ページ番号1000513 更新日 平成30年2月16日

ガルファクス油田がるふぁくすゆでん
英語表記
Gullfaks oilfield
分野
油・ガス田

ノルウェー南西部、ベルゲンの北西方約 200km のノルウェー領北海北部(水深 135 ~ 220m )に位置する、同国の代表的油田の一つ。
スタットオイル社により 1978 年に発見され、海底生産施設を設置して 1986 年に生産が開始された。その後 3 基のプラットホームが建設され、1990 年に本格生産に入った。生産された原油は油田で直接タンカーに船積みされ、ガスはパイプラインでドイツのエムデン基地に送られてヨーロッパ市場に販売される。
地質区としては、北海盆地(リフト盆地)内のバイキング地溝に属し、集油形態は不整合と断層の複合トラップ、集油面積は約 51km2 。油層はジュラ紀のブレント層群、クック層およびスタットフィヨルド層の砂岩で、深さは 1,740 ~ 2,090m 。究極可採埋蔵量は、油が 12 ~ 14.5 億バレル、ガスが約 0.6 兆立方フィートと見積もられている。原油性状は、比重 29.3°API 、イオウ分 0.2 %。
産油量は、生産開始当初は 60 万バレル/日を超えていたが、1990 年代後半には半減して 30 万バレル/日台に、2000 年以降は 15 ~ 20 万バレル/日にまで減退している模様。これまでの生産推移から見て、累計生産量は上記究極可採埋蔵量の半分程度と推定される。

主文献『石油地質・探鉱用語集』(1989) “Structural Traps VI”(1992)、“Giant Fields 1978-1988”(1992)、『北海油田-30年の軌跡-』(2000)
(齊藤 隆、2006 年 8 月)