱を派遣→一部館員が退去トルコ総領事館(バスラ):館員が退避ExxonMobil(西クルナ1):駐在員の一部が退避?(公式発表なし)BP(ルメイラ):駐在人数を最低限にPetroChina(ルメイラ、ハルファヤ):一部スタッフが避難CNOOC(ミサン):非常事態対処計画の準備Eni(ズベイル):状況を看視Lukoil(西クルナ2):警備体制を強化Gazprom?Neft(バドラ):非常事態対処計画の準備7ISISの今後の動きは?→ISISが更に南下する可能性?南部油田への影響は?ISIS:「バグダード、そしてシーア派の聖地ナジャフとカルバラーに進軍せよ」しかし、南部は治安部隊及び石油警察の守りが固い上に、各地のシーア派民兵組織が応戦することは必至→南部制圧は困難を極める(今後の懸念)ISISが西北からの物流経路を切断→バグダードの都市機能に影響?米国:ペルシア湾に空母派遣。地上軍の派遣は否定するも、空爆の可能性を示唆↑イラク政府が空爆による支援を要請?イラン:ロウハニ大統領「シーア派の聖地は何としてでも防衛する」(18日)?サウジ:サウード外相「イラクの内政に干渉すべきではない」(18日)北部からの輸出は3月以降停止しているため、ISISがバグダードより北に留まる限りにおいては、世界の原油市場に与える影響は限定的8
地域1 中東
国1 イラク
地域2
国2
地域3
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地域4
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地域5
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地域6
国6
地域7
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地域8
国8
地域9
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地域10
国10
国・地域 中東,イラク
2014/06/20 増野 伊登
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