ページ番号1007264 更新日 平成30年2月16日

アルジェリア:新ライセンスラウンドは不調に終わったのか?

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レポートID 1007264
作成日 2014-10-24 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 基礎情報探鉱開発
著者 増野 伊登
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年度 2014
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 2014/10/24アルジェリア:新ライセンスラウンドは不調に終わったのか?2014年10月23日(木)調査部 増野 伊登1今日お話しすること●アルジェリア概要●ライセンスラウンドの結果●シェールガスのポテンシャル●イナメナス・ガス田、フル生産開始に向けた動き●第4期ブーテフリカ政権における注目点21014/10/242資源国としてのアルジェリア?LNGの商業的輸出を世界に先駆けて実施?天然ガス:確認埋蔵量世界第10位、生産量第9位石油:確認埋蔵量世界第17位、生産量第18位(2014年BP統計)?近年、生産量の伸び悩みに直面原油千b/d2,5002,0001,5001,0005000生産量消費量2014年BP統計を基に作成3201320102007200420011998199519921989198619831980197719741971196819652012201020082006200420022000199819961994199219901988198619841982198019781976197419721970天然ガスBcm1009080706050403020100欧州向け主要ガス輸出国だったが・・・設備の老朽化、生産減、国内需要の上昇→欧州LNG輸入量全体に占める割合は減少(2003年66%、2008年39%、2013年26%)*2014年BP統計→2013年の貿易黒字額は前年から半減(111億ドル)パイプラインによるガス輸出量(2013年)LNG輸出量(2013年)アフリカ11%欧州その他7%3.2 bcm2 bcm11.4 bcmスペイン41%韓国日本アジア太平洋その他ブラジルインド中国欧州その他イギリス11.4 bcmイタリア41%3.8 bcm5.3 bcmフランス輸出量合計トルコ28Bcm3.2 bcm輸出量合計14.9Bcm2014年BP統計を基に作成スペイン2014年BP統計を基に作成4蛯ネ活動中企業の顔触れ2014/10/245新ライセンスラウンドの概要?炭化水素法改正(2013年)後初となるライセンスラウンド?全31鉱区が入札対象(南西部17、北部5、中部9か所)→内17鉱区に非在来型資源のポテンシャル?多くが辺境地/未開発地域に位置?沖合鉱区(地中海沿岸)は含まず?2度の延期を経て2014年9月30日に入札を実施(契約文書への署名は10月29日を予定)入札対象鉱区(黄色の部分)63014/10/24落札されたのは4鉱区(31鉱区中)入札説明会(2014年3月3日)には、BP、Chevron、Total、Statoil、Shell、Eni、OMV、GDFSuez、Anadarko、Repsol、Cepsa、Talisman、Petroceltic、ONGCなどE&P企業50社、約150名が出席?欧米大手企業、入札参加への積極姿勢見られず(注)下線の企業は既得権益組?アジア勢(インドやアジアのNOC、中国の中小企業)の動向に注目が集まっていたが・・・既参入組のStatoil、Repsol、Enelのほか、以前よりシェール資源開発に意欲見せていたShell*や、DragonOil(UAE)が計4鉱区を獲得* 2012年、Sonatrachとシェールガス開発(対象地域は中部Mouydir堆積盆)に関するMoUを締結。共同調査は2013年後半に完了?シェールガス共同評価作業に関する合意を結んでいるEni、BP、Anadarko、Talismanによる落札はなし7落札された鉱区の位置(黄色部分が入札対象鉱区)イナメナスアルジェリア・エネルギー鉱物資源省公開資料を基に作成BoughezoulRepsol* 25%、Shell 24%、Sonatrach51%TimissitStatoil* 30%、Shell 19%、Sonatrach51%Tinrhert NordDragon Oil*(UAE)70%、Enel30%MsariAkabliEnel* 70%、Dragon Oil30%*はオペレーター84014/10/24(参考資料)対象鉱区一覧9105なぜ4鉱区しか落札されなかったのか?開発案件の多くが東部に集中→西部フロンティアはインフラが未整備水の確保も課題炭化水素法改正(2013)①非在来型資源②インフラ不足地③沖合鉱区→有利な税制を導入しかし、●税制の改善は限定的●採算が合うほどのポテンシャルはない?外資の関心集まらず014/10/24Shellも注目するアルジェリアのシェール資源EIAによるシェールガス技術的回収可能資源量の世界ランキング707Tcf(約20Tcm)Tcf120010008006004002000EIA2013年報告書を基に作成2014年6月、Sonatrachは2018年までの1,000億ドル規模の投資計画(420億ドルを探鉱に充当)を発表?2020年までにシェールガス探鉱を本格始動?2022年までに生産開始?2025年までに353Bcf(10Bcm)を生産11126Vェールガス:有望視される地域Bechar堆積盆Timimoun堆積盆Ahnet堆積盆2014/10/24Berkine堆積盆Illizi堆積盆各種資料を基にJOGMEC作成13入札以外の注目すべき動き?イタリア2014年6月、Eniは中部3鉱区(El Guefoul、Tinerkouk、Terfas)の評価作業に関する随契を締結(期限は2年間)→シェールガスをはじめ非在来型の開発に関心あり?スペイン2014年4月、スペイン外相が訪ア。ガス輸入量拡大に関して協議(スペインのガス輸入量全体の50%を供給)→ウクライナ問題の顕在化で、アルジェリアへの期待が高まる?US6月1日、訪ア中の米エネルギー省長官Ernest Monizがユースフィー・エネルギー大臣と会談。「米企業はアルジェリアのシェールガス及びタイトオイルの開発に関心を持っている」と発言147Cナメナス・ガス田:フル生産に向けた動き?2014年6月、暫定措置として、Statoilの一部人員(10名)がイナメナス・ガス田に復帰?9月1日、Statoilは、「必要な安全対策がすべて実行に移されていることを確認した」とし、同社とBPが人員を復帰させ、通常操業の再開を決定したと発表。→数か月以内にフル生産状態に回復する予定(現在第1・2トレインが稼働可能、第3トレインは修復工事中)9月30日の入札会でShell、Statoil、Enelが東部国境付近の鉱区獲得今後の展望は???インフラの不足など課題は残るも、探鉱開発事業が順調に進展すれば、外資を更に呼び込むことが期待される15洋上鉱区★ユースフィー大臣(2014年6月):探鉱掘削は2014年後半~2015年初めに開始予定★CGG Veritas(仏)による3D震探は9月中旬完了予定アルジェリアが独自でリグを調達できるか?→実現性危ぶまれるTimimounガス田(Total、CEPSA)★Total:「生産開始は2017年第1四半期」★目標生産量4.4MMcm/d★2014年2月、Samsung Engineeringはガス処理施設(177MMcm/d)建設にかかるEPC契約を締結★180kmのパイプライン建設を含め、2017年までの完成を目指すRegganeNordガス田(Repsol、RWE Dea、Edison)★Petrofac(英)が処理設備建設(283MMcf/d)を受注★生産開始予定:2017年夏★12年間に亘り8MMcm/dAhnetタイトガス田(Total)★2014年10月、ほぼ4年に及ぶ契約締結交渉の末、Totalは撤退を決定★生産開始すれば少なくとも4bcm/yを産出Hassi Messaoud油田★国内最大規模の油田★Tecnicas Reunidas、増進回収事業のFEEDを受注★現状40万b/dを2018年までに75万b/d増加させたいTinrhertガス田★Dragon OilとEnel、入札で権益獲得★Tecnicas Reunidas、ガス処理施設/パイプラインのFEED案件を受注★Sonatrach:2016年14MMcm/d、2017年24MMcm/dE&P案件の進捗状況Rhourde el-Baguel油田★Tecnicas Reunidas、LPGユニット(在来型ガス20MMcm/dを処理)のFEEDを受注El Merk油田(Anadarko)★2013年3月生産開始★ユースフィー大臣(2014年4月):現生産量(原油8.51万b/d、コンデンセート1.5万b/d)が今後6年間にわたって維持される見込みと発言ElAsselブロック(Gazprom)★2014年10月、RSHN-1探鉱井にて8.5cm/hの軽質油と7,930cm/hのガスを得たと発表GassiTouilタイトガス田★新生産設備が2013年に完成★生産量は目標値12MMcm/d達成AinTsilaガス田(Petroceltic、Enel)★回収可能資源量はガス2.1tcf、コンデンセート・LPG1億7500万バレル★生産開始予定(ガス):2017年第3四半期★最大生産量は0.35bcf/dと見られ16、14年間は同量を維持する見込み2014/10/248?4期ブーテフリカ政権における注目点?大統領(77歳)の健康問題後継者選定に向けた動き?政府内部の権力抗争、軍部・諜報機関(や野党勢力)との対立→治安体制の強化に直接影響→ゼルギンSonatrach総裁の突然の解任(7月)?経済の立て直し→「新5か年計画(2015-2019)」(2,620億ドル)で投資を促進、石油・ガス資源への依存からの脱却=経済の多様化172014/10/249
地域1 アフリカ
国1 アルジェリア
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アフリカ,アルジェリア
2014/10/24 増野 伊登
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