ページ番号1000235 更新日 平成30年2月16日

アラブ石油会議あらぶせきゆかいぎ
英語表記
Arab Oil Congress
略語
AOC
分野
その他

国際石油会社に対する産油諸国の意思を統一し、産油諸国の石油政策を調整する国際機構を樹立することは、1945年のアラブ連盟創立以来の課題であったが、国際石油会社による原油公示価格の相次ぐ引下げを契機にこうした動きが急速に具体化、アラブ連盟経済委員会の主宰による第 1 回アラブ石油会議が 1959 年 4 月、カイロで開催された。この会議には非アラブの石油大国、ベネズエラとイランの代表もオブザーバーとして招かれ、73 件の提出論文を素材に石油産業にかかわる重要な諸問題が討議された。アラブ石油会議の最大の歴史的意義は、その舞台裏でベネズエラとサウジアラビアなどの主導の下に OPEC(石油輸出国機構)創設の下準備がなされたことにある。その後 OAPEC(アラブ石油輸出国機構)や GCC(湾岸協力評議会)など産油諸国の共同機構が相次ぎ設立されたのに伴い、アラブ石油会議の意思はこれら諸組織に継承され、その歴史的使命を終えたといえる。