ページ番号1000618 更新日 平成30年2月16日

軽油けいゆ
英語表記
gas oil
同義語
ガス・オイル [ がす おいる ] ディーゼル・オイル [ でぃーぜる おいる ]
分野
製品

原油蒸留の際、灯油留分の次に留出する無色ないし蛍光色を帯びた茶褐色の油で、比重が 0.805 ~ 0.850 、沸点範囲が 180 ~ 350 ℃程度の石油製品である。
軽油の名は重油に対応して付けられたものである。軽油の用途は、自動車、鉄道、船舶用のディーゼル燃料が大部分であるが、窯業、鉄鋼用の燃料あるいは電力用補助燃料としても使用されている。そのため、現行の日本工業規格(JIS)に規定されている軽油の品質はディーゼル燃料油としての品質を保証し、他の用途に対する品質はこれに含まれているということで考えられている。ディーゼル用軽油としての要求性状は、(1) 始動、燃焼を順調に行うため着火性の良いこと、すなわちセタン価が高いこと、(2) 燃焼を均一に行うために噴霧を良くすることが必要である。そのため、燃料中に不純物を含まず、かつ、粘度が適当であること、(3) 不完全燃焼による炭素の生成を防止するため、アスファルトなどの高沸点留分が少ないことなどである。