ページ番号1000276 更新日 平成30年2月16日

イメージング検層いめーじんぐけんそう
英語表記
imaging log
同義語
イメージング・ツール [ いめーじんぐつーる ]
分野
その他

坑井内地層の情報を画像化して示すことができる検層のこと。
坑井内でデータを取得する検層測定機器から地上データ取得システムへのデータ伝送速度が飛躍的に高まり、現在のデジタル・テレメトリー・システム(Digital Telemetry System:DTS)は660kbpsの伝送速度を有している。このことによって、坑井内地層の情報を多量に取得し地上に送信でき、坑井地層の情報をポイント・データから面的そして3次元的に取得できるようになり、坑井情報を画像化して示すことができる。このイメージング検層の代表的なものとして、Array Induction Imager Tool(AIT*)、Borehole Televiewer(BHTV)、Dipole Shear Sonic Imager(DSI*)、Fullbore Formation MicroImager(FMI*)、Ultrasonic Borehole Imager(UBI*)などがある。
*:Schlumberger社の商標
図にFMI検層記録の一例を示す。

図:イメージング検層の一つであるFMIの例
イメージング検層の一つであるFMIの例
出所:Schlumberger(1995)

地層の比抵抗の変化をカラーコードで示してあり、比抵抗の高い部分を白色、その低い部分を暗褐色とし、その間の変化を中間調表示で示している。横軸は坑壁面の方位で、0度(北位、図の左側)から90度(東位)、180度(南位、図の中央部)、270度(西位)、そして360度(北位、図の右側)と示してあり、比抵抗変化のイベントの方向の情報、テクスチャー、岩相などを知ることができる。図の上方に見える暗褐色の両側に対称な線状のイベントは孔隙のあるフラクチャーであり、中央の白色の双曲線状のイベントは、充填されたフラクチャーである。
(齋藤 克栄、2008 年 2月)