ページ番号1000362 更新日 平成30年2月16日
オイル・スポットおいる すぽっと
- 英語表記
- oil spot
- 分野
- その他
オイル・スポットとは、抑留されているパイプの周囲に潤滑性を与え、泥壁をオイル・ウェットにする作用を持つ界面活性剤を添加した軽油を放置することをいう。
オイル・スポットにより、油漬けとなった抑留パイプは、差圧および抑留係数が小さくなるとともに、泥壁が収縮してパイプと泥壁の接触面積が小さくなり、離脱するかまたは離脱が容易な状態になる。オイル・スポット用の界面活性剤は、泥壁をオイル・ウェットにしてマイクロフィッシャーを作り、泥壁を収縮させる機能をもち、パイプと泥壁との間に油が浸透して摩擦を軽減させる。しかし、泥壁をも破壊するおそれがあるので、混合割合に注意しなければならない。