ページ番号1000215 更新日 平成30年2月16日

アタカ油田あたかゆでん
英語表記
Attaka oilfield
分野
油・ガス田

インドネシア・東カリマンタン州、バリクパパンの北東方約 150km 、マハカム川河口三角州の沖合(水深 55m)に位置する油田。
米国の UNOCAL 社によって 1970 年に発見され、1972 年に生産が開始された。海上施設はプラットホーム 9 基。生産された油は海底パイプラインでサンタン基地(陸上)へ送られ、SBM(一点係留ブイ)経由で出荷される。わが国の国際石油開発 (株) が 50 %の権益を持つ。  
地質区としてはマハカム・デルタ盆地に属し、集油形態は背斜構造、集油面積は約 37 km2。産油層は第三紀中新世および鮮新世の砂岩(多層)で、深さは 660~3,050m 。原油性状は、比重 42.4°API 、イオウ分 0.05 %、流動点- 7.5 ℃、ワックス分 1.4 %。発見当時に発表された究極可採埋蔵量は 5.5 億バレルであったが、累計生産量はすでにこれを上回っている。
2004 年の生産量は、原油約 12,000 バレル/日、ガス 7,000 万立方フィート/日、また同年末における累計生産量は、油約 6 億 5,000 万バレルと公表されている。

主文献“Giant Fields 1968-78”(1980)、『東南アジアの石油産業』(1981)、『世界の大油田』(1984)、『石油地質・探鉱用語集』(1989)、『石油・天然ガス資源の未来を拓く』(2004)
(齊藤 隆、2006 年 3 月)