ページ番号1000922 更新日 平成30年2月16日

ジオホンじおほん
英語表記
geophone
同義語
可動線輪型電磁式地震計 [ かどうせんりんがたでんじしきじしんけい ]
分野
その他

水中で使用される振動センサーのハイドロホンと区別して、陸上で使用される振動センサーはジオホンと呼ばれる。
反射法地震探査でもっとも一般的に使用されるセンサーは、地面の速度に比例した出力が得られる速度型地震計で、ジオホンまたは、受振器、受震器と呼ばれる。ジオホンのセンサーとしての物理的な構造から、可動線輪型電磁式地震計(Moving Coil type Electromagnetic Sensor)と呼ばれることもある。すなわち、磁石による磁界をバネで支持されたコイルが地面の振動による相対的運動が速度に比例した電圧出力するセンサーである。
ジオホンの仕様を決めるパラメータとしては、固有周波数、ダンピング(減衰定数)、感度がある。地震探査で使用されるジオホンでは、固有周波数:10Hz程度、ダンピング:0.7、感度:0.3V/Kine程度の仕様が一般的である。また、反射法地震探査では、表面波を抑制するためジオホンを複数個を組み合わせ(ジオホンストリングスと呼ばれる)、ジオホンアレイとして使用されることが多い。

(黒田 徹、2008 年 5月)