ページ番号1000559 更新日 平成30年2月16日

擬似音響インピーダンス・ログぎじおんきょういんぴーだんす ろぐ
英語表記
pseudoacoustic impedance log
分野
その他

反射地震記録から計算される音響インピーダンス記録のこと。
音響インピーダンスとはρ・V、つまり地層の密度と地震波速度の積である。一方、反射地震記録は反射係数を表したものである。反射地震記録に対してある種の計算を施すと、反射係数から音響インピーダンスを導くことができる。地層の密度変化と速度変化は近似的に比例すると見なせることから、音響インピーダンスそのものを地層速度の情報と見なして差し支えない場合が多い。したがって、擬似音響インピーダンス・ログが得られるということは、反射記録の長い測線に沿って、あたかも多数の速度検層ログが得られることと同等の意味がある。この意味で擬似速度検層ログと呼ぶこともある。このようにして得た地下の連続的な速度分布は、岩相の追跡とか油・ガス層の広がりを知るための指標として極めて重要である。ただし、擬似音響インピーダンス・ログを正しく求めるには、坑井で実際に得た各種検層記録との十分な照合をしなくてはならない。照合すべき井戸数が多いほどその精度が上がる。さらに、反射地震記録に対して適切なデータ処理が施され、正しく反射係数に比例した記録が得られていることも重要な前提条件である。