ページ番号1007353 更新日 平成30年2月16日

ブラジルの探鉱・開発動向~Petrobras新5カ年計画とプレソルト開発法改正~

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レポートID 1007353
作成日 2016-10-21 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 企業探鉱開発
著者 舩木 弥和子
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年度 2016
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ ブラジルの探鉱・開発動向~Petrobras新5カ年計画とプレソルト開発法改正~2016年10月20日調査部舩木 弥和子1{日の内容●Petrobrasの新5カ年計画BMP2017-21●プレソルト開発法改正●ローカルコンテンツ2etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21BMP2016-20は発表せず、BMP2017-21を早期発表Petrobras5カ年計画の発表時期特記事項5ヵ年計画2006-102007-112008-122009-132010-142011-152012-162013-172014-182015-192017-21BMP=Business & Management Plan発表時期2005年8月 2005年7月、Gabrielli氏CEO就任2006年7月 2006年、Santos盆地プレソルトでTupi(Lula)油田発見2007年8月 2007年11月、Lula油田の規模を発表2009年1月2010年6月2011年7月2012年6月 2012年2月、Foster氏CEO就任2013年3月2014年2月 2014年3月、Petrobrasをめぐる汚職問題浮上2015年6月 2015年2月、Bendine氏CEO就任。10月、2016年1月、修正2016年9月 2016年5月、Parente氏CEO就任。BMP2016-20は発表せず2011年まではBusiness Plan(BP)(各種資料より作成)3etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21投資額:BMP2015-19(2016/1修正)より25%引き下げPetrobras5カ年計画投資額推移(単位:億ドル)43%減25%減(Petrobrasホームページ等より作成)4etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21大水深(特にプレソルト)の生産、開発に重点◎探鉱・生産部門への投資額 606億ドル◎総投資額に占める探鉱・生産部門投資額の割合は微増◎探鉱・開発・生産投資の66%、348億ドルがプレソルト向けBMP2017-21投資額内訳探鉱・生産部門への投資額内訳(出所:Petrobrasホームページ)5etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-212020年のブラジル国内石油生産目標変更無しPetrobrasの生産目標ブラジル国内石油生産目標(出所:Petrobrasホームページ)2017年:207万b/d(BMP2015-19の230万b/dより10%削減2016年の生産目標214.5万b/dより3.5%削減)2020年:270万b/d(BMP2015-19(2016/1修正)と同量)6etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21パートナーシップを組み、Campos生産減退に対処●生産減退ペース鈍化のため、石油会社やサービス会社と戦略的パートナーシップを組む◎StatoilとJVを組み探鉱・開発を実施することについてMOU締結(8月末)共同でCampos Basinの老朽化油田の生産減退を食い止めることを計画、協議◎Galpと協力関係を強化することでMOU締結(10月)●老朽化生産設備を新規のものに交換⇒操業コスト削減、効率向上(出所:Petrobrasホームページ)7etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21プレソルト 効率改善、生産性向上で生産目標維持Santos Basinプレソルトの効率向上生産コスト:2014年$14.6/b、2015年$12/b2016年$11/b、2017~21年$9.6/b(出所:Petrobrasホームページ)8etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-212017~21年に新規設備19基が生産開始Petrobrasが2017~2021年に生産開始を予定する生産設備(出所:Petrobrasホームページ)9etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21生産設備のやりくりで生産開始の遅れは1年以内に油田、生産設備の生産開始予定年①BMP2015-19BMP2017-21油田、生産設備Lula AltoLula CentralLula SulBuziosⅠLapaLula NorteBuziosⅡLula Ext. Sule ToRSulde Lula Lula OesteBuziosⅢIaraHorst(Atapu)TartarugaVerde and MesticaBuziosⅣNE de Tupi(Sepia)Deep Water ESBMP2014-182016201620162016201620162016201720172017201720172017201820181つ前の5ヵ年計画より生産開始1年遅れ20162016201720172016201820192017202020172018201720192019―〈2016〉〈2016〉20172018〈2016〉201720182018―20182019201720192020―(Petrobrasホームページ等より作成)1年前倒し2年遅れ10〈2016〉2016年生産開始3年遅れetrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21生産開始が早まる油田も油田、生産設備の生産開始予定年②BMP2015-19BMP2017-21(Petrobrasホームページ等より作成)1年前倒し2年遅れ113年遅れ油田、生産設備IaraNW(Belbigao/Sururu)MarlimⅠRevitalizationDeep Water ⅠSESulPqBaleiasMarombaⅠCarcaraEntornode IaraJupiterBuziosⅤEspadarteⅢDeep Water ⅡSEMarlimⅡRevitalizationLibraFlorim(ITAPU)TLD de LibraLibraZ NWBMP2014-1820182018201820182018201820182019201920202020202020202020――1つ前の5ヵ年計画より生産開始1年遅れ20192019――――2018―2019―――2020―2016―20182020―2021――――2020――20212020202120172021etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-21生産目標:2017年は達成可能 それ以降は難しい?●資産売却及び資機材到着の遅れは2017年だけではないローカルコンテンツや汚職問題で資機材納入は遅れがちBMP2017-21の新規生産設備19基のうち入札済み11基上流の資産売却も進む見通し●投資額削減に対し生産設備の削減が少ないPetrobras5カ年計画投資額と新規生産設備探鉱・生産部門への投資額(億ドル)2016~20年生産開始予定の生産設備5カ年計画BMP2014-18BMP2015-19BMP2017-21総投資額(億ドル)2206130374141%減43%減1539108660629%減44%減292019*31%減5%減(Petrobrasホームページ等より作成*2017~21年生産開始予定の生産設備)12etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-212017~18年の資産売却目標195億ドル●バイオ燃料生産、LPG供給、肥料生産、石油化学部門等の事業から撤退⇒これらの資産が売却対象に●ブラジル国内の有望な油・ガス田の権益を売却せざるをえなくなるだろうとの見方が強い⇒プレソルトエリア内の鉱区権益も売却対象に◎Santos Basin、BM-S-8鉱区(Carcara油田)の権益66%をStatoilに25億ドルで売却(2016年7月)◎Tartaruga Verde油田の権益50%売却についてKaroonGasと協議中13etrobrasの新5カ年計画 BMP2017-212015~16年は資産売却目標151億ドルの6割強達成時期2015/42015/102016/12016/42016/62016/62016/72016/72016/72016/72016/72016/82016/92016/102016/10資産売却内容アルゼンチン資産をアルゼンチン企業CGCに1億100万ドルで売却すると発表子会社Gaspetroの株式49%を5.5億ドルで売却する契約を三井物産と締結石化部門子会社Braskemの株式36%を14億ドルで売却することを計画陸上成熟油田の約20%を売却する計画。生産量は合計で3.5~4万b/dGuanabara Bay及びCearaのLNG受入ターミナルを売却するため入札手続き開始LPG部門子会社LiquigasDistribuidoraSA売却のため入札を実施北東部浅海の生産中鉱区を売却する計画。生産量は合計で1.3万b/dPetrobras Chile DistribucionをSouthern Crossに4億6400万ドルで売却することで売買契約締結Petrobras Argentina 株式67.19% をPampa Energiaに8.97億ドルで売却Alpekと石油化学部門PetroquimicaSuape及びCitepeの持ち分売却交渉開始Santos Basin、BM-S-8鉱区の権益66%をStatoilに25億ドルで売却子会社Petrobras Distribuidoraの議決権付株式の51%売却を計画Brookfield Asset Managementとガスパイプライン部門子会社Nova Transportadorado Sudeste株式の90%を52億ドルで売却することで合意成立Bauna油田の権益100%とTartarugaVerde油田の権益50% 売却についてKaroonGasと交渉中子会社南西石油を太陽石油に1億2,930万ドルで売却することで合意は売却決定案件(各種資料より作成)14vレソルト開発法改正Petrobrasの負担軽減2010年制定のプレソルト開発法:Petrobrasはプレソルトエリア内の全ての新規鉱区でオペレーターを務め、権益の最低30%を保有今回の改正:Petrobrasは国家エネルギー政策審議会からの通達後30日以内に、プレソルトエリア内新規鉱区の探鉱・開発に参加するか否かを選択できるすなわち●Petrobrasはプレソルトの全ての新規鉱区に参入可能だが、参入義務はなくなる●Petrobrasの経営難によるプレソルトの油田開発停滞を避けられる15vレソルト開発法改正2017年にはプレソルトの入札を実施の周辺鉱区が入札予定鉱区(各種資料より作成)16vレソルト開発法改正ユニタイゼーションの規則策定を急ぐ●政府はコンセッション契約とPS契約の鉱区のユニタイゼーションに関する規則を策定中◎Carcara油田の55%はBM-S-8 鉱区外開発を行なうにはユニタイゼーションを行なう必要がある◎2017年中ごろ実施予定のプレソルトエリア内の鉱区を対象とする入札に間に合うように2016年末までに完成させる予定17香[カルコンテンツは緩和の方向●石油産業発展とともに国内産業の振興を図ろうと1999年よりローカルコンテンツ導入●Lula政権下で国内調達比率高まる●Libra油田パイロット生産用のFPSOの入札◎Petrobras はこの入札を実施したが、提示価格が高すぎたためキャンセル◎同プロジェクトのローカルコンテンツを引き下げ部分的に国外で建造することにANPが合意◎再度入札手続き開始(2016年10月)⇒ローカルコンテンツ緩和につながる可能性18ィわりにブラジル探鉱・開発の見通しPetrobras投資額削減ブラジル人員削減資産売却メジャー等資産取得生産伸び悩み減少債務削減健全な成長プレソルト開発法改正ローカルコンテンツ緩和生産増加中長期的に生産増加探鉱停滞原油価格低迷Temer政権成立生産伸び悩み減少外資導入のため規制変更ライセンスラウンドを頻繁に実施19
地域1 中南米
国1 ブラジル
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 中南米,ブラジル
2016/10/21 舩木 弥和子
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