ページ番号1000271 更新日 平成30年2月16日

易動度いどうど
英語表記
mobility
分野
その他

易動度とは孔隙{こうげき}中を移動するある流体の流れやすさを示す指標で、油層岩のその流体に対する有効浸透率と液体の粘度の比で表す。
水攻法あるいは EOR(増進回収法)においては、圧入流体とこれに掃攻される油の相対的な易動度(易動度比 mobility ratio)が掃攻率に大きく影響する。易動度比は、圧入流体(水攻法では圧入水)が浸入した部分における圧入流体の易動度と、圧入流体の浸入しない部分における油の易動度の比として定義される。易動度比が 1 より大きい場合には、押し出す水と押し出される油が不規則に混じり合ういわゆるフィンガリング現象を生じ、掃攻率が低下する。この対策として、高粘度のポリマー溶液などを用いた圧入流体の粘度を上げるモビリティ・コントロール(mobility control)がある。