ページ番号1000863 更新日 平成30年2月16日

試掘成功率しくつせいこうりつ
英語表記
success ratio of exploratory drilling / success ratio of new-field wildcat
同義語
success ratio of new-field wildcat
分野
その他

試掘の総数に対し、石油またはガスの産出に成功した坑井の比率である。
試掘という場合、新地域試掘(new-field wildcat)のみを指す場合と、広義のあらゆるタイプの探鉱目的のための掘削を含む探鉱井(exploratory well)全体をいう場合とがある。一般に試掘成功率をいう場合は狭義の成功率をいう場合が多い。ところで、米国における試掘成功率の歴史的推移をみると、表のように、1946 ~ 1975 年の 30 年間は、試掘成功率に特に目立った進展はみられず、新地域での成功率は 11 %、全探鉱井の成功率は 18 ~ 20 %であった。ところが、1970 年代半ばより顕著な発展がみられるようになり、今日では新地域で 17 ~ 18 %台、全探鉱井では 28 ~ 30 %と安定している。これは原油価格の上昇期と一致しているところから考えて、従来なら不成功井として放棄されていた限界井の一部が、成功井に算入され得るようになったことが、一つの原因と考えられる。ところで、注意しなければならないことは、新地域発見の成功率は、必ずしも油田発見率と同じとならないことである。(→油田発見率

表 米国における試掘成功率

新地域試掘 全探鉱井
総数 成功数 総数 成功数
1946~55 55,945 6,346 11.3 105,447 20,875 19.8
1956~65 71,144 7,683 10.8 121,408 22,456 18.5
1966~75 53,953 6,033 11.2 85,405 15,511 18.2
1976 5,840 986 16.9 9,234 2,449 26.5
1977 6,101 1,004 16.5 9,961 2,686 27.0
1978 6,505 983 15.1 10,677 2,728 25.6
1979 6,413 1,162 18.1 10,484 3,624 28.8
1980 7,034 1,340 19.1 11,916 3,574 30.0
1981 8,052 1,423 17.7 15,168 4,585 30.2
1982 6,489 1,138 17.5 13,887 3,980 28.7

出所:AAPG BULLETIN より作成