ページ番号1000278 更新日 平成30年2月16日

磐城沖ガス田いわきおきがすでん
英語表記
Iwaki-oki gas field
分野
油・ガス田

福島県双葉郡楢葉町の沖合約 40km の陸棚(水深 154m )に位置するガス田。
帝国石油(株) とエッソ社の共同事業として、1973 年 11 月に発見され、1984 年 7 月に生産が開始された。操業会社は帝国石油株の子会社である磐城沖石油開発(株) 。海上の施設はプラットホーム 1 基。生産されたガスは海底パイプライン(外径 324mm 、長さ 41km )で楢葉町に建設されたガス処理プラントに送られ、ガスは同プラントに隣接する東京電力(株) 広野火力発電所に燃料として販売されている。
地質区としては阿武隈沖盆地に属し、集ガス形態は背斜構造。主ガス層は第三紀漸新世~中新世の砂岩(3 枚)で、深さは 2,000~2,100m である。究極可採埋蔵量は 35~55 億 m3 と見積もられている。
2002 年の生産量は、ガス 55.2 万 m3/日(1,950 万立方フィート/日)、コンデンセート 7kL/日(44 b/d )、同年末の累計生産量は、ガス 47 億 6,300 万 m3 (1,680 億立方フィート)、コンデンセート 6.2 万 kL(39 万 bbl)と公表されている。

主文献『石油地質・探鉱用語集』(1989)、『日本の海洋石油開発』(1990)、磐城沖石油開発(株) のパンフレット、『石油・天然ガス資源に未来を拓く』(2004)
(齊藤 隆、2006 年 3 月)