英国エネルギー省。
同省は省エネルギー、新エネルギー資源の開発を含むエネルギー全般にわたる諸問題に対処するためのエネルギー政策の策定・推進を行うとともに、石炭、ガス、電力などの国営企業、原子力エネルギー機関、BNOC と政府との関係を調整することを目的として 1974 年に設立された(ただし BNOC はその後に設立された国営企業で、1985 年 12 月に解体された）。
同省の主な機能は、(1) 原子力エネルギーの推進全般に対する管轄、(2) 英国大陸棚における石油・ガスの開発並びに英国を含む世界中の大陸棚の開発に従事する英国石油企業の能力開発、(3) 石炭庁（National Coal Board）を中心とする石炭行政全般、(4) 電力会社に対する指導、など英国エネルギー行政全般に及んでいる。