ページ番号1000437 更新日 平成30年2月16日

加鉛効果かえんこうか
英語表記
lead susceptibility
分野
その他

ガソリンにアンチノック剤として四アルキル鉛を加えた場合のオクタン価の上昇度合いをいう。また、加鉛量とオクタン価との関係をグラフにしたものを加鉛効果図表といい、これによってあるオクタン価にするために必要な加鉛量を知ることができる。ガソリンの加鉛効果は、炭化水素の種類、沸点、硫黄分によって大きく変わり、測定条件によっても若干異なる。加鉛効果はパラフィンでは大きいが、オレフィンやナフテンでは小さく、芳香族では極めて小さい。したがって、天然ガソリンや直留ガソリンのようにパラフィン分が多いガソリンでは非常に効果があるが、改質ガソリンや分解ガソリンのように芳香族分の多いガソリンでは効果が小さい。また、一般に低沸点留分の方が効果が大きい。硫黄の影響はその種類により異なり、ガソリンの中に微量含んでいても著しく効果を妨げるものもある。影響の大きいものはメルカプタンや硫化物で、遊離硫黄やチオフェンはあまり影響しないといわれる。