ページ番号1000929 更新日 平成30年2月16日

地震探鉱機じしんたんこうき
英語表記
seismic recording system
同義語
デジタル探鉱機 [ でじたるたんこうき ]
略語
探鉱機 [ たんこうき ]
分野
その他

反射法地震探査で使用されるデータ収録装置を一般に地震探鉱機または、略して探鉱機と呼称する。
探鉱を目的とした地震探査には、地震探鉱機は不可欠の装置であり、探鉱機の能力が探鉱成果を大きく左右した。そのためこのような呼び方が生まれたと言える。つまり地震探鉱機の開発の歴史は、地震探査の発展の歴史と重なるものがある。
装置は、受振器からのアナログ信号を増幅し記録するもので、古くはアナログ式の磁気テープ録音が用いられた。その後1970年代以降、デジタル化技術(A/D変換)が急速に発展しデジタル探鉱機が開発され、さらにその発展形としての(デジタル)テレメトリシステムが実現され今日に至っている。テレメトリシステムでは、受振器の近傍でA/D変換が行われ、得られたデジタルデータがセンター装置(通常観測車やドッグハウスと呼ばれる収録装置を収納した移動式車両に搭載される)まで伝送される。このため、データ伝送によるデータの劣化や変質が無く、取得データの品質が格段に向上するとともに、ケーブルや、装置の小型軽量化も図られ、3次元反射法地震探査で必須となる多チャンネル化が実現された。

(黒田 徹、2008 年 5月)