自然電位検層のカーブにおいて、ある区間で一定の最大値のこと。
この部分は頁岩層を示すと考えられ、一方、最小値はsand baselineあるいはサンド・ライン(sand line)と呼び、砂岩層を示しているとしている(図を参照)。これらの値を基に、油層となり得る区間の認定や、区間ごとの頁岩含有率の推定をすることができる。
図:検層記録

検層記録の左のトラック上の自然電位カーブにSand Lineと
Shale Lineが示されている。
出所:Schlumberger (1989)による
(齋藤 克栄、2008 年 2月)